低山を歩いています

低山登山・トレッキングのブログです。

大菩薩嶺

週末に天気の悪いことが続き、山には行けていませんでした。

今週は、天気予報では晴れ・曇りとバラツキあれど、ようやく

活動できそうな感じで。

標高が高くて灼熱地獄じゃない、かつ、初心者向けということで、

以前より行ってみたかった大菩薩嶺を歩いてきました。

 

上日川峠の登山口には、大きな駐車場があるとわかり、今回も

マイカーで現地へ。

到着は7時20分でしたが、十分に空きスペースがありました。

スタート地点でも標高は約1500メートル、気温はやや涼しめです。

ここはトイレもあるので助かります。※虫が多いですが…

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熊に注意…とのことですが、登山者の多いところですので、

熊鈴を鳴らすのも憚られるのですよね。

ラジオを流している人もいましたが…

ロッヂ長兵衛からすぐのところに登り口があります。

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必要時間がとてもわかりやすい標識です。

奥に見える人影が登山道の入り口になっています。

舗装路も並行していますが、せっかくなので山道を行きます。

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道自体はわりとなだらかです。

ただ、雨が多かったからか、かなりぬかるんでいる所もありました。

久々の山歩きなので、すぐに息があがる…

風は涼しいのですが、やはり歩いていると汗が噴き出ます。

あっという間に、福ちゃん荘に到着。

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ここで分岐があります。

唐松尾根のルートか、大菩薩峠のルートか。

先に印象を行ってしまえば、登りなら大菩薩峠ルートのほうが楽です。

下りで歩きましたが、登山道がなだらかで、ハイキングに近いかな…

唐松尾根は登るほどに岩が多くなり、登山という感じです。

あと、唐松尾根は樹林帯多めですが、ところどころ景色を楽しめました。

大菩薩峠ルートはずっと樹林帯です。

私は唐松尾根を選択しました。

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唐松尾根は、初めのうちはこんな感じです。

わりとなだらかで、歩きやすい道でした。

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樹林帯から垣間見える景色です。

樹林帯が切れてくると、道が岩だらけで、足を上げるのが大変でした。

歩き始めて1時間くらい過ぎてましたが、ガスが出始めました。

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風も冷ためで、今回もガスの中で終わるのかな…とも思いましたが、

上空には青い部分も見えていました。

ヤマテンの予報は、午前中は晴れるかな…という感じだったので、

期待していたのですが。

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ガスが切れると、上日川ダムのダム湖が視界に飛び込んできました。

その奥には富士山が見えるらしいのですが、この時点では雲で見えません。

ただ、とてもよい景色で、前を歩いていた登山者は歓声を上げてました。

写真の左側に雲がたくさん写ってますが…

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視線を向けるとこんな感じです。

雲の塊が東から流れてきて、稜線でせき止められてるような印象。

これが崩れてあふれると、またガスにまかれるのでしょうね。

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登山口から1時間30分で雷岩まで到着。

疲れていなかったのと、すぐに大菩薩嶺まで往復できるので、一旦は通過。

10分ほどで大菩薩嶺に到着。

この道はぬかるみがかなり多く、足元に気を使いました。

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大菩薩嶺はどのガイドでも記載の通り、これがあるくらいです。

狭くて、展望なし。

記念写真をとって、すぐに雷岩に折り返し。

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ガスに包まれる雷岩…

小腹がすいたのと、天気予報や風の強さからガスが晴れるのを待とうか…

ということで、ここで休憩をとりました。

軽食をとりつつ、休むこと15分ほど。

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ガスが切れました。

富士山は見えませんが、ダム湖はくっきりと見えます。

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甲府盆地のほうは、すっきりとは見えませんでした。

湿気の多い時期は、ガスがなくても、すっきりしないのかもしれませんが。

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雷岩から大菩薩峠を目指します。

雷岩は大菩薩峠側に、こういう広いスペースがありました。

休憩はこちらのほうが便利かもしれません。

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戻った日差しと緑で、稜線がとてもきれいです。

この辺りは石・小さい岩が多いので、足元にも注意が必要でした。

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西側の甲府盆地も、見渡せるようになりました。

東側は相変わらず雲の中でしたが…景色の良い道なので、疲れを感じません。

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賽の河原は、確かにそんな雰囲気でした。

ところどころ、面白そうなスポットのある登山道です。

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富士山が少しだけ頭を見せました。

ガスはすっかり晴れて、日差しが強く感じられました。

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大菩薩峠と介山荘が見えてきました。

傾斜の急な道で、しかも大きめの岩がたくさん。

ちょっと苦労しました。

唐松尾根ではなく、大菩薩峠ルートを選ぶと、これを登ることに。

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大菩薩峠から見ると、富士山の頭がくっきり…

大菩薩峠と日川峠を結ぶ登山道は、樹林帯なので、景色はこれでおしまい。

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大菩薩峠ルートは、こんなに整備された登山道です。

小石が多いのが、個人的には好きではないのですが、歩きやすいと思います。

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下りていくにしたがって、こんな感じに。

やはり整備されて、広い道でした。

 

上日川・大菩薩峠・雷岩の周回であれば、道迷いはないと思います。

景色もよくて、道も整備されていました。

9月初めはまだ暑く、ガスも出やすい時期だったと思うので、

時期を変えて、また歩きたいですね。

 

ロッヂ長兵衛 7:35

福ちゃん荘(往路) 8:05

雷岩到着 9:05

大菩薩嶺 9:15

雷岩戻り 9:25(休憩20分)

雷岩出発 9:45

賽の河原 10:25

大菩薩峠 10:50

福ちゃん荘(復路) 11:20

ロッヂ長兵衛 11:40