城ヶ崎自然研究路(伊東)
ピクニカルコースを歩いた翌日は、自然研究路を歩きました。
前日と同じく、リアス式海岸の海沿いを歩くコースです。
ピクニカルコースが観光地の遊歩道という感じでしたので、
この日は靴以外は完全に観光仕様。
ジーパンにコットンのシャツ。
気軽な散歩のつもりでスタートしました。
いがいが根の駐車場に車をとめましたが、ここは無料でした。
城ヶ崎で無料の駐車場は珍しいようです。
どうやら磯釣りの方が多く、ハイキングをしそうな人が見当たらない…
駐車場から海側に道が出ています。
すこしだけ登りがありますが、昨日と同じくきれいな歩道です。
ここを抜けると…
眼前には、広く開けた海の景色。
相変わらず、ゴツゴツとした岩場です。
浸食の進んだ場所なのか、岩場の一部はこんな感じです。
打ち寄せる波の音も大きく、迫力があります。
ここから橋立・八幡野漁港方向に歩いていきます。
橋立には吊り橋もあるようですが、そこまで歩くと往復で3時間近くかかりそう。
1時間くらいで折り返す予定で、先に進みます。
少し歩いたところで、気が付いたのですが…
足元に木の根や岩が目立ち、ピクニカルコースとは明らかに違う歩道でした。
海側も樹木が多く、歩道脇は草もとても多い。
これって普通の里山歩きなのでは…?
山と異なるのは、海岸沿いなので、標高差はありません。
ただし、崖の高いところと海抜ゼロ付近までの、細かいアップダウンの繰り返し。
明らかにジーパンは失敗…足の上げ下げがつらい。
樹林に遮られ、風もあまり入らず、汗もかきます。
コットンシャツも失敗…
靴はMont-bellのクラッグステッパーだったので、足元には不安はありませんでした。
靴底も固めで、木の根や石を踏み続ける道でしたが、気にせずに歩けました。
ところどころ、樹林の切れ目では、海を見ることができました。
ただ、いささか単調であったことは否めません。
よく見ると、遠くの岩の上に鳥が見えたので、コンデジで最大までズーム。
思ったよりもきれいに取れていてビックリ。
ちらほら花もありましたが、群生してはいないのが残念といえば残念。
このコース、日曜の10時ころから約2時間、誰一人にも出会わず。
よほどの物好きでなければ歩かないのかも…
ただ、荒れた部分はまったくなかったので、タイミングの問題なのか…
自然研究という名称ですので、リアス式海岸や城ヶ崎の植生などを
ゆっくり観察するには、よいコースなのかもしれません。
海沿いですので、湿気は強めですし、初夏から晩夏までは快適とは
いかないとは思います。
今回は橋立の吊り橋まで行けなかったので、次に来るときは、橋立側から
歩いてみたいところです。