霧ヶ峰(八島湿原・車山湿原周回)
車山高原のニッコウキスゲのシーズンということで、今年も行ってきました。
例年より開花が早いということで、まだ十分に残っていることを祈りつつ…
いつもの通り、車山湿原と八島湿原の周回です。
今回は八島ビジターセンターからスタート。
ここからスタートすると、車山スタートと違い、帰りの登り返しがないので、
気持ちが楽です。
6時過ぎに到着した時点で、駐車場は半分以上は埋まっていました。
この時期は混むので、皆さん、動きが早いようです。
駐車場から八島湿原に入ると、夏らしい景色が広がります。
早朝にも関わらず、そこそこ暑いですが、都会の蒸し暑さとは違い、爽やか。
雲がもくもくしていて、一日を通じて曇りがちだったのが、やや残念。
木道に沿って、沢渡方向へ進みます。
お花畑というほどの花はありませんが、多くの花を眺めつつ、ゆっくり歩きます。
こういうところは、自然を楽しみながら時間をかけて歩きたいです。
木道から鹿よけの柵を抜けると、車山肩までは林道と登山道を歩きます。
ここは景色もなく、夏場は直射日光・湿気・気温で、心を折られます。
沢渡からの登りはそれなりの傾斜で、泥濘もあるので、要注意です。
(なので、周回の終盤には、ここを歩きたくないのです…)
樹林を抜け、石・岩の多い登りを歩き切ると、ようやく車山肩へ到着。
展望がひらけ、気持ちもよくなります。
車山肩はニッコウキスゲの群落があり、この時期は黄色のカーペットのよう。
観光客はここまで車で来るので、にぎやかです。
開花が早かったとの話でしたが、十分に見ごたえありました。
ここから車山山頂を登って周回するのが、ハイキングでは一般的のようです。
今回は湿原歩きが目的なので、コロポックルヒュッテから湿原を横切るコースへ。
花は少な目ですが、景色がよいので、日々の疲れが癒されていくようです。
夏らしい、もくもくとした雲。
蝶々深山からは八ヶ岳を見ることができますが、この日は雲に隠れがちでした。
ここから八島湿原まで、先だっての雨で、泥濘が多数ありました。
スニーカーだと、足元の汚れが気になるかも。
雨の後は要注意です。
なお、昨年は車山湿原でも、ちらほらとニッコウキスゲを見られたのですが、
今年はまったく見かけませんでした。
ゆっくりと歩いていたので、見落としではないと思いますが…
八島湿原に戻ってくると、こちらは昨年並みに花を楽しむことができました。
行きの沢渡方面より、ニッコウキスゲが多く、花だけなら八島湿原をグルっと
回れば、十分に楽しめます。
そして、この日の帰宅時、小さな自損事故を…
幹線道路で渋滞にはまっている最中、後ろから救急車が来たのですが、
自分の車の後ろで詰まってしまいました。
慌てて、中央分離帯に寄せなおしたのですが、右フロントのタイヤ側面が
分離帯の縁石に触れていたようで、アクセルを入れたら、ガリガリッと…
すぐに目視で点検したところ、傷はあったものの、大事に至るようなものはなく、
改めて行きがかりのディーラーでチェックしてもらい、とりあえず走行には
支障なしと確認。
ただ、高速を使うことが多い以上、タイヤには不安を残したくないので、
半月後の車検でタイヤ・ホイールの交換をお願いする予定。
思わぬ出費に涙目です…(;_;)