三ツ峠山
今回は200名山の三ツ峠山を登ってきました。
ヤマノススメでも取り上げられていて、登山道も複数あり、メジャー感のある山です。
三ツ峠グリーンセンターからスタートする表口登山道を選びましたが、
標高差は1000m以上。
なかなかに手強そうで、なるべくリュックを軽くして臨みました。
グリーンセンターには7時前に到着。
さくら公園や憩いの森など、上にはまだ駐車場があるので、そこまで車で
登ったほうが楽だとは思います。
紅葉の最盛期は空いていないかもしれませんが…
林道をてくてくと歩いていくと、ところどころ色づいた木々も。
林道の終着点、達磨石のゲートに到着。
山と高原地図のコースタイムより10分以上早い。
この地図のコースタイムは、山によって甘かったりシビアだったりするような…
登山道はよく整備されていて、歩きやすいです。
上り始めはまだ陽射しもあって、明るい登山道でした。
ただ、この日の天気予報は、早朝のみ晴天で、すぐに曇りになるとのこと。
山頂での展望は期待薄。
股のぞきなる看板を見つけました。
ちょうど木の股をのぞくような感じで、足元には台もありました。
さっそくのぞいてみると…
写真では光不足だったのか、どうも映りが悪かった…
股のぞきを離れて、別アングルから撮り直し。
笠雲が出ているので、やはり天気は期待できないか…山頂での展望は諦めました。
ところどころの紅葉を楽しみながら登ることにします。
まだ最盛期には遠いですが、高度を上げるごとに、色づきが増えてきます。
信仰の山だったということで、それを感じさせるものも多くありました。
山頂はNHKの放送施設があったりして、あまり霊峰という感がありませんので、
むしろ登山道のほうが色々と興味深いと思います。
高度を1500m以上まで上げてくると、色づいた木々が目立ち始めました。
屏風岩はクライミングのトレーニングをしている人でいっぱいでした。
ここを過ぎてから、三ツ峠山荘・四季楽園のどちらかに続く階段が出てきます。
より山頂に近いのは四季楽園のほうですが、どちらも結構な急階段。
山頂に行きたいので、四季楽園のほうへ進ましたが、やや荒れ気味でした。
山頂直下は登山道の工事中で、やや遠回りのルートを指示通りに進み、山頂へ。
登頂した直後に少しだけ霧が晴れていましたが、すぐに霧にまかれました。
ただ、少し待てば、切れ間がありそう…行動食を取りながら、待ってみることに。
山頂は狭いので、あまりゆっくり休憩できる感じではありません。
霧の切れ間に入ったところで、写真を取れました。
ただし、富士山はまったく見えず。
食事休憩をしっかりとりたいなら、山頂よりも山荘そばの展望地がよいと思います。
山荘のベンチ・テーブルは有料とのこと。
御坂山地の稜線も雲の中。
久々に御坂黒岳にも行ってみたいと思いましたが、紅葉の時期は選択肢が多く、
行き先を決めるのに悩みますね。
30分ほど山頂や展望地で過ごし、下山を開始。
高度を下げるごとに霧が晴れて暑くなるのは、恒例のパターンです…
グリーンセンターに戻ってきましたが、朝、出発したときと同じ駐車状況。
自分の車以外は1台しか停まっていませんでした。
こちらから登る人はすごく少ないのだろうか…?
標高差1000mということで、かなり覚悟をしていたのですが、思っていたよりも
スムーズに歩くことができました。
しばらくは紅葉の進んでいる山域をチェックする日々になりそうです。
あと、土曜日に晴天になってほしいと切に祈ります。