大野山
2019年初めの登山は、手ごろな山を…ということで、丹沢近辺で行ったことの
なかった大野山を登りました。
JR御殿場線の谷峨駅をスタートして、山北駅に下るルートをとります。
どちらからでも登れるのですが、山北駅側は林道や市街地歩きが長そうで、
行きから長い舗装路歩きは勘弁…
どうするのかと思ったら、ホームに降りると車掌さんが切符を回収します。
駅を降りると、もう目的の山頂が見えます。
ここからしばらくは道路歩きです。
付近を流れる川を渡るため、橋がかけられています。
そこを渡って、登山口に向かいます。
随所に標識があって、迷うことはありません。
民家脇から登山口があります。
素晴らしく整備されていて、歩きやすい…
登り始めると、さほど時間がかからずに林道に出ます。
頂上まで車でいける山らしいです。
この林道を少し歩くと、東屋とトイレがありました。
このコースは随所に東屋があり、初心者にも優しいと思います。
引き続き、歩きやすいトレイルを進んでいきます。
すると、獣害防止の柵に出会います。
ところどころに鹿のフンを見つけていたので、なるほどと納得。
柵を通過すると、ようやく眺望が広がりました。
方向的には駿河湾ですが、モヤってます。
こちらは相模湾。
やはりモヤっていますが、湘南の海岸線かなぁ。
さらに2つ目の柵に出会います。
道はさらに歩きやすく…牧場なのか、かつては牧場だったのか、はっきりしません。
牛を見かけなかったので。
山頂直下かな…というところに出ると、今度は丹沢山地の眺望がひらけました。
そして、すぐに山頂に到着。
急登もなく、足元もよく、すごく楽ちんな登山でした。
奥に見えるのが、丹沢湖。
山頂はとても広く、トイレまで整備されていました。
山頂というより、公園という雰囲気。
久々に山頂で、お湯を沸かしてカップヌードルを食べることにします。
丹沢山地を眺めながらのランチ、とても幸せ…
山頂の反対側は相模湾と箱根の眺望がひろがります。
40分ほどまったり過ごして、下山開始。
山北駅側に下りていくと、熊がいました!
こちらのルートは、ちょこちょこと木彫りの案内が出てきます。
やはり整備されたトレイルが続きます。
少しでも崩れているなら、橋までかけて安全を確保しています。
ただし、こちらのルートは一部でやや傾斜がきつく、東屋もなし。
山北駅から登る場合は、それなりの体力が必要かもしれません。
順調に下り、登山口へ到着。
ここからは延々と舗装路歩きです。
林道はもちろんのこと、集落を抜けていくので、地図はしっかり確認しましょう。
旧共和小学校に出会ったところで、林道から集落の方向に抜けていきます。
ここはカフェの旗も出ていて、地域で活用されているです。
細い集落の道に入ると、標識が見にくくなります。
一部は足元くらいの高さだったりするので、注意が必要でした。
道が分かれたら、要確認です。
しかも、結構な傾斜で、登りに使う場合は気合が必要そう。
集落を抜けると、山間地のやや大きな道路に出ました。
ここにも木彫りの案内が…
東名高速の下をくぐって…
しばらく歩くと、ようやく幹線道路にでました。
ハイキングコースの案内があるけど、牛はいなかった…時期の問題だったのかも。
ここからさらに20分ほど歩いて、ようやく山北駅へ。
30分に一本くらいのダイヤなので、はまると30分待ちです。
私は、しっかり、30分待ちに…
ハイキングコースはとてもよく整備されていて、山頂も公園のようです。
歩く時間もほどほどあって、手軽に歩けるよい山だと思いました。
市街地歩きも結構長いので、しっかりした登山靴だと辛いかもしれません。
軽登山靴くらいがよさそうです。
この冬はしばらく丹沢近辺の低い山を歩いてみようと思う一日でした。