低山を歩いています

低山登山・トレッキングのブログです。

矢倉岳(箱根)

秋雨前線がべったりと張り付いていますね。

金曜まで予報を細かくチェックしていましたが、曇り空でも雨はなさそう。

今日は金時山に登るつもりでしたので、そのまま決行。

 

箱根側からだと駐車場の空きに不安があり、南足柄の地蔵堂からスタート。

7時30分着でしたが、かなり空きがありました。

トイレも水場もあるので、便利です。

ここから夕日の滝経由で登るのが一般的なようです。

ただ、そのルートだとそれなりに傾斜もありそうな事前情報もあって、

今回は足柄峠経由にしました。

足柄古道から足柄峠を目指して歩いていきます。

 

まだこの時は晴れ間もあって、矢倉岳が目の前に。

このときは登るつもりではなかったのですが…

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足柄古道は車道にそって登山道があります。

というより、車道をショートカットするようになっています。

こんな感じで標識がたっています。

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登山道自体ははっきりしています。

ただ、クモの巣がとても多く、けっこうウンザリとしてきます。

実際、私しか歩いている人はいなかったです。

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途中から石畳になりますが、苔がついていて滑りやすく、足元に注意が必要。

土も明神ヶ岳と同じで粘土質なので、靴裏についていると、なお滑ります。

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一時間ほど歩くと、足柄峠へ着きます。

ただ、この頃から、底の黒い雲もわきはじめ、ややイヤな感じに。

しかも低山なので、曇ってきても、あまり涼しくない…

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足柄峠にはトイレがあります。

近隣に神社や足柄城址、万葉公園があり、その利用者用なのだと思います。

地図では、ここから少しあるいて、金時山の林道に入るのですが…

雲がかなり出てきて、金時山はガスっているかなという感じがしました。

ふと目についた足柄城址に登ってみると…

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富士山は頭だけ見える感じですが、金時山はガスの中。

足柄古道があまり楽しくなく、心身とも調子がイマイチ。

ここから金時山に登ると最後はかなりの急登坂らしいことを考え、

金時山はやめました。

 

ここから万葉公園を経由し、矢倉岳へ行けそう。

標高も矢倉岳のほうが低く、地図もあるので問題ないと思い、

その場で計画変更しました。

(ただ、これは結局、結果として大きな反省点になりました。)

 

万葉公園は足柄峠からすぐです。

駐車場は小さく、すでに埋まってました。

9時過ぎだったと思うので、かなり朝早く来ないと止められないのかも。

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公園内を進むと、やがて分岐へ。

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地蔵堂へ戻るルートもあります。

後になってわかったのですが、矢倉岳から地蔵堂におりるルートは2つあり、

こちらのほうが安全なのかもしれません。

少なくとも、もう一つのルートは、登りはともかく、下りで使うのは

お勧めしません。(理由は後述)

 

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目に前に見えるピーク。

思ったより登るのかもしれない…と少し心が折れかける。

登山道は緩やかな登り下りの繰り返しで、歩きやすい道でした。

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ただし、これは樹林帯に限った話です。

木立が切れるところもあるのですが、日当たりがいいせいか、草がすごい…

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明神もそうだったのですが、草で足元が見えにくいので、けっこう怖い。

数か所はそんな感じですが、樹林帯に限れば歩きやすく、割と楽しい。

万葉公園から1時間ほどで分岐へ。

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このすぐそばにも、次の分岐があり、それは酒水の滝と矢倉岳の分岐です。

ここで地蔵堂と書かれていて、帰り(下り)はそちらに進んだのですが…

45分??私は1時間10分ほどかかりました。

 

ここから山頂までは急坂でした。

滝のような汗をかきながら進みましたが、頂上が近くなると、すごい藪に…

背の高さを超えるススキやらで足元どころか、進行方向も見えにくい状況。

道を踏み外さないように、注意が必要です。

 

そして、山頂に着くと…

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山頂も草、草、草。

地面が見えません。

座れる場所もほとんど無し…

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曇り空なので、展望も今ひとつでした。

とんぼがたくさん飛んでいて、秋の気配も感じましたが、なにせ足も埋まる

ような草むらで、虫も多い。

ここは草の枯れ果てるであろう晩秋から冬にくるべき山なのかもしれません。

早々に退散して、下り開始。

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再びこの分岐。

ここで地蔵堂を選んでしまったのですが…

道こそはっきりしているのですが、どうも一般ルートのような気がしない…

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鉄塔に突き当たる…

あれ…と思い、のぞき込むと、鉄塔をくぐった先に道があります。

とにかく人がいない道で、結局、頂上から最後まで人に会いませんでした。

しかも、かなりの急坂で、登るのはかなり大変そう。

 

そして、最大の困惑にぶつかる。

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え、沢を渡るの…?

この写真ではそうは見えませんが、大きな音で、けっこうな水流でした。

深さも靴くらいではなく、ひざ下まできそうな感じ。

石も微妙に間の幅が広く、飛び石でもなさそう。

石と木に足をかけつつ、ストックを川の中につきさしてバランスをとり、

なんとか渡りましたが…

 

水流がもう少し増えていると、渡れないと感じました。

もし、そうだったら、ここまで降りてきた急坂を登り返し…

相当、体力がないと、登り返しも大変そうです。

ここからすぐに地蔵堂なので、このルートは登りで使うなら、

渡れなくてもすぐに引き返せます。

帰りは使わないほうがよさそう…万葉公園経由で帰るほうがいいと思う。

急に計画変更して登った山でしたが、やはりこういうのは怖い。

低山だからと甘くみて、急に計画を変えてはいけませんね。

 

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なお、沢をわたると、急坂の登りがあります。

けっこうきついですが、距離は短いです。

 

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坂を登りきると茶畑へ。

しばらく歩くと、登山道終了で、地蔵堂付近に出てきます。

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登山道の終点(入り口)。

標識もあるので、バリエーションルートと呼ばれるものではないのでしょう。

 

反省点

・事前に登山路の情報を集めてないなら、計画変更はしない。(猛省)

 

残暑がきついせいか、ハイカーはとても少ない印象でした。

早く涼しくなってほしいところです。

 

大菩薩嶺

週末に天気の悪いことが続き、山には行けていませんでした。

今週は、天気予報では晴れ・曇りとバラツキあれど、ようやく

活動できそうな感じで。

標高が高くて灼熱地獄じゃない、かつ、初心者向けということで、

以前より行ってみたかった大菩薩嶺を歩いてきました。

 

上日川峠の登山口には、大きな駐車場があるとわかり、今回も

マイカーで現地へ。

到着は7時20分でしたが、十分に空きスペースがありました。

スタート地点でも標高は約1500メートル、気温はやや涼しめです。

ここはトイレもあるので助かります。※虫が多いですが…

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熊に注意…とのことですが、登山者の多いところですので、

熊鈴を鳴らすのも憚られるのですよね。

ラジオを流している人もいましたが…

ロッヂ長兵衛からすぐのところに登り口があります。

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必要時間がとてもわかりやすい標識です。

奥に見える人影が登山道の入り口になっています。

舗装路も並行していますが、せっかくなので山道を行きます。

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道自体はわりとなだらかです。

ただ、雨が多かったからか、かなりぬかるんでいる所もありました。

久々の山歩きなので、すぐに息があがる…

風は涼しいのですが、やはり歩いていると汗が噴き出ます。

あっという間に、福ちゃん荘に到着。

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ここで分岐があります。

唐松尾根のルートか、大菩薩峠のルートか。

先に印象を行ってしまえば、登りなら大菩薩峠ルートのほうが楽です。

下りで歩きましたが、登山道がなだらかで、ハイキングに近いかな…

唐松尾根は登るほどに岩が多くなり、登山という感じです。

あと、唐松尾根は樹林帯多めですが、ところどころ景色を楽しめました。

大菩薩峠ルートはずっと樹林帯です。

私は唐松尾根を選択しました。

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唐松尾根は、初めのうちはこんな感じです。

わりとなだらかで、歩きやすい道でした。

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樹林帯から垣間見える景色です。

樹林帯が切れてくると、道が岩だらけで、足を上げるのが大変でした。

歩き始めて1時間くらい過ぎてましたが、ガスが出始めました。

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風も冷ためで、今回もガスの中で終わるのかな…とも思いましたが、

上空には青い部分も見えていました。

ヤマテンの予報は、午前中は晴れるかな…という感じだったので、

期待していたのですが。

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ガスが切れると、上日川ダムのダム湖が視界に飛び込んできました。

その奥には富士山が見えるらしいのですが、この時点では雲で見えません。

ただ、とてもよい景色で、前を歩いていた登山者は歓声を上げてました。

写真の左側に雲がたくさん写ってますが…

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視線を向けるとこんな感じです。

雲の塊が東から流れてきて、稜線でせき止められてるような印象。

これが崩れてあふれると、またガスにまかれるのでしょうね。

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登山口から1時間30分で雷岩まで到着。

疲れていなかったのと、すぐに大菩薩嶺まで往復できるので、一旦は通過。

10分ほどで大菩薩嶺に到着。

この道はぬかるみがかなり多く、足元に気を使いました。

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大菩薩嶺はどのガイドでも記載の通り、これがあるくらいです。

狭くて、展望なし。

記念写真をとって、すぐに雷岩に折り返し。

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ガスに包まれる雷岩…

小腹がすいたのと、天気予報や風の強さからガスが晴れるのを待とうか…

ということで、ここで休憩をとりました。

軽食をとりつつ、休むこと15分ほど。

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ガスが切れました。

富士山は見えませんが、ダム湖はくっきりと見えます。

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甲府盆地のほうは、すっきりとは見えませんでした。

湿気の多い時期は、ガスがなくても、すっきりしないのかもしれませんが。

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雷岩から大菩薩峠を目指します。

雷岩は大菩薩峠側に、こういう広いスペースがありました。

休憩はこちらのほうが便利かもしれません。

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戻った日差しと緑で、稜線がとてもきれいです。

この辺りは石・小さい岩が多いので、足元にも注意が必要でした。

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西側の甲府盆地も、見渡せるようになりました。

東側は相変わらず雲の中でしたが…景色の良い道なので、疲れを感じません。

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賽の河原は、確かにそんな雰囲気でした。

ところどころ、面白そうなスポットのある登山道です。

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富士山が少しだけ頭を見せました。

ガスはすっかり晴れて、日差しが強く感じられました。

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大菩薩峠と介山荘が見えてきました。

傾斜の急な道で、しかも大きめの岩がたくさん。

ちょっと苦労しました。

唐松尾根ではなく、大菩薩峠ルートを選ぶと、これを登ることに。

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大菩薩峠から見ると、富士山の頭がくっきり…

大菩薩峠と日川峠を結ぶ登山道は、樹林帯なので、景色はこれでおしまい。

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大菩薩峠ルートは、こんなに整備された登山道です。

小石が多いのが、個人的には好きではないのですが、歩きやすいと思います。

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下りていくにしたがって、こんな感じに。

やはり整備されて、広い道でした。

 

上日川・大菩薩峠・雷岩の周回であれば、道迷いはないと思います。

景色もよくて、道も整備されていました。

9月初めはまだ暑く、ガスも出やすい時期だったと思うので、

時期を変えて、また歩きたいですね。

 

ロッヂ長兵衛 7:35

福ちゃん荘(往路) 8:05

雷岩到着 9:05

大菩薩嶺 9:15

雷岩戻り 9:25(休憩20分)

雷岩出発 9:45

賽の河原 10:25

大菩薩峠 10:50

福ちゃん荘(復路) 11:20

ロッヂ長兵衛 11:40 

 

 

霧ヶ峰ハイキング(車山湿原・八島ヶ原湿原周回)

左ひざの痛みも治まり、近所のウォーキングを再開しても、再発なし…

ということで、久しぶりに山に行きました。

ただ、登山中に再発すると怖いので、今回はハイキング。

標高の高いところなら、この時期でも酷暑ではないだろうと思い、

霧ヶ峰に行ってきました。

 

川崎からだと車で約3時間30分。

盆休みの渋滞を考えると、5時までに八王子を抜けたいので、

4時出発~7時過ぎに車山肩駐車場着の計画でした。

相模湖で小さな渋滞にはまりましたが、何とか計画通り到着。

到着は7時20分でしたが、車山肩駐車場は5割くらい埋まってました。

霧が濃いものの、予報ではそろそろ晴れてくるはず。

空にわずか青い部分も見え始め、トイレを済ませ駐車場に戻ると

すでに8割くらい埋まっていました。

8時前には満車になっていたかもしれません。

 

7時45分に歩き始め、車山湿原の入り口に。

休憩所のチャプリンの裏手に道標があります。

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車山方面に向かうと、山頂に向けた道が見えます。

しかし、かなり霧が濃い様子。

元々ハイキングのつもりなので、登りはしませんが。

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霧が濃くて、遠景が見えない…

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バイオトイレから車山方面に少し進み、コロボックルヒュッテの裏手に

車山湿原への道があります。

蝶々深山・物見石を経由する場合は、こちらからになります。

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道は細く、小石が多め。

ただ、8時前だと、あまり人がいません。

すれ違う人もなく、歩くのは難しくありませんでした。

少しずつ太陽も見え始め。霧と陽光と雄大な景色が幻想的。

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雲が急速に消え始め、日差しが優勢になってきました。

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途中から木道に変わります。

白樺湖・蝶々深山の分岐まで、木道と土の道が入れ替わりに出てきます。

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正面に見えるピークが蝶々深山。

一直線に道が続いています。

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ゆるい傾斜を登って、蝶々深山へ。

斜面に一部には、花の小さな群生がありました。

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 ほぼ疲労なしで蝶々深山に到達。

高度感のある眺望ではありませんが、よい景色でした。

雲がなければ、もう少し違った様相かもしれません。

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最近の登山で、道中にばててしまうこともあったので、今回はここで小休憩。

コンビニで買っておいたバウムクーヘンをかじり、エネルギーを充填。

10分ほど休んで、出発しました。

蝶々深山から物見石までは、穏やかな道になります。

まさしくハイキングという感じです。

風景はこれまでと同じ様相で、大きな変化はありません。

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 物見石に到着。

オブジェのような岩があります。

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ここからは少し高度感のある眺望を楽しめました。

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奥に広がる湿地帯が八島ヶ原湿原

ここまで降りていくことになります。

道は石の転がる普通の山道でした。

高度を下げるごとに樹木が目立ちはじめ、やがて里山の雰囲気に。

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降り切った後、平坦な道をしばらく歩くと、鹿よけの柵にたどり着きます。

八島ヶ原湿原は出入り口が柵になっています。

どこの山地も鹿の食害が目立つようですね…

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柵から中に入ると、湿原が見えます。

車山湿原に比べると、もっと平坦で池のような雰囲気です。

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 少し進むと、分岐にあたります。

湿原の外周を一周するならビジターセンターへ。

車山へ、より短い距離を進むなら沢渡・御射山へ。

疲れも感じていなかったのでビジターセンター方向に進みましたが、

沢渡方面でも景色は大きく違わないかもしれません。

ただ、コースタイムが外周は1時間・沢渡なら30分で倍くらい違います。

車山へ帰る場合、健脚でないなら沢渡方向でよいのかも。

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八島ヶ原湿原は観光客中心という感じです。

車山湿原側は登山・ハイキングという人が多かった印象。

実際に、八島ヶ原湿原は木道のみで平坦な道だけです。

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ただ、8月中旬となると花のシーズンではなかったかもしれません。

草が多く、あまり花には出会えませんでした。

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あと、木道がかなり傷んでいます。

積雪時にダメージを受けてしまうのだとか。

写真を撮りながら歩くと、おそらく落ちます。

足元に注意が必要です。

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外周を一周すると、御射山ヒュッテへ。

喫茶をやっているようでしたが、今回は先に進ました。

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ここから、道がわかりにくくなります。

御射山ヒュッテを過ぎると、草地に出ます。

車山方面の道標もありますが、それ以降道標がなく、不安になってきます。

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未舗装の車道らしい道をしばらく進むと、舗装された道路へ。

そこをさらに進むと、分岐に着きます。

左側は直進でクヌルプヒュッテという案内が。

こちらに進むと、地図では蝶々深山に出るらしいです。

右側に進むと、車山肩という案内があります、

そちらが進むべき道ですが、ここから約1kmはひらすら登りでした。

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石の転がる登りの山道で、日差しを遮るものがなく、非常に疲れる…

八島ヶ原で外周コースをとらず、短いほうを歩けばよかった…と後悔。

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なんとか車山肩に到着。

右奥に八島ヶ原湿原が見えます。

今回の周回コースは、最後にこれくらい高度を上げなくてはいけません。

最後が登りというのは、考えものですね…

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車山湿原の入り口に到着。

前に見えるのがバイオトイレ

奥の山頂に見える丸い物体は車山の気象レーダーだと思います。

11時30分に周回終了で、お昼にちょうどいい時間。

チャプリンでざるそばを食べて、本日のハイキングは終了。

 

・高原といえど、盛夏はやはり暑い。

・日焼けが気にならないなら、半袖で十分かもしれません。

・ただ、早朝や霧の出ているうちは涼しいので、長袖でよい気もします。

・車山湿原は、より山の雰囲気です。こちらはスニーカーが必要。

八島ヶ原湿原は観光地です。半袖・短パン・サンダルでも十分。

・車山→蝶々深山→物見石→八島ヶ原→車山の周回は、最後の登りに注意。

・コースの組み合わせが多いので、自分に合ったコースを。

・ヴィーナスラインはサイクリングの方も多いです。

 車を使う方は、自転車を追い抜く対向車線の車に要注意。

 

コースタイム

車山肩 発            7:45

蝶々深山 着        8:45

物見石 着         9:15

八島ヶ原湿原 着 9:55

御射山 着          10:50

車山肩 着          11:30

 

最後に花の写真。

 

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伊豆ドライブの風景写真、Canon PowerShotG9XとスマホXperiaZ4の比較

2週間前の明神ヶ岳で、下山後の最乗寺参道を下る途中に転倒し、

左ひざを痛めたのですが、いまだ痛みがすっきりとはひかず。

今日は好天だったのですが、山は見合わせました。

 

とはいえ、せっかくの好天なので、ドライブに行きました。

行きは西湘バイパスから熱海を通って伊東まで。

晴れた日は海と空の青がまぶしく、気持ちよくドライブできます。

帰りは伊豆スカイラインを通り、途中で景色を楽しむルート。

行きは西湘バイパスの渋滞で苦労しましたが、それ以外は

わりと道路も空いていました。

気持ちよく走れた1日でした。

 

ついでに、先日買ったデジカメPowerShotG9Xと手持ちスマホ

画質を比べるべく、写真をとってみました。

元々、山でもスマホで十分と思っていたのですが、調子の乗って

を写真を撮っていると、あっという間にバッテリーがギリギリに。

GPSや非常時の通信に使いたいスマホをカメラで食いつぶすのは

よろしくないので、小ぶりなデジカメを買ったという経緯です。

 

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上:スマホXperiaZ4

下:Canon PowerShotG9X

 

大体同じ位置で撮ったのですが、かなり違いますね。

スマホのほうが横に広いので、山頂で広く風景をおさめたい場合、

G9Xのほうが不利に思います。

画面の明るさはG9Xのほうがよいですね。

XperiaZ4は暗い感じがします。

色合いはG9Xのほうが自然で落ち着いています。

空の色を見ても、XperiaZ4は青が濃すぎると感じます。

 

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上:スマホXperiaZ4

下:Canon PowerShotG9X

 

これも先ほどの比較と同じ印象です。

XperiaZ4は明るさが足りない気がします。

ただ、画質だけで見れば、ブログであれば、スマホでも十分かも。

私はバッテリーの問題で、スマホとカメラを分けることにしましたが、

バッテリーが持つならスマホだけでもいいようにも思います。

 

ただし、デジカメはズームが非常に簡単です。

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G9Xで同じ場所から撮った写真です。

ズームのリングをちょいちょいと変えるだけで、これだけ寄ることができます。

これは大きなメリットだと思います。

 

G9Xの場合、上述の横の広さが今ひとつに加え、防塵防滴もありません。

山用カメラとしては、悩ましいところです。

私は、悪天時はそもそも撮らない、パノラマもそれなりでよい、という

割り切りでG9Xにしました。

G9Xなら、写真の明るさもあり、かつ、コンパクトで歩く際に邪魔に

ならないという点を重視しました。

 

さて、残りはG9Xで撮った写真です。

今回の撮影ポイントの一つは、滝知山の駐車場です。

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北方向は富士山。

山頂は見えますが、雲が多めでした。

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西は駿河湾です。

きれいに遠方まで見えていますね。

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東は熱海の町なみと海。

海・空の青が鮮やかです。

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これは南側の眺望。

周囲の深緑に対し、大室山は黄緑。

写真ではわかりにくいですが、実物はもっと極端に色の違いがわかります。

 

次の撮影ポイントは大観山。MAZDAターンパイクのスカイラウンジから。

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芦ノ湖と富士山です。

やはり雲が多めで残念。

ただ、伊豆スカイラインMAZDAターンパイクは、濃霧のかかる日も多く、

夏にこれだけ景色が見られたのは、幸いでした。

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手前が下二子山で、その奥に明神ヶ岳です。

あそこに登ったのか…思いのほか高い山でした。

さらに奥には丹沢ですが、雲が多めでした。

スカイラウンジへの通路に、こんなわかりやすい案内図が。

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ひざがよくならないと、山を再開できないので、養生に努めよう…

 

明神ヶ岳 道了尊登山口から往復(箱根)

空梅雨気味でありながら、梅雨明けが一向に見えない今年の夏です。

3連休もイマイチの天候ですが、今日は雨の不安もなさそう。

ということで、明神ヶ岳(箱根)に登ってきました。

 

事前に調べると、ルートがいくつかあります。

今回は車を使いたかったので、道了尊(大雄山最乗寺)の登山口

から往復のルートをとりました。

ここは大きな駐車場があり、無料で利用できました。

(お賽銭でせめてもの感謝を表してきました。)

 

登山口は境内の奥にあります。

道標もありますが、「明神橋」が目印になります。

 

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 明神ヶ岳まで2時間となっていますが…私は3時間かかりました。

 

登り始めからすぐに、かなり高さのある段差が出てきます。

木の根の部分がかなり崩れ落ちていて、根っこに手をかけて

よじ登るような感じでした。

この登山道、初心者に登れるのか、いきなり不安になります。

ただ、そこを越えれば、しばらくはそれなりに平坦になりました。

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木の根がかなり出ているのと、石・岩が多いので、楽ではありません。

しかも、こういう道は少な目で、粘土のような赤土の道がすごく多い。

これが曲者で、とにかく足が滑りそうになります。

また、登山道が深く削られていて、歩きにくい。

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上の写真はマシなほうで、実際はもっと狭くて、深くえぐられてます。

靴底にも、この粘土みたいな土がつくので、石にうっかり足をのせると

途端に滑ります。

もちろん、ズボンは泥だらけ…

 

あまり花を見られるルートではありませんでした。

でも、ごくわずかに見かけるものもありました。

あじさいとヤマユリ

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登り始めて1時間くらいで、ぼろぼろの休憩小屋に到着。

この頃から雲が晴れてきて、少し爽やかな気分に。

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とはいえ、湿度の高いこの時期なので、眺望は霞んでしまっていました。

秋以降なら、水蒸気も少なくなるので、もっとよい景色なのかもしれない。

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この小屋を過ぎると、尾根沿いに歩くことになりますが…草がすごい。

足元が見えないくらいで、ストックで払いながらの道中になります。

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30分ほど歩くと、水場に出ます。

神明水と道標にも書いてあり、冷たい水で喉を潤すことができます。

PETの水もぬるくなっていたので、ありがたく飲ませて頂きました。

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この神明水から登っていくところが急で、かつ、岩だらけ。

草も生い茂っていて、道がとてもわかりにくい。

何とか草をかき分け先に進みましたが、ここからかなり傾斜がきつく…

平坦なところは少なく、足元も例の赤土であまりよくない。

それが1時間くらい続き、何度も小休止をとる状況でした。

 

水がちょろちょろと登山道をまたぐところを2つくらい過ぎると

もうひとつ水場が出てきます。

たぶん明神水ですが、ここは表示がないので、確信が持てません…

 

そして、このあたりから、うっすらガスに包まれてきました。

時期が時期ですので、しょうがない。

ああ、頂上はガスで何にも見えないんだろうなぁ…

 

登り始めて約3時間、ようやく山頂に到着。

予想通りのガス、そしてやや強い風。

真っ白な景色なので写真も撮る気が起きず、食事休憩。

山頂は結構広くて、レジャーシートがあれば座る場所も十分。

ここまでほとんど人とすれ違わなかったのですが、山頂には

人がそれなりにいました。

明星ヶ岳や矢倉岳ともつながっているようで、色んな方向から

ハイカーがやってきます。

 

服が乾かないほど、汗でびっしょりだったので、やや強めの風と

ガスがむしろ気持ちいいくらいでした。

しっかり休んで、復路の下りに。

 

登りと同じルートなのですが、非常に難儀した点があります。

とにかく、足が滑る!

例の赤土が靴底についてしまうので、余計に滑りやすい。

赤土ロードでは、ストックも滑るので、とても不安定。

注意が必要でしたが、なんとか転倒はせずに済みました。

 

約2時間で下山し、最乗寺に到着。

しかし、その最乗寺参道坂道の石畳で、まさかの転倒…

この参道が一番よく滑るかもしれません。

(左ひざを痛めてしまい、しばらく辛いことになるかも…)

 

登山道はとても蒸し暑いです。

しかし、草がかなり茂ってます。

半袖・半ズボンはやめたほうがいいかもしれません。

 

道了尊登山口  8:55

休憩小屋   10:10

神明水    10:35

明神ヶ岳山頂 11:55

下山開始   12:20

道了尊登山口 14:30

 

 

 

 

 

 

 

 

八丁池 天城峠・御幸歩道経由(天城)

天気予報では「雨の心配は少ないが、曇りがち」という感じで、

それならどこか出かけようかと思い、以前から準備していた

伊豆・天城のハイキングコースに行ってきました。

 

八丁池のハイキングコースは、車で行くなら水生地下の駐車場を

利用可能とのこと。

9時過ぎに到着しましたが、先客は1台だけでした。

 

今回のコースは旧天城トンネルから、天城峠・登り御幸歩道を

経て八丁池に至る、という計画です。

駐車場から道を隔てた方向に、旧天城トンネルに行けるとの

案内板があり、そちらから登りました。

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車の往来もある林道のようで、あまり通りませんが、車にも気を使いつつ

先に進むと、沢が流れていて、わさび田もあります。

天城は水が豊富だということを実感します。

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30分ほど歩くと、旧天城トンネルに出ました。

そして、ここで遠回りしてきたことに気づきました。

水生地を経由してしまいましたが、多分、駐車場から道路沿いに歩いたほうが

近かった…※15分くらいのロスのようです。

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観光客の方は、トンネルの先に入っていきますが、私の目的地はそちらじゃない。

トンネルの脇に、気づきにくいですが、登山口がありました。

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登り口からしばらくは、こんな感じで、狭く傾斜もそれなりの登山道が続きます。

また、常に樹木に囲まれていますので、眺望のよいところはありません。

天気も今一つだったため、伊豆らしくガスに包まれていました。

その分、風が涼しく心地よかったです。

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登山道は、水の通り道とクロスするのか、ところどころで明らかに上から流れてきた

土砂で足元が悪い場所も目立ちます。

また、そもそも登山道自体が水の通り道になる場所もあるようです。

今年の梅雨は空梅雨気味にも関わらず、湿り気の強い道でした。

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このコース、実は今までで一番長い行動時間・距離の計画でした。

目的地まで、まだ2時間もある…少し心が折れかける。

白い花が足元にかなり降り積もっていたのですが、何の花か、わかりません。

もう少し時期がよければ、かなり見応えあったのかもしれません。

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赤い花はツツジでしょうか。

これは結構多く見かけました。

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始めのうちと、何か所かは、狭く足場に気を使う登山道でしたが、

それ以外の多くは、道自体が平坦で、傾斜も穏やかでした。

ただ、苔の生えた倒木が当たり前のように何度も道を遮ります。

こういう部分はあまり手を加えない、という考えなのでしょうか。

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そして、ようやく八丁池に到着します。

傾斜や段差は前回の大山より相当に楽ですが、行動時間が長く意外と疲れました。

なお、八丁池は盛大にガスに包まれていました。

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30分ほど昼食休憩し、下ります。

下りは御幸歩道下りを利用します。(登りとは別ルート)

こちらはずっと足元に石が転がっていて、倒木も多く、結構たいへんでした。

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下りの御幸歩道が終了すると、舗装された林道に出ます。

この林道を下りていくと、水生地の車止めにたどり着きます。

水生地下の駐車場までは、あと少し。

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約5時間半、11kmくらいで、今回のハイキングは終了。

とても疲れた…

水生地下の駐車場からは沢に下りる階段があります。

そこで足を冷やして、濡れタオルで汗を拭いて、さっぱりして帰路へ。

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コース全体でみれば、平坦ですし、整備されています。

涼しい時期なら、もっと快適なハイキングになると思います。

ただ、行動時間は長いコースです。

疲れて足が動かなくなってくると、道の細い場所はけっこう怖いかもしれません。

あと、大雨の後などは、水がかなり出ているのではないか…と思います。

当日だけでなく、しばらく前から天気の状況は見ておいたほうがよいのかも。

 

水生地下駐車場  9:10

天城トンネル 9:40(10分休憩)

向峠 10:50

大見分岐 11:50

八丁池着 12:30

八丁池発 13:00

下り八丁池歩道分岐 13:40

水生地歩道入口 14:25

水生地下駐車場 14:55

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大山(丹沢)

今週末も好天に恵まれました。

梅雨入り後も雨が少なく、いよいよ水不足が深刻になりそうです。

とはいえ、せっかくの好天なので、今週も山に行きました。

 

以前から行ってみようと思っていた丹沢です。

その中でも、大山はケーブルカーや神社など、かなり観光地寄り。

各種ガイドブックでも初心者向けとの記載が多い。

1000m越えの山ですが、これなら大丈夫か…?

 

大山には、伊勢原駅北口からバスが出ているとのこと。

8時20分発のバスに乗りましたが、すし詰め状態の混雑。

しかも乗り切れない人も多いのだから、驚きました。

 

20分ほどバスに揺られ、麓に到着。

さっそく歩き始めると、神社参道の土産・飲食店の並ぶ

こま参道を通り抜けることに。

実はこの段階から地味に傾斜がきつく、息が切れる…

ケーブルカーは利用せず、女坂から登山開始です。

 

素晴らしい晴天なので、気持ちいい…のですが、

気温も高くて、登山中は汗を搾り取られました。

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女坂のほうが楽だよ…といっても、かなり傾斜はありました。

しかも、延々と階段になっているので、かなり足に堪えます。

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1時間をかけて阿夫利神社下社にたどり着きました。

そこからの眺望も素晴らしいものでしたが、要はそれだけ登ってきたということ。

晴天とはいえ、やはり梅雨時で湿気が多いのか、遠くはぼんやりしています…

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そして、ここから山頂までも、やはり傾斜のきつい段差続きでした。

また登山客も非常に多く、私は道を譲りながらゆっくり登ることにしました。

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丁目ごとに少しスペースが空いていることが多かったので、そこで休憩をとりながら

少しずつ山頂を目指しました。

結局、下社から2時間かけて、山頂に到着。

登ってくる最中に飲料をかなり消費してしまい、売店でスポーツドリンクを補充。

この時期の登山は500ml×2では心もとない…という教訓になりました。

この売店では食事もできるようでしたが、今回はパス。

コンビニおにぎりを、運よく空いていた日陰で食べ、気力を再充填しました。

 

山頂はとても展望がよかったです。

水蒸気だと思うのですが、遠くは霞がかっていて、少し残念…

それでも登ってきた甲斐のある風景でした。

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下山は見晴台経由のルートです。

こちらでも、ところどころ眺望を楽しめました。

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ただ、こちらのルートも延々と階段でした。

下りの急こう配で階段…足にはとてもダメージがでかいです。

途中で膝が笑ってしまい、頻繁に休憩を取る羽目に。

それが見晴台まで続き、正直なところ、うんざり…

なお、見晴台はテーブルが多く、休憩はとりやすいですが、展望はイマイチでした。

 

見晴台からの下りは、下社方面へ。

ようやく階段が少なくなり、歩くのを楽しめる雰囲気に。

2日前の雨のせいか、足元はかなり湿っていましたが、滑るような石は少な目。

木漏れ日の中を、マイペースで下ることができました。

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そして、なんとか下社まで辿りつきました。

到着時間は14時、朝の麓到着から約5時間の行程となりました。

これ以上歩く気力・体力はなく、せっかくなので、ケーブルカーで下山。

 

初心者向け…といっても、急こう配の登りと下り。

若者なら平気かもしれませんが、四十路のおじさんには、きつかった…

休日なら、人は多くいるので、まず道迷いはないと思います。

秋ならもっと涼しいので、もう少し歩きやすいかもしれませんが、

紅葉で大混雑なのだとか。

もう一度登りたいか…と言われると、ちょっと辛いですね。

ジーパン履き、スカート姿の子供連れ、Tシャツ短パン、サンダルなど

かなりラフな人も、ちらほら見かけましたが、自分には無理そうです。

絶対、登れない…

 

(今回の教訓)

エネルギー切れを起こしかけて、キャラメルの有難さを知る。

気温の高い日は水だけではダメ、スポーツドリンクは重要。

トレッキングポールがあると、もう少し楽なのかも…

 

とても、よい勉強になりました。

 

 8:45 大山ケーブルバス停 登山開始

 9:50 女坂を登って、下社到着

10:25 夫婦杉

10:50 天狗の鼻突き岩

11:35 ヤビツ峠への分岐合流

11:50 山頂(30分休憩)

12:20 山頂出発

13:30 見晴台(10分休憩)

13:55 二重滝

14:05 下社到着

14:20 ケーブルカー乗車・出発

14:30 ケーブルカー下車