天城トンネルから上り御幸歩道
ゴールデンウィーク最終盤の5月5日、久々に天城へ山歩きに行きました。
八丁池まで行く予定でしたが、1月半ぶりの山歩きだったこと、そして
何よりも3月下旬からの業務多忙で心身ともに消耗していたこともあって、
思うように足が動かず…向峠で引き返すことにしました。
それでも、新緑の中の森林浴を楽しめたので、いくらかリフレッシュ
できたと思います。
新天城トンネルの横から旧天城トンネルを経て、天城峠へ。
いつものコースですが、いつ歩いても息が上がります。
前回は紅葉終盤でした。
今回は緑が実に眩しく、爽やかです。
登り御幸歩道は西側斜面の山腹に切られた歩道が多く、早朝はかなり暗いです。
樹林の切れ目から見える向かいの山々は、日差しが届いて明るい。
雲もなく、素晴らしい登山日和なのですが、5月にしては風が強く、肌寒い。
今年は風の強い日が多いような気がします。
上を見上げると、濃い緑。
原生林の樹林帯は息苦しさを感じません。
ごく少ないですが、花も見かけました。
椿だと思いますが、花ごとボトリと落ちているものも多く、終盤という感じです。
これはシャクナゲだと思うのですが…
天城山(万二郎・万三郎岳)に連なる山域ですが、天城シャクナゲは天城山が
群生地として有名です。
八丁池側では見られないと思っていました。
あるいは、私は花に詳しくないので、シャクナゲではないのかも…?
往路行程の1/3くらいで引き返したので、時間がかなり余りました。
せっかくなので、何度も横まで来ていながら、先に進んでいなかった
旧天城トンネルに突入することに!
トンネルの中はランプ風の照明で明かりがとられているので、ヘッドランプ不要。
(観光地なので当たり前ですが…)
車も普通に入ってきますので、要注意です。
デジカメで撮ると、妙に明るく映りますね…実際はもっと暗いです。
向こう側の出口に近づきます。
普通に林道につながっている様子。
普通に林道に出ました。
明治時代からのトンネルとのことですが、今でも普通に使えるのがすごいですね。
なお、このあたりの林道はハイキングコースとしても利用されているようです。
踊子歩道というコースですが、地図を見る限り、ほぼ林道歩きという印象。
伊豆の自然の中を無理せず歩きたい場合は、よいコースかもしれません。
仕事のほうが3月末から大荒れ状態で、山歩きどころではない近況です。
会社に乗り込んできた乗っ取り側の社員が威張るだけの職場なので、
もう、いっそ、辞めてしまおうかとも思う今日この頃です。