低山を歩いています

低山登山・トレッキングのブログです。

金時山(箱根)

ようやく秋らしい気候になりました。

朝から快晴という、絶好のハイキング日和。

天気予報も今週は安定して週末好天でしたので、計画もしやすかった。

今日は金時山に行きました。

しばらく前に足柄方面から登ろうとして、天気が悪くやめていたので、

再チャレンジです。

ただし、今回は箱根側からです。

 

8時30分頃に箱根湯本駅に到着。

すぐにバス乗り場に行きましたが、すでに人だかりが発生。

これはバスに乗っている間は、座れないかな…という感じでした。

ところが、バスが来たのに、みな乗らない。

仙石方面行きなので、これでいいはずだけど…

どうやら、金時神社入り口まで行くバスを待つ人がほとんどだった様子。

私は仙石で降りて、矢倉沢経由のルートなので、この空いてるバスに乗車。

約30分のバスの間、座っていられたのは、助かりました。

 

仙石バス停で降り、登山口まで歩きます。

5分かからないくらいで、コンビニがあり、そこから山側に入ります。

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企業の保養所などが立ち並ぶ道路を5分ほど歩くと、登山口があります。

大きな看板があるので、わかりやすいです。

道路のほうは別荘地なので登山者は来るな!と標識がありました。

ハイカーは迷惑行為をするな、みたいなメッセージもあり、

どうも登山者と現地の方でいざこざがあるらしい…というのはわかりました。

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登山道は箱根らしく赤土と小石です。

滑りやすいので要注意。

樹林帯が続きますが、快晴で風もなく、心地よいです。

歩きだすと暑い…夏と同じ服装で登っても、まったく問題なしでした。

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竹林?の半トンネルもあったり、飽きません。

登山口から30分ほどで矢倉沢の分岐へ。

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明神も前に登った時はガスがひどかったので、いずれ快晴の時に再挑戦したい。

ここの分岐に茶屋がありました。

おいしそうな匂いが漂っていたのですが、今回は立ち寄らず。

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ここからしばらくは樹林が切れます。

快晴の青い空が見えて、暑くも寒くもない空気が心地よい…

所々で、箱根方面への眺望がひらけて、とても楽しい歩きになりました。

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公時神社分岐を越すと、再び樹林帯に入ります。

大きな段差があったりして、トレッキングポールは使いにくく、一時しまいました。

登山口から1時間ちょっとで頂上に到達。

あまり疲れを感じないで登れました。

箱根のハイキングとしては、かなり登りやすい部類なのかもしれません。

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頂上から足柄方面の景色も見ることができました。

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富士山はまだ雪をかぶっていません。

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芦ノ湖が少し見えていますね。

頂上で休憩と食事をしましたが、とにかく人が多い!

10時45分到着でしたが、座る場所は少な目でした。

座れそうな岩を見つけ、そこで食事をとれたのは運がよかった…

 

帰りのルートは公時神社へ下りました。

ただ、登り・下りとも人が多く、何度も渋滞を起こしてました。

自分のペースで歩けないのは疲れるので、道を譲りつつ、最後尾へ。

公時神社の登山道は、ずっと樹林帯でした。

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金時宿り石があるので、これは見どころかもしれません。

ただ、矢倉沢ルートほど楽しくはありませんでした。

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林道を渡って、神社へのルートが続きます。

標識に遭難者の目撃情報の提供依頼が貼ってありました。

単純に登山をするだけなら、迷う箇所はないような気もするのですが…

行方不明になったのは直近というほどの日付でもなく、気になりますね。

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神社に到達。

ここから少し歩くと、ゴルフ練習場に出て、そこにバス停があります。

しかし、1日に数本しか通らないようでした。

仙石バス停はそれほど遠くないので、20分ほど歩くことに。

歩道が狭いわりに、車の通行量が多いので、注意が必要です。

 

個人的には、矢倉沢ルートのほうが断然楽しいという印象です。

帰りのバス停へのアプローチを考えると、下りに使いたくなりますが…

登りが楽しくない登山は好きじゃありませんので、今日はこれでよかった。

 

登山者も多く、道迷いするような分岐もありません。

3~4時間くらいで歩き終わるので、ハイキングとしては初心者にも

お勧めできるルートだと思います。

黒岳(御坂)

今年は本当に晴れないですね。

体育の日は晴れの特異日で、予報もずっと晴れだったのですが。

朝になって、「てんきとくらす」など天気予報を確認すると、

関東はいずれも曇り予報になっていました…

とはいえ、涼しくなってきたし、雨は降らないようなので、山行決行。

今回は御坂山塊の黒岳に行きました。

晴れ間が出れば、よい景色を見られるらしいのですが…

 

8時過ぎにすずらん群生地の駐車場着。

曇天の10月なので、さすがに駐車中の車はほとんどなし。

駐車場から少し歩くと手入れされたトイレがあり、とてもありがたい。

(このトイレは10月までしか使えないとのこと)

トレッキングコースの大きな案内板があります。

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晴れていれば、ドラマチック富士眺望らしい…でも、すでに山はガスの中。

今年の天気は本当におかしい。

 

駐車場から舗装のでこぼこな林道をしばらく歩くと、分岐へ。

ここを水ヶ沢林道のほうに歩いていきます。

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少し歩くと、登山口があるらしいのですが、見分けがつきませんでした。

初めてきた山なので、無理に登山口を探しておかしなルートに入りたくない。

だったら、地図上で間違いないルートをとったほうがよさそう…

ということで、そのまま林道を終着まで歩くルートに変更。

当初ルートは帰りにずっとこの林道歩きでした。

行きも帰りも、あまり変わらないかな…との判断です。

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無事、林道終着点に到達。

ここに登山口があります。

車を駐車できそうなスペースもあるのですが、9時時点で満車でした。

ここから歩き始めて、すぐに新道峠に出ます。

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樹林の切れ目から、少しだけ河口湖が見えます。

思ったよりもガスが出ていないので、少し期待が膨らみます。

新道峠から破風山までの間にビュースポットがあります。

まずは一つ目に到着。

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うーん…富士山は見えません。

というより、かなり厚い雲がかかっているので、これは晴れないかも。

すぐに次のポイントに到着。

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河口湖を見下ろす眺望は、とても綺麗です。

富士山は残念…

この2ヶ所は人気スポットらしく、カメラを構えた方が時間をかけて

撮影しているようでした。

 

ここからは黒岳を目指して、歩いていきます。

新道峠からは樹林帯、道も整備されていて且つ明瞭で、歩きやすいです。

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破風山に到着しましたが、標識以外は何もないところです。

標識がなければ素通りしそうな感じです。

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実はこの時間から、かなり晴れ間が出てきました。

黒岳山頂そばの展望台から、もっとよい景色が見られるかも…

さらに期待が膨らみます。

 

すずらん峠まではわりと平坦でしたが、そこから黒岳まではやや急な登り。

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ようやく黒岳に到達。

ここも狭くて、標識以外は何もなし。

展望台に方向に進みますが…

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残念ながら、ガスが濃くて、何も見えず。

大きな岩があったので、そこで間食をとりつつ、空模様を見てましたが、

どうも層雲が流れ込んでいるようで、晴れ間は期待できなさそう。

景色はあきらめて、下山することにしました。

 

黒岳山頂からすぐのところに標識があるのですが、

車をおいたすずらん群生地は、どんべい峠方面です。

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標識、小さいうえに地面に近くて、見落としそうです…

しばらくはガスの中の樹林帯歩き。

さすがに10月ともなると、涼しくて歩きやすい。

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ただ、けっこう、斜面は急でした。

しかも、だらだらとずっと下り。

足にキテしまい、途中で座って休憩する必要がありました。

どんべい峠から登るのは、実はきつかったのかもしれない。

今回はたまたま逆ルートになったのですが、正解だったのかも…

 

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分岐にぶつかります。

ここで上芦川の方向に進めば、当初計画の登り口に行けたようです。

しかし、それだと、行きも歩いた舗装林道に出ることに…

どうせなら、ということで直進してどんべい峠に向かいました。

 

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樹林の切れ目から見えた山の様子。

紅葉しそうな樹木ではなさそう…?

紅葉するとしても、まだしばらく先でしょうね。

歩いていても、肌寒さは感じませんでした。

 

どんべい峠まではアップダウンの繰り返しでした。

登りは短いのですが、わりと急です。

そして、林道にぶつかります。

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林道を挟んで、黒岳と釈迦ヶ岳の登山口に分かれています。

ここの林道は多少広めで、路上駐車されている車が数台ありました。

ここから入山する人もいるのでしょうね。

すずらん群生地に戻るには、釈迦ヶ岳の方向へ。

 

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こちらは登山道が狭い。

ところどころ、横から枝・草が出ていて、歩きにくい印象でした。

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ようやく、すずらん群生地への分岐に到着。

あと少しでゴールです。

と思ったのですが、ここからの下りが思いのほかハードでした。

大岩・小石だらけで、道はせまく、傾斜もきつめ。

頭の位置まで、横の低木の枝が出ていて、歩きにくい。

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これ、絶対に登りでは使いたくないな…という印象です。

釈迦ヶ岳は、ここから先ほどの分岐を通るルートが易しいルートのようで、

こちらから登るのもありなのかもしれません。

ただ、黒岳を目指すなら、大回りな上に登りがきついというルートなので、

水ヶ沢林道を使って、別の登り口から入るほうがよさそうです。

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ようやく、登山道終了。

すずらん群生地駐車場は、すぐそばです。

 

今回、ハイキングシューズから、登山靴に変えての初山行でした。

今まで下山中に右足の爪が痛むことが多かったのですが、今回は大丈夫でした。

ただし、かかとは少し靴擦れ気味。

もう少し履き慣らしたいところです。

 

コースタイム 約4時間(8.5km)

すずらん群生地駐車場 8:20

水ヶ沢林道終点 9:00

新道峠 9:05

破風山 9:30

すずらん峠 9:50

黒岳 10:20 休憩して10:45発

上芦川分岐 11:25

どんべい峠 11:50

すずらん群生地分岐 12:00

すずらん群生地駐車場 12:20

矢倉岳(箱根)

秋雨前線がべったりと張り付いていますね。

金曜まで予報を細かくチェックしていましたが、曇り空でも雨はなさそう。

今日は金時山に登るつもりでしたので、そのまま決行。

 

箱根側からだと駐車場の空きに不安があり、南足柄の地蔵堂からスタート。

7時30分着でしたが、かなり空きがありました。

トイレも水場もあるので、便利です。

ここから夕日の滝経由で登るのが一般的なようです。

ただ、そのルートだとそれなりに傾斜もありそうな事前情報もあって、

今回は足柄峠経由にしました。

足柄古道から足柄峠を目指して歩いていきます。

 

まだこの時は晴れ間もあって、矢倉岳が目の前に。

このときは登るつもりではなかったのですが…

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足柄古道は車道にそって登山道があります。

というより、車道をショートカットするようになっています。

こんな感じで標識がたっています。

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登山道自体ははっきりしています。

ただ、クモの巣がとても多く、けっこうウンザリとしてきます。

実際、私しか歩いている人はいなかったです。

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途中から石畳になりますが、苔がついていて滑りやすく、足元に注意が必要。

土も明神ヶ岳と同じで粘土質なので、靴裏についていると、なお滑ります。

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一時間ほど歩くと、足柄峠へ着きます。

ただ、この頃から、底の黒い雲もわきはじめ、ややイヤな感じに。

しかも低山なので、曇ってきても、あまり涼しくない…

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足柄峠にはトイレがあります。

近隣に神社や足柄城址、万葉公園があり、その利用者用なのだと思います。

地図では、ここから少しあるいて、金時山の林道に入るのですが…

雲がかなり出てきて、金時山はガスっているかなという感じがしました。

ふと目についた足柄城址に登ってみると…

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富士山は頭だけ見える感じですが、金時山はガスの中。

足柄古道があまり楽しくなく、心身とも調子がイマイチ。

ここから金時山に登ると最後はかなりの急登坂らしいことを考え、

金時山はやめました。

 

ここから万葉公園を経由し、矢倉岳へ行けそう。

標高も矢倉岳のほうが低く、地図もあるので問題ないと思い、

その場で計画変更しました。

(ただ、これは結局、結果として大きな反省点になりました。)

 

万葉公園は足柄峠からすぐです。

駐車場は小さく、すでに埋まってました。

9時過ぎだったと思うので、かなり朝早く来ないと止められないのかも。

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公園内を進むと、やがて分岐へ。

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地蔵堂へ戻るルートもあります。

後になってわかったのですが、矢倉岳から地蔵堂におりるルートは2つあり、

こちらのほうが安全なのかもしれません。

少なくとも、もう一つのルートは、登りはともかく、下りで使うのは

お勧めしません。(理由は後述)

 

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目に前に見えるピーク。

思ったより登るのかもしれない…と少し心が折れかける。

登山道は緩やかな登り下りの繰り返しで、歩きやすい道でした。

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ただし、これは樹林帯に限った話です。

木立が切れるところもあるのですが、日当たりがいいせいか、草がすごい…

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明神もそうだったのですが、草で足元が見えにくいので、けっこう怖い。

数か所はそんな感じですが、樹林帯に限れば歩きやすく、割と楽しい。

万葉公園から1時間ほどで分岐へ。

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このすぐそばにも、次の分岐があり、それは酒水の滝と矢倉岳の分岐です。

ここで地蔵堂と書かれていて、帰り(下り)はそちらに進んだのですが…

45分??私は1時間10分ほどかかりました。

 

ここから山頂までは急坂でした。

滝のような汗をかきながら進みましたが、頂上が近くなると、すごい藪に…

背の高さを超えるススキやらで足元どころか、進行方向も見えにくい状況。

道を踏み外さないように、注意が必要です。

 

そして、山頂に着くと…

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山頂も草、草、草。

地面が見えません。

座れる場所もほとんど無し…

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曇り空なので、展望も今ひとつでした。

とんぼがたくさん飛んでいて、秋の気配も感じましたが、なにせ足も埋まる

ような草むらで、虫も多い。

ここは草の枯れ果てるであろう晩秋から冬にくるべき山なのかもしれません。

早々に退散して、下り開始。

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再びこの分岐。

ここで地蔵堂を選んでしまったのですが…

道こそはっきりしているのですが、どうも一般ルートのような気がしない…

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鉄塔に突き当たる…

あれ…と思い、のぞき込むと、鉄塔をくぐった先に道があります。

とにかく人がいない道で、結局、頂上から最後まで人に会いませんでした。

しかも、かなりの急坂で、登るのはかなり大変そう。

 

そして、最大の困惑にぶつかる。

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え、沢を渡るの…?

この写真ではそうは見えませんが、大きな音で、けっこうな水流でした。

深さも靴くらいではなく、ひざ下まできそうな感じ。

石も微妙に間の幅が広く、飛び石でもなさそう。

石と木に足をかけつつ、ストックを川の中につきさしてバランスをとり、

なんとか渡りましたが…

 

水流がもう少し増えていると、渡れないと感じました。

もし、そうだったら、ここまで降りてきた急坂を登り返し…

相当、体力がないと、登り返しも大変そうです。

ここからすぐに地蔵堂なので、このルートは登りで使うなら、

渡れなくてもすぐに引き返せます。

帰りは使わないほうがよさそう…万葉公園経由で帰るほうがいいと思う。

急に計画変更して登った山でしたが、やはりこういうのは怖い。

低山だからと甘くみて、急に計画を変えてはいけませんね。

 

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なお、沢をわたると、急坂の登りがあります。

けっこうきついですが、距離は短いです。

 

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坂を登りきると茶畑へ。

しばらく歩くと、登山道終了で、地蔵堂付近に出てきます。

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登山道の終点(入り口)。

標識もあるので、バリエーションルートと呼ばれるものではないのでしょう。

 

反省点

・事前に登山路の情報を集めてないなら、計画変更はしない。(猛省)

 

残暑がきついせいか、ハイカーはとても少ない印象でした。

早く涼しくなってほしいところです。

 

大菩薩嶺

週末に天気の悪いことが続き、山には行けていませんでした。

今週は、天気予報では晴れ・曇りとバラツキあれど、ようやく

活動できそうな感じで。

標高が高くて灼熱地獄じゃない、かつ、初心者向けということで、

以前より行ってみたかった大菩薩嶺を歩いてきました。

 

上日川峠の登山口には、大きな駐車場があるとわかり、今回も

マイカーで現地へ。

到着は7時20分でしたが、十分に空きスペースがありました。

スタート地点でも標高は約1500メートル、気温はやや涼しめです。

ここはトイレもあるので助かります。※虫が多いですが…

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熊に注意…とのことですが、登山者の多いところですので、

熊鈴を鳴らすのも憚られるのですよね。

ラジオを流している人もいましたが…

ロッヂ長兵衛からすぐのところに登り口があります。

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必要時間がとてもわかりやすい標識です。

奥に見える人影が登山道の入り口になっています。

舗装路も並行していますが、せっかくなので山道を行きます。

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道自体はわりとなだらかです。

ただ、雨が多かったからか、かなりぬかるんでいる所もありました。

久々の山歩きなので、すぐに息があがる…

風は涼しいのですが、やはり歩いていると汗が噴き出ます。

あっという間に、福ちゃん荘に到着。

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ここで分岐があります。

唐松尾根のルートか、大菩薩峠のルートか。

先に印象を行ってしまえば、登りなら大菩薩峠ルートのほうが楽です。

下りで歩きましたが、登山道がなだらかで、ハイキングに近いかな…

唐松尾根は登るほどに岩が多くなり、登山という感じです。

あと、唐松尾根は樹林帯多めですが、ところどころ景色を楽しめました。

大菩薩峠ルートはずっと樹林帯です。

私は唐松尾根を選択しました。

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唐松尾根は、初めのうちはこんな感じです。

わりとなだらかで、歩きやすい道でした。

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樹林帯から垣間見える景色です。

樹林帯が切れてくると、道が岩だらけで、足を上げるのが大変でした。

歩き始めて1時間くらい過ぎてましたが、ガスが出始めました。

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風も冷ためで、今回もガスの中で終わるのかな…とも思いましたが、

上空には青い部分も見えていました。

ヤマテンの予報は、午前中は晴れるかな…という感じだったので、

期待していたのですが。

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ガスが切れると、上日川ダムのダム湖が視界に飛び込んできました。

その奥には富士山が見えるらしいのですが、この時点では雲で見えません。

ただ、とてもよい景色で、前を歩いていた登山者は歓声を上げてました。

写真の左側に雲がたくさん写ってますが…

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視線を向けるとこんな感じです。

雲の塊が東から流れてきて、稜線でせき止められてるような印象。

これが崩れてあふれると、またガスにまかれるのでしょうね。

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登山口から1時間30分で雷岩まで到着。

疲れていなかったのと、すぐに大菩薩嶺まで往復できるので、一旦は通過。

10分ほどで大菩薩嶺に到着。

この道はぬかるみがかなり多く、足元に気を使いました。

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大菩薩嶺はどのガイドでも記載の通り、これがあるくらいです。

狭くて、展望なし。

記念写真をとって、すぐに雷岩に折り返し。

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ガスに包まれる雷岩…

小腹がすいたのと、天気予報や風の強さからガスが晴れるのを待とうか…

ということで、ここで休憩をとりました。

軽食をとりつつ、休むこと15分ほど。

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ガスが切れました。

富士山は見えませんが、ダム湖はくっきりと見えます。

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甲府盆地のほうは、すっきりとは見えませんでした。

湿気の多い時期は、ガスがなくても、すっきりしないのかもしれませんが。

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雷岩から大菩薩峠を目指します。

雷岩は大菩薩峠側に、こういう広いスペースがありました。

休憩はこちらのほうが便利かもしれません。

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戻った日差しと緑で、稜線がとてもきれいです。

この辺りは石・小さい岩が多いので、足元にも注意が必要でした。

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西側の甲府盆地も、見渡せるようになりました。

東側は相変わらず雲の中でしたが…景色の良い道なので、疲れを感じません。

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賽の河原は、確かにそんな雰囲気でした。

ところどころ、面白そうなスポットのある登山道です。

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富士山が少しだけ頭を見せました。

ガスはすっかり晴れて、日差しが強く感じられました。

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大菩薩峠と介山荘が見えてきました。

傾斜の急な道で、しかも大きめの岩がたくさん。

ちょっと苦労しました。

唐松尾根ではなく、大菩薩峠ルートを選ぶと、これを登ることに。

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大菩薩峠から見ると、富士山の頭がくっきり…

大菩薩峠と日川峠を結ぶ登山道は、樹林帯なので、景色はこれでおしまい。

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大菩薩峠ルートは、こんなに整備された登山道です。

小石が多いのが、個人的には好きではないのですが、歩きやすいと思います。

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下りていくにしたがって、こんな感じに。

やはり整備されて、広い道でした。

 

上日川・大菩薩峠・雷岩の周回であれば、道迷いはないと思います。

景色もよくて、道も整備されていました。

9月初めはまだ暑く、ガスも出やすい時期だったと思うので、

時期を変えて、また歩きたいですね。

 

ロッヂ長兵衛 7:35

福ちゃん荘(往路) 8:05

雷岩到着 9:05

大菩薩嶺 9:15

雷岩戻り 9:25(休憩20分)

雷岩出発 9:45

賽の河原 10:25

大菩薩峠 10:50

福ちゃん荘(復路) 11:20

ロッヂ長兵衛 11:40 

 

 

霧ヶ峰ハイキング(車山湿原・八島ヶ原湿原周回)

左ひざの痛みも治まり、近所のウォーキングを再開しても、再発なし…

ということで、久しぶりに山に行きました。

ただ、登山中に再発すると怖いので、今回はハイキング。

標高の高いところなら、この時期でも酷暑ではないだろうと思い、

霧ヶ峰に行ってきました。

 

川崎からだと車で約3時間30分。

盆休みの渋滞を考えると、5時までに八王子を抜けたいので、

4時出発~7時過ぎに車山肩駐車場着の計画でした。

相模湖で小さな渋滞にはまりましたが、何とか計画通り到着。

到着は7時20分でしたが、車山肩駐車場は5割くらい埋まってました。

霧が濃いものの、予報ではそろそろ晴れてくるはず。

空にわずか青い部分も見え始め、トイレを済ませ駐車場に戻ると

すでに8割くらい埋まっていました。

8時前には満車になっていたかもしれません。

 

7時45分に歩き始め、車山湿原の入り口に。

休憩所のチャプリンの裏手に道標があります。

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車山方面に向かうと、山頂に向けた道が見えます。

しかし、かなり霧が濃い様子。

元々ハイキングのつもりなので、登りはしませんが。

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霧が濃くて、遠景が見えない…

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バイオトイレから車山方面に少し進み、コロボックルヒュッテの裏手に

車山湿原への道があります。

蝶々深山・物見石を経由する場合は、こちらからになります。

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道は細く、小石が多め。

ただ、8時前だと、あまり人がいません。

すれ違う人もなく、歩くのは難しくありませんでした。

少しずつ太陽も見え始め。霧と陽光と雄大な景色が幻想的。

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雲が急速に消え始め、日差しが優勢になってきました。

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途中から木道に変わります。

白樺湖・蝶々深山の分岐まで、木道と土の道が入れ替わりに出てきます。

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正面に見えるピークが蝶々深山。

一直線に道が続いています。

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ゆるい傾斜を登って、蝶々深山へ。

斜面に一部には、花の小さな群生がありました。

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 ほぼ疲労なしで蝶々深山に到達。

高度感のある眺望ではありませんが、よい景色でした。

雲がなければ、もう少し違った様相かもしれません。

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最近の登山で、道中にばててしまうこともあったので、今回はここで小休憩。

コンビニで買っておいたバウムクーヘンをかじり、エネルギーを充填。

10分ほど休んで、出発しました。

蝶々深山から物見石までは、穏やかな道になります。

まさしくハイキングという感じです。

風景はこれまでと同じ様相で、大きな変化はありません。

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 物見石に到着。

オブジェのような岩があります。

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ここからは少し高度感のある眺望を楽しめました。

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奥に広がる湿地帯が八島ヶ原湿原

ここまで降りていくことになります。

道は石の転がる普通の山道でした。

高度を下げるごとに樹木が目立ちはじめ、やがて里山の雰囲気に。

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降り切った後、平坦な道をしばらく歩くと、鹿よけの柵にたどり着きます。

八島ヶ原湿原は出入り口が柵になっています。

どこの山地も鹿の食害が目立つようですね…

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柵から中に入ると、湿原が見えます。

車山湿原に比べると、もっと平坦で池のような雰囲気です。

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 少し進むと、分岐にあたります。

湿原の外周を一周するならビジターセンターへ。

車山へ、より短い距離を進むなら沢渡・御射山へ。

疲れも感じていなかったのでビジターセンター方向に進みましたが、

沢渡方面でも景色は大きく違わないかもしれません。

ただ、コースタイムが外周は1時間・沢渡なら30分で倍くらい違います。

車山へ帰る場合、健脚でないなら沢渡方向でよいのかも。

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八島ヶ原湿原は観光客中心という感じです。

車山湿原側は登山・ハイキングという人が多かった印象。

実際に、八島ヶ原湿原は木道のみで平坦な道だけです。

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ただ、8月中旬となると花のシーズンではなかったかもしれません。

草が多く、あまり花には出会えませんでした。

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あと、木道がかなり傷んでいます。

積雪時にダメージを受けてしまうのだとか。

写真を撮りながら歩くと、おそらく落ちます。

足元に注意が必要です。

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外周を一周すると、御射山ヒュッテへ。

喫茶をやっているようでしたが、今回は先に進ました。

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ここから、道がわかりにくくなります。

御射山ヒュッテを過ぎると、草地に出ます。

車山方面の道標もありますが、それ以降道標がなく、不安になってきます。

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未舗装の車道らしい道をしばらく進むと、舗装された道路へ。

そこをさらに進むと、分岐に着きます。

左側は直進でクヌルプヒュッテという案内が。

こちらに進むと、地図では蝶々深山に出るらしいです。

右側に進むと、車山肩という案内があります、

そちらが進むべき道ですが、ここから約1kmはひらすら登りでした。

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石の転がる登りの山道で、日差しを遮るものがなく、非常に疲れる…

八島ヶ原で外周コースをとらず、短いほうを歩けばよかった…と後悔。

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なんとか車山肩に到着。

右奥に八島ヶ原湿原が見えます。

今回の周回コースは、最後にこれくらい高度を上げなくてはいけません。

最後が登りというのは、考えものですね…

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車山湿原の入り口に到着。

前に見えるのがバイオトイレ

奥の山頂に見える丸い物体は車山の気象レーダーだと思います。

11時30分に周回終了で、お昼にちょうどいい時間。

チャプリンでざるそばを食べて、本日のハイキングは終了。

 

・高原といえど、盛夏はやはり暑い。

・日焼けが気にならないなら、半袖で十分かもしれません。

・ただ、早朝や霧の出ているうちは涼しいので、長袖でよい気もします。

・車山湿原は、より山の雰囲気です。こちらはスニーカーが必要。

八島ヶ原湿原は観光地です。半袖・短パン・サンダルでも十分。

・車山→蝶々深山→物見石→八島ヶ原→車山の周回は、最後の登りに注意。

・コースの組み合わせが多いので、自分に合ったコースを。

・ヴィーナスラインはサイクリングの方も多いです。

 車を使う方は、自転車を追い抜く対向車線の車に要注意。

 

コースタイム

車山肩 発            7:45

蝶々深山 着        8:45

物見石 着         9:15

八島ヶ原湿原 着 9:55

御射山 着          10:50

車山肩 着          11:30

 

最後に花の写真。

 

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伊豆ドライブの風景写真、Canon PowerShotG9XとスマホXperiaZ4の比較

2週間前の明神ヶ岳で、下山後の最乗寺参道を下る途中に転倒し、

左ひざを痛めたのですが、いまだ痛みがすっきりとはひかず。

今日は好天だったのですが、山は見合わせました。

 

とはいえ、せっかくの好天なので、ドライブに行きました。

行きは西湘バイパスから熱海を通って伊東まで。

晴れた日は海と空の青がまぶしく、気持ちよくドライブできます。

帰りは伊豆スカイラインを通り、途中で景色を楽しむルート。

行きは西湘バイパスの渋滞で苦労しましたが、それ以外は

わりと道路も空いていました。

気持ちよく走れた1日でした。

 

ついでに、先日買ったデジカメPowerShotG9Xと手持ちスマホ

画質を比べるべく、写真をとってみました。

元々、山でもスマホで十分と思っていたのですが、調子の乗って

を写真を撮っていると、あっという間にバッテリーがギリギリに。

GPSや非常時の通信に使いたいスマホをカメラで食いつぶすのは

よろしくないので、小ぶりなデジカメを買ったという経緯です。

 

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上:スマホXperiaZ4

下:Canon PowerShotG9X

 

大体同じ位置で撮ったのですが、かなり違いますね。

スマホのほうが横に広いので、山頂で広く風景をおさめたい場合、

G9Xのほうが不利に思います。

画面の明るさはG9Xのほうがよいですね。

XperiaZ4は暗い感じがします。

色合いはG9Xのほうが自然で落ち着いています。

空の色を見ても、XperiaZ4は青が濃すぎると感じます。

 

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上:スマホXperiaZ4

下:Canon PowerShotG9X

 

これも先ほどの比較と同じ印象です。

XperiaZ4は明るさが足りない気がします。

ただ、画質だけで見れば、ブログであれば、スマホでも十分かも。

私はバッテリーの問題で、スマホとカメラを分けることにしましたが、

バッテリーが持つならスマホだけでもいいようにも思います。

 

ただし、デジカメはズームが非常に簡単です。

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G9Xで同じ場所から撮った写真です。

ズームのリングをちょいちょいと変えるだけで、これだけ寄ることができます。

これは大きなメリットだと思います。

 

G9Xの場合、上述の横の広さが今ひとつに加え、防塵防滴もありません。

山用カメラとしては、悩ましいところです。

私は、悪天時はそもそも撮らない、パノラマもそれなりでよい、という

割り切りでG9Xにしました。

G9Xなら、写真の明るさもあり、かつ、コンパクトで歩く際に邪魔に

ならないという点を重視しました。

 

さて、残りはG9Xで撮った写真です。

今回の撮影ポイントの一つは、滝知山の駐車場です。

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北方向は富士山。

山頂は見えますが、雲が多めでした。

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西は駿河湾です。

きれいに遠方まで見えていますね。

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東は熱海の町なみと海。

海・空の青が鮮やかです。

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これは南側の眺望。

周囲の深緑に対し、大室山は黄緑。

写真ではわかりにくいですが、実物はもっと極端に色の違いがわかります。

 

次の撮影ポイントは大観山。MAZDAターンパイクのスカイラウンジから。

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芦ノ湖と富士山です。

やはり雲が多めで残念。

ただ、伊豆スカイラインMAZDAターンパイクは、濃霧のかかる日も多く、

夏にこれだけ景色が見られたのは、幸いでした。

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手前が下二子山で、その奥に明神ヶ岳です。

あそこに登ったのか…思いのほか高い山でした。

さらに奥には丹沢ですが、雲が多めでした。

スカイラウンジへの通路に、こんなわかりやすい案内図が。

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ひざがよくならないと、山を再開できないので、養生に努めよう…

 

明神ヶ岳 道了尊登山口から往復(箱根)

空梅雨気味でありながら、梅雨明けが一向に見えない今年の夏です。

3連休もイマイチの天候ですが、今日は雨の不安もなさそう。

ということで、明神ヶ岳(箱根)に登ってきました。

 

事前に調べると、ルートがいくつかあります。

今回は車を使いたかったので、道了尊(大雄山最乗寺)の登山口

から往復のルートをとりました。

ここは大きな駐車場があり、無料で利用できました。

(お賽銭でせめてもの感謝を表してきました。)

 

登山口は境内の奥にあります。

道標もありますが、「明神橋」が目印になります。

 

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 明神ヶ岳まで2時間となっていますが…私は3時間かかりました。

 

登り始めからすぐに、かなり高さのある段差が出てきます。

木の根の部分がかなり崩れ落ちていて、根っこに手をかけて

よじ登るような感じでした。

この登山道、初心者に登れるのか、いきなり不安になります。

ただ、そこを越えれば、しばらくはそれなりに平坦になりました。

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木の根がかなり出ているのと、石・岩が多いので、楽ではありません。

しかも、こういう道は少な目で、粘土のような赤土の道がすごく多い。

これが曲者で、とにかく足が滑りそうになります。

また、登山道が深く削られていて、歩きにくい。

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上の写真はマシなほうで、実際はもっと狭くて、深くえぐられてます。

靴底にも、この粘土みたいな土がつくので、石にうっかり足をのせると

途端に滑ります。

もちろん、ズボンは泥だらけ…

 

あまり花を見られるルートではありませんでした。

でも、ごくわずかに見かけるものもありました。

あじさいとヤマユリ

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登り始めて1時間くらいで、ぼろぼろの休憩小屋に到着。

この頃から雲が晴れてきて、少し爽やかな気分に。

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とはいえ、湿度の高いこの時期なので、眺望は霞んでしまっていました。

秋以降なら、水蒸気も少なくなるので、もっとよい景色なのかもしれない。

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この小屋を過ぎると、尾根沿いに歩くことになりますが…草がすごい。

足元が見えないくらいで、ストックで払いながらの道中になります。

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30分ほど歩くと、水場に出ます。

神明水と道標にも書いてあり、冷たい水で喉を潤すことができます。

PETの水もぬるくなっていたので、ありがたく飲ませて頂きました。

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この神明水から登っていくところが急で、かつ、岩だらけ。

草も生い茂っていて、道がとてもわかりにくい。

何とか草をかき分け先に進みましたが、ここからかなり傾斜がきつく…

平坦なところは少なく、足元も例の赤土であまりよくない。

それが1時間くらい続き、何度も小休止をとる状況でした。

 

水がちょろちょろと登山道をまたぐところを2つくらい過ぎると

もうひとつ水場が出てきます。

たぶん明神水ですが、ここは表示がないので、確信が持てません…

 

そして、このあたりから、うっすらガスに包まれてきました。

時期が時期ですので、しょうがない。

ああ、頂上はガスで何にも見えないんだろうなぁ…

 

登り始めて約3時間、ようやく山頂に到着。

予想通りのガス、そしてやや強い風。

真っ白な景色なので写真も撮る気が起きず、食事休憩。

山頂は結構広くて、レジャーシートがあれば座る場所も十分。

ここまでほとんど人とすれ違わなかったのですが、山頂には

人がそれなりにいました。

明星ヶ岳や矢倉岳ともつながっているようで、色んな方向から

ハイカーがやってきます。

 

服が乾かないほど、汗でびっしょりだったので、やや強めの風と

ガスがむしろ気持ちいいくらいでした。

しっかり休んで、復路の下りに。

 

登りと同じルートなのですが、非常に難儀した点があります。

とにかく、足が滑る!

例の赤土が靴底についてしまうので、余計に滑りやすい。

赤土ロードでは、ストックも滑るので、とても不安定。

注意が必要でしたが、なんとか転倒はせずに済みました。

 

約2時間で下山し、最乗寺に到着。

しかし、その最乗寺参道坂道の石畳で、まさかの転倒…

この参道が一番よく滑るかもしれません。

(左ひざを痛めてしまい、しばらく辛いことになるかも…)

 

登山道はとても蒸し暑いです。

しかし、草がかなり茂ってます。

半袖・半ズボンはやめたほうがいいかもしれません。

 

道了尊登山口  8:55

休憩小屋   10:10

神明水    10:35

明神ヶ岳山頂 11:55

下山開始   12:20

道了尊登山口 14:30