日向山
2018年9月の2回目の3連休は、中日のみ晴天の予報でした。
ということは、眺望の期待できる山がいいと考え、日向山に行ってきました。
この山は山域としては、どこになるのでしょう?
山梨の山のグレーディングでは南アルプス系に区分されていますが、
個人的にはちょっと離れている気もします。
ガイド本などを見る限り、家族連れで登れるハイキングコースになっていて、
少し甘く見ていました。
矢立石の登山口からは、標高差約500mでそれなりに緩いと思います。
しかし、矢立石は駐車スペースが少なく、尾白川渓谷スタートになってしまいます。
この尾白川渓谷~矢立石の標高差をすっかり見落としていました。
ここの区間は約400mなので、合計で900mの標高差。
決して楽じゃなかった…
しかも、そこそこ急な登りで、足場も一部は荒れ気味です。
矢立石まで思いのほか体力を削られ、ようやく「登山口」に到着。
ここには「10/0合目」の非情な文字が…結構な登りで足を使わされて、
まだ0合目というのは、気持ちの面でもクルものがある。
なお、この近辺は無秩序に車が停められていました。
道の端に寄せずに駐車する車もあり、右往左往する車もあり。
ちょうど舗装がなくなるところなので、2WD車がスリップ→アクセル全開で脱出
→車の腹を路面の石にこする…というコンボを起こし、目も当てられない状況も。
やはり、素直に尾白川に駐車するのがベターかもしれません。
晴れ予報にも関わらず曇天だったので、一層、気持ちも折れ気味でしたが、
このころからようやく明るくなってきました。
延々と樹林帯を歩くコースでしたが、やはり陽射しを感じられると、足取りも
楽に感じます。
雨量計が設置されているのは、登山道では初めて見た経験のように思います。
山頂に近づくと、三角点と登山道の分岐を発見。
この山は登山の山頂(目的地)と、最大高度が別々のパターンでした。
ポツンとたたずむ三角点。
ここからすぐに目的地の山頂です。
日向山は砂浜のような山頂が特徴のようで、眺望も優れているとのこと。
楽しみではあるのですが…どうにもガスっているような雰囲気。
せめてガスの切れ間くらいあるといいなぁ。
真っ白でした…( ;∀;)
一応、山名は収めておこう…
確かに砂浜のような足元で、特徴的だと思います。
しかし、歩きにくいし、リュックや靴も汚れるので、あまり長居したくない。
体力回復のため、カレーパンを食べて、すぐに下山開始です。
下山するにつれ、晴れ間が出てきます。
ただ、樹林の切れ目を覗いてみると、山頂はずっと雲がかかっている様子。
今日は運が悪かったと思うしかない。
無事に下山しましたが、さすがに渓谷見物する余裕はなく、そそくさと帰路に。
温泉に入ろうと立ち寄った「べるが」も3連休だけあって、満車状態で入れず。
遅めの昼食をとるために立ち寄った双葉SAでは、レストランが満員で入れず。
なんというか、いろいろとタイミングが悪いパターンに。
こういう日もあるものです…
まだ気温は晩夏という感じですが、少しずつ秋らしさも感じられます。
秋の山歩きを計画していますが、今回、期せずして900mの標高差を歩けたので
同じようなレベルなら何とかなりそうだと、計画見直し中です。
秋の長雨に土日がはまらないことを祈ります。