低山を歩いています

低山登山・トレッキングのブログです。

黒岳(御坂)

今年は本当に晴れないですね。

体育の日は晴れの特異日で、予報もずっと晴れだったのですが。

朝になって、「てんきとくらす」など天気予報を確認すると、

関東はいずれも曇り予報になっていました…

とはいえ、涼しくなってきたし、雨は降らないようなので、山行決行。

今回は御坂山塊の黒岳に行きました。

晴れ間が出れば、よい景色を見られるらしいのですが…

 

8時過ぎにすずらん群生地の駐車場着。

曇天の10月なので、さすがに駐車中の車はほとんどなし。

駐車場から少し歩くと手入れされたトイレがあり、とてもありがたい。

(このトイレは10月までしか使えないとのこと)

トレッキングコースの大きな案内板があります。

f:id:yoshi_10:20161010195144j:plain

晴れていれば、ドラマチック富士眺望らしい…でも、すでに山はガスの中。

今年の天気は本当におかしい。

 

駐車場から舗装のでこぼこな林道をしばらく歩くと、分岐へ。

ここを水ヶ沢林道のほうに歩いていきます。

f:id:yoshi_10:20161010195145j:plain

少し歩くと、登山口があるらしいのですが、見分けがつきませんでした。

初めてきた山なので、無理に登山口を探しておかしなルートに入りたくない。

だったら、地図上で間違いないルートをとったほうがよさそう…

ということで、そのまま林道を終着まで歩くルートに変更。

当初ルートは帰りにずっとこの林道歩きでした。

行きも帰りも、あまり変わらないかな…との判断です。

f:id:yoshi_10:20161010195146j:plain

無事、林道終着点に到達。

ここに登山口があります。

車を駐車できそうなスペースもあるのですが、9時時点で満車でした。

ここから歩き始めて、すぐに新道峠に出ます。

f:id:yoshi_10:20161010195147j:plain

f:id:yoshi_10:20161010195148j:plain

樹林の切れ目から、少しだけ河口湖が見えます。

思ったよりもガスが出ていないので、少し期待が膨らみます。

新道峠から破風山までの間にビュースポットがあります。

まずは一つ目に到着。

f:id:yoshi_10:20161010195458j:plain

f:id:yoshi_10:20161010195650j:plain

うーん…富士山は見えません。

というより、かなり厚い雲がかかっているので、これは晴れないかも。

すぐに次のポイントに到着。

f:id:yoshi_10:20161010195651j:plain

f:id:yoshi_10:20161010195652j:plain

f:id:yoshi_10:20161010195653j:plain

f:id:yoshi_10:20161010195654j:plain

河口湖を見下ろす眺望は、とても綺麗です。

富士山は残念…

この2ヶ所は人気スポットらしく、カメラを構えた方が時間をかけて

撮影しているようでした。

 

ここからは黒岳を目指して、歩いていきます。

新道峠からは樹林帯、道も整備されていて且つ明瞭で、歩きやすいです。

f:id:yoshi_10:20161010195457j:plain

f:id:yoshi_10:20161010195655j:plain

破風山に到着しましたが、標識以外は何もないところです。

標識がなければ素通りしそうな感じです。

f:id:yoshi_10:20161010195656j:plain

f:id:yoshi_10:20161010195657j:plain

実はこの時間から、かなり晴れ間が出てきました。

黒岳山頂そばの展望台から、もっとよい景色が見られるかも…

さらに期待が膨らみます。

 

すずらん峠まではわりと平坦でしたが、そこから黒岳まではやや急な登り。

f:id:yoshi_10:20161010200507j:plain

f:id:yoshi_10:20161010200508j:plain

f:id:yoshi_10:20161010214833j:plain

ようやく黒岳に到達。

ここも狭くて、標識以外は何もなし。

展望台に方向に進みますが…

f:id:yoshi_10:20161010200510j:plain

f:id:yoshi_10:20161010200511j:plain

残念ながら、ガスが濃くて、何も見えず。

大きな岩があったので、そこで間食をとりつつ、空模様を見てましたが、

どうも層雲が流れ込んでいるようで、晴れ間は期待できなさそう。

景色はあきらめて、下山することにしました。

 

黒岳山頂からすぐのところに標識があるのですが、

車をおいたすずらん群生地は、どんべい峠方面です。

f:id:yoshi_10:20161010200512j:plain

標識、小さいうえに地面に近くて、見落としそうです…

しばらくはガスの中の樹林帯歩き。

さすがに10月ともなると、涼しくて歩きやすい。

f:id:yoshi_10:20161010200513j:plain

f:id:yoshi_10:20161010200514j:plain

ただ、けっこう、斜面は急でした。

しかも、だらだらとずっと下り。

足にキテしまい、途中で座って休憩する必要がありました。

どんべい峠から登るのは、実はきつかったのかもしれない。

今回はたまたま逆ルートになったのですが、正解だったのかも…

 

f:id:yoshi_10:20161010201906j:plain

分岐にぶつかります。

ここで上芦川の方向に進めば、当初計画の登り口に行けたようです。

しかし、それだと、行きも歩いた舗装林道に出ることに…

どうせなら、ということで直進してどんべい峠に向かいました。

 

f:id:yoshi_10:20161010201907j:plain

樹林の切れ目から見えた山の様子。

紅葉しそうな樹木ではなさそう…?

紅葉するとしても、まだしばらく先でしょうね。

歩いていても、肌寒さは感じませんでした。

 

どんべい峠まではアップダウンの繰り返しでした。

登りは短いのですが、わりと急です。

そして、林道にぶつかります。

f:id:yoshi_10:20161010201908j:plain

林道を挟んで、黒岳と釈迦ヶ岳の登山口に分かれています。

ここの林道は多少広めで、路上駐車されている車が数台ありました。

ここから入山する人もいるのでしょうね。

すずらん群生地に戻るには、釈迦ヶ岳の方向へ。

 

f:id:yoshi_10:20161010201909j:plain

こちらは登山道が狭い。

ところどころ、横から枝・草が出ていて、歩きにくい印象でした。

f:id:yoshi_10:20161010201910j:plain

ようやく、すずらん群生地への分岐に到着。

あと少しでゴールです。

と思ったのですが、ここからの下りが思いのほかハードでした。

大岩・小石だらけで、道はせまく、傾斜もきつめ。

頭の位置まで、横の低木の枝が出ていて、歩きにくい。

f:id:yoshi_10:20161010201911j:plain

これ、絶対に登りでは使いたくないな…という印象です。

釈迦ヶ岳は、ここから先ほどの分岐を通るルートが易しいルートのようで、

こちらから登るのもありなのかもしれません。

ただ、黒岳を目指すなら、大回りな上に登りがきついというルートなので、

水ヶ沢林道を使って、別の登り口から入るほうがよさそうです。

f:id:yoshi_10:20161010201912j:plain

ようやく、登山道終了。

すずらん群生地駐車場は、すぐそばです。

 

今回、ハイキングシューズから、登山靴に変えての初山行でした。

今まで下山中に右足の爪が痛むことが多かったのですが、今回は大丈夫でした。

ただし、かかとは少し靴擦れ気味。

もう少し履き慣らしたいところです。

 

コースタイム 約4時間(8.5km)

すずらん群生地駐車場 8:20

水ヶ沢林道終点 9:00

新道峠 9:05

破風山 9:30

すずらん峠 9:50

黒岳 10:20 休憩して10:45発

上芦川分岐 11:25

どんべい峠 11:50

すずらん群生地分岐 12:00

すずらん群生地駐車場 12:20

矢倉岳(箱根)

秋雨前線がべったりと張り付いていますね。

金曜まで予報を細かくチェックしていましたが、曇り空でも雨はなさそう。

今日は金時山に登るつもりでしたので、そのまま決行。

 

箱根側からだと駐車場の空きに不安があり、南足柄の地蔵堂からスタート。

7時30分着でしたが、かなり空きがありました。

トイレも水場もあるので、便利です。

ここから夕日の滝経由で登るのが一般的なようです。

ただ、そのルートだとそれなりに傾斜もありそうな事前情報もあって、

今回は足柄峠経由にしました。

足柄古道から足柄峠を目指して歩いていきます。

 

まだこの時は晴れ間もあって、矢倉岳が目の前に。

このときは登るつもりではなかったのですが…

f:id:yoshi_10:20160917185412j:plain

足柄古道は車道にそって登山道があります。

というより、車道をショートカットするようになっています。

こんな感じで標識がたっています。

f:id:yoshi_10:20160917185414j:plain

f:id:yoshi_10:20160917185415j:plain

登山道自体ははっきりしています。

ただ、クモの巣がとても多く、けっこうウンザリとしてきます。

実際、私しか歩いている人はいなかったです。

f:id:yoshi_10:20160917185416j:plain

f:id:yoshi_10:20160917185417j:plain

途中から石畳になりますが、苔がついていて滑りやすく、足元に注意が必要。

土も明神ヶ岳と同じで粘土質なので、靴裏についていると、なお滑ります。

f:id:yoshi_10:20160917185740j:plain

f:id:yoshi_10:20160917185741j:plain

一時間ほど歩くと、足柄峠へ着きます。

ただ、この頃から、底の黒い雲もわきはじめ、ややイヤな感じに。

しかも低山なので、曇ってきても、あまり涼しくない…

f:id:yoshi_10:20160917191030j:plain

f:id:yoshi_10:20160917191032j:plain

f:id:yoshi_10:20160917191031j:plain

足柄峠にはトイレがあります。

近隣に神社や足柄城址、万葉公園があり、その利用者用なのだと思います。

地図では、ここから少しあるいて、金時山の林道に入るのですが…

雲がかなり出てきて、金時山はガスっているかなという感じがしました。

ふと目についた足柄城址に登ってみると…

f:id:yoshi_10:20160917191410j:plain

f:id:yoshi_10:20160917191409j:plain

富士山は頭だけ見える感じですが、金時山はガスの中。

足柄古道があまり楽しくなく、心身とも調子がイマイチ。

ここから金時山に登ると最後はかなりの急登坂らしいことを考え、

金時山はやめました。

 

ここから万葉公園を経由し、矢倉岳へ行けそう。

標高も矢倉岳のほうが低く、地図もあるので問題ないと思い、

その場で計画変更しました。

(ただ、これは結局、結果として大きな反省点になりました。)

 

万葉公園は足柄峠からすぐです。

駐車場は小さく、すでに埋まってました。

9時過ぎだったと思うので、かなり朝早く来ないと止められないのかも。

f:id:yoshi_10:20160917191411j:plain

公園内を進むと、やがて分岐へ。

f:id:yoshi_10:20160917191412j:plain

地蔵堂へ戻るルートもあります。

後になってわかったのですが、矢倉岳から地蔵堂におりるルートは2つあり、

こちらのほうが安全なのかもしれません。

少なくとも、もう一つのルートは、登りはともかく、下りで使うのは

お勧めしません。(理由は後述)

 

f:id:yoshi_10:20160917191414j:plain

目に前に見えるピーク。

思ったより登るのかもしれない…と少し心が折れかける。

登山道は緩やかな登り下りの繰り返しで、歩きやすい道でした。

f:id:yoshi_10:20160917191413j:plain

ただし、これは樹林帯に限った話です。

木立が切れるところもあるのですが、日当たりがいいせいか、草がすごい…

f:id:yoshi_10:20160917191415j:plain

明神もそうだったのですが、草で足元が見えにくいので、けっこう怖い。

数か所はそんな感じですが、樹林帯に限れば歩きやすく、割と楽しい。

万葉公園から1時間ほどで分岐へ。

f:id:yoshi_10:20160917191854j:plain

このすぐそばにも、次の分岐があり、それは酒水の滝と矢倉岳の分岐です。

ここで地蔵堂と書かれていて、帰り(下り)はそちらに進んだのですが…

45分??私は1時間10分ほどかかりました。

 

ここから山頂までは急坂でした。

滝のような汗をかきながら進みましたが、頂上が近くなると、すごい藪に…

背の高さを超えるススキやらで足元どころか、進行方向も見えにくい状況。

道を踏み外さないように、注意が必要です。

 

そして、山頂に着くと…

f:id:yoshi_10:20160917191855j:plain

山頂も草、草、草。

地面が見えません。

座れる場所もほとんど無し…

f:id:yoshi_10:20160917191856j:plain

f:id:yoshi_10:20160917191857j:plain

f:id:yoshi_10:20160917191858j:plain

曇り空なので、展望も今ひとつでした。

とんぼがたくさん飛んでいて、秋の気配も感じましたが、なにせ足も埋まる

ような草むらで、虫も多い。

ここは草の枯れ果てるであろう晩秋から冬にくるべき山なのかもしれません。

早々に退散して、下り開始。

f:id:yoshi_10:20160917191854j:plain

再びこの分岐。

ここで地蔵堂を選んでしまったのですが…

道こそはっきりしているのですが、どうも一般ルートのような気がしない…

f:id:yoshi_10:20160917191859j:plain

f:id:yoshi_10:20160917191900j:plain

鉄塔に突き当たる…

あれ…と思い、のぞき込むと、鉄塔をくぐった先に道があります。

とにかく人がいない道で、結局、頂上から最後まで人に会いませんでした。

しかも、かなりの急坂で、登るのはかなり大変そう。

 

そして、最大の困惑にぶつかる。

f:id:yoshi_10:20160917192314j:plain

え、沢を渡るの…?

この写真ではそうは見えませんが、大きな音で、けっこうな水流でした。

深さも靴くらいではなく、ひざ下まできそうな感じ。

石も微妙に間の幅が広く、飛び石でもなさそう。

石と木に足をかけつつ、ストックを川の中につきさしてバランスをとり、

なんとか渡りましたが…

 

水流がもう少し増えていると、渡れないと感じました。

もし、そうだったら、ここまで降りてきた急坂を登り返し…

相当、体力がないと、登り返しも大変そうです。

ここからすぐに地蔵堂なので、このルートは登りで使うなら、

渡れなくてもすぐに引き返せます。

帰りは使わないほうがよさそう…万葉公園経由で帰るほうがいいと思う。

急に計画変更して登った山でしたが、やはりこういうのは怖い。

低山だからと甘くみて、急に計画を変えてはいけませんね。

 

f:id:yoshi_10:20160917192316j:plain

なお、沢をわたると、急坂の登りがあります。

けっこうきついですが、距離は短いです。

 

f:id:yoshi_10:20160917192317j:plain

坂を登りきると茶畑へ。

しばらく歩くと、登山道終了で、地蔵堂付近に出てきます。

f:id:yoshi_10:20160917192318j:plain

登山道の終点(入り口)。

標識もあるので、バリエーションルートと呼ばれるものではないのでしょう。

 

反省点

・事前に登山路の情報を集めてないなら、計画変更はしない。(猛省)

 

残暑がきついせいか、ハイカーはとても少ない印象でした。

早く涼しくなってほしいところです。

 

大菩薩嶺

週末に天気の悪いことが続き、山には行けていませんでした。

今週は、天気予報では晴れ・曇りとバラツキあれど、ようやく

活動できそうな感じで。

標高が高くて灼熱地獄じゃない、かつ、初心者向けということで、

以前より行ってみたかった大菩薩嶺を歩いてきました。

 

上日川峠の登山口には、大きな駐車場があるとわかり、今回も

マイカーで現地へ。

到着は7時20分でしたが、十分に空きスペースがありました。

スタート地点でも標高は約1500メートル、気温はやや涼しめです。

ここはトイレもあるので助かります。※虫が多いですが…

f:id:yoshi_10:20160903205243j:plain

熊に注意…とのことですが、登山者の多いところですので、

熊鈴を鳴らすのも憚られるのですよね。

ラジオを流している人もいましたが…

ロッヂ長兵衛からすぐのところに登り口があります。

f:id:yoshi_10:20160903205245j:plain

必要時間がとてもわかりやすい標識です。

奥に見える人影が登山道の入り口になっています。

舗装路も並行していますが、せっかくなので山道を行きます。

f:id:yoshi_10:20160903211014j:plain

道自体はわりとなだらかです。

ただ、雨が多かったからか、かなりぬかるんでいる所もありました。

久々の山歩きなので、すぐに息があがる…

風は涼しいのですが、やはり歩いていると汗が噴き出ます。

あっという間に、福ちゃん荘に到着。

f:id:yoshi_10:20160903211015j:plain

f:id:yoshi_10:20160903211016j:plain

ここで分岐があります。

唐松尾根のルートか、大菩薩峠のルートか。

先に印象を行ってしまえば、登りなら大菩薩峠ルートのほうが楽です。

下りで歩きましたが、登山道がなだらかで、ハイキングに近いかな…

唐松尾根は登るほどに岩が多くなり、登山という感じです。

あと、唐松尾根は樹林帯多めですが、ところどころ景色を楽しめました。

大菩薩峠ルートはずっと樹林帯です。

私は唐松尾根を選択しました。

f:id:yoshi_10:20160903210439j:plain

唐松尾根は、初めのうちはこんな感じです。

わりとなだらかで、歩きやすい道でした。

f:id:yoshi_10:20160903210407j:plain

樹林帯から垣間見える景色です。

樹林帯が切れてくると、道が岩だらけで、足を上げるのが大変でした。

歩き始めて1時間くらい過ぎてましたが、ガスが出始めました。

f:id:yoshi_10:20160903210337j:plain

f:id:yoshi_10:20160903210307j:plain

風も冷ためで、今回もガスの中で終わるのかな…とも思いましたが、

上空には青い部分も見えていました。

ヤマテンの予報は、午前中は晴れるかな…という感じだったので、

期待していたのですが。

f:id:yoshi_10:20160903210230j:plain

ガスが切れると、上日川ダムのダム湖が視界に飛び込んできました。

その奥には富士山が見えるらしいのですが、この時点では雲で見えません。

ただ、とてもよい景色で、前を歩いていた登山者は歓声を上げてました。

写真の左側に雲がたくさん写ってますが…

f:id:yoshi_10:20160903211814j:plain

視線を向けるとこんな感じです。

雲の塊が東から流れてきて、稜線でせき止められてるような印象。

これが崩れてあふれると、またガスにまかれるのでしょうね。

f:id:yoshi_10:20160903212431j:plain

登山口から1時間30分で雷岩まで到着。

疲れていなかったのと、すぐに大菩薩嶺まで往復できるので、一旦は通過。

10分ほどで大菩薩嶺に到着。

この道はぬかるみがかなり多く、足元に気を使いました。

f:id:yoshi_10:20160903212854j:plain

大菩薩嶺はどのガイドでも記載の通り、これがあるくらいです。

狭くて、展望なし。

記念写真をとって、すぐに雷岩に折り返し。

f:id:yoshi_10:20160903213103j:plain

f:id:yoshi_10:20160903213104j:plain

ガスに包まれる雷岩…

小腹がすいたのと、天気予報や風の強さからガスが晴れるのを待とうか…

ということで、ここで休憩をとりました。

軽食をとりつつ、休むこと15分ほど。

f:id:yoshi_10:20160903213737j:plain

ガスが切れました。

富士山は見えませんが、ダム湖はくっきりと見えます。

f:id:yoshi_10:20160903213105j:plain

甲府盆地のほうは、すっきりとは見えませんでした。

湿気の多い時期は、ガスがなくても、すっきりしないのかもしれませんが。

f:id:yoshi_10:20160903213738j:plain

雷岩から大菩薩峠を目指します。

雷岩は大菩薩峠側に、こういう広いスペースがありました。

休憩はこちらのほうが便利かもしれません。

f:id:yoshi_10:20160903214144j:plain

f:id:yoshi_10:20160903214145j:plain

戻った日差しと緑で、稜線がとてもきれいです。

この辺りは石・小さい岩が多いので、足元にも注意が必要でした。

f:id:yoshi_10:20160903214608j:plain

西側の甲府盆地も、見渡せるようになりました。

東側は相変わらず雲の中でしたが…景色の良い道なので、疲れを感じません。

f:id:yoshi_10:20160903214609j:plain

f:id:yoshi_10:20160903215254j:plain

賽の河原は、確かにそんな雰囲気でした。

ところどころ、面白そうなスポットのある登山道です。

f:id:yoshi_10:20160903215255j:plain

富士山が少しだけ頭を見せました。

ガスはすっかり晴れて、日差しが強く感じられました。

f:id:yoshi_10:20160903215542j:plain

大菩薩峠と介山荘が見えてきました。

傾斜の急な道で、しかも大きめの岩がたくさん。

ちょっと苦労しました。

唐松尾根ではなく、大菩薩峠ルートを選ぶと、これを登ることに。

f:id:yoshi_10:20160903215543j:plain

大菩薩峠から見ると、富士山の頭がくっきり…

大菩薩峠と日川峠を結ぶ登山道は、樹林帯なので、景色はこれでおしまい。

f:id:yoshi_10:20160903215837j:plain

大菩薩峠ルートは、こんなに整備された登山道です。

小石が多いのが、個人的には好きではないのですが、歩きやすいと思います。

f:id:yoshi_10:20160903215838j:plain

下りていくにしたがって、こんな感じに。

やはり整備されて、広い道でした。

 

上日川・大菩薩峠・雷岩の周回であれば、道迷いはないと思います。

景色もよくて、道も整備されていました。

9月初めはまだ暑く、ガスも出やすい時期だったと思うので、

時期を変えて、また歩きたいですね。

 

ロッヂ長兵衛 7:35

福ちゃん荘(往路) 8:05

雷岩到着 9:05

大菩薩嶺 9:15

雷岩戻り 9:25(休憩20分)

雷岩出発 9:45

賽の河原 10:25

大菩薩峠 10:50

福ちゃん荘(復路) 11:20

ロッヂ長兵衛 11:40 

 

 

霧ヶ峰ハイキング(車山湿原・八島ヶ原湿原周回)

左ひざの痛みも治まり、近所のウォーキングを再開しても、再発なし…

ということで、久しぶりに山に行きました。

ただ、登山中に再発すると怖いので、今回はハイキング。

標高の高いところなら、この時期でも酷暑ではないだろうと思い、

霧ヶ峰に行ってきました。

 

川崎からだと車で約3時間30分。

盆休みの渋滞を考えると、5時までに八王子を抜けたいので、

4時出発~7時過ぎに車山肩駐車場着の計画でした。

相模湖で小さな渋滞にはまりましたが、何とか計画通り到着。

到着は7時20分でしたが、車山肩駐車場は5割くらい埋まってました。

霧が濃いものの、予報ではそろそろ晴れてくるはず。

空にわずか青い部分も見え始め、トイレを済ませ駐車場に戻ると

すでに8割くらい埋まっていました。

8時前には満車になっていたかもしれません。

 

7時45分に歩き始め、車山湿原の入り口に。

休憩所のチャプリンの裏手に道標があります。

f:id:yoshi_10:20160814113132j:plain

車山方面に向かうと、山頂に向けた道が見えます。

しかし、かなり霧が濃い様子。

元々ハイキングのつもりなので、登りはしませんが。

f:id:yoshi_10:20160814113109j:plain

霧が濃くて、遠景が見えない…

f:id:yoshi_10:20160814113044j:plain

バイオトイレから車山方面に少し進み、コロボックルヒュッテの裏手に

車山湿原への道があります。

蝶々深山・物見石を経由する場合は、こちらからになります。

f:id:yoshi_10:20160814113141j:plain

道は細く、小石が多め。

ただ、8時前だと、あまり人がいません。

すれ違う人もなく、歩くのは難しくありませんでした。

少しずつ太陽も見え始め。霧と陽光と雄大な景色が幻想的。

f:id:yoshi_10:20160814113001j:plain

f:id:yoshi_10:20160814113142j:plain

f:id:yoshi_10:20160814113144j:plain

雲が急速に消え始め、日差しが優勢になってきました。

f:id:yoshi_10:20160814113145j:plain

f:id:yoshi_10:20160814113146j:plain

途中から木道に変わります。

白樺湖・蝶々深山の分岐まで、木道と土の道が入れ替わりに出てきます。

f:id:yoshi_10:20160814113147j:plain

正面に見えるピークが蝶々深山。

一直線に道が続いています。

f:id:yoshi_10:20160814113148j:plain

f:id:yoshi_10:20160814113149j:plain

ゆるい傾斜を登って、蝶々深山へ。

斜面に一部には、花の小さな群生がありました。

f:id:yoshi_10:20160814113525j:plain

f:id:yoshi_10:20160814113526j:plain

 ほぼ疲労なしで蝶々深山に到達。

高度感のある眺望ではありませんが、よい景色でした。

雲がなければ、もう少し違った様相かもしれません。

f:id:yoshi_10:20160814121840j:plain

f:id:yoshi_10:20160814121839j:plain

f:id:yoshi_10:20160814121841j:plain

最近の登山で、道中にばててしまうこともあったので、今回はここで小休憩。

コンビニで買っておいたバウムクーヘンをかじり、エネルギーを充填。

10分ほど休んで、出発しました。

蝶々深山から物見石までは、穏やかな道になります。

まさしくハイキングという感じです。

風景はこれまでと同じ様相で、大きな変化はありません。

f:id:yoshi_10:20160814121843j:plain

f:id:yoshi_10:20160814121844j:plain

f:id:yoshi_10:20160814121845j:plain

f:id:yoshi_10:20160814121846j:plain

f:id:yoshi_10:20160814121842j:plain

 物見石に到着。

オブジェのような岩があります。

f:id:yoshi_10:20160814125204j:plain

ここからは少し高度感のある眺望を楽しめました。

f:id:yoshi_10:20160814125206j:plain

f:id:yoshi_10:20160814125207j:plain

f:id:yoshi_10:20160814125205j:plain

奥に広がる湿地帯が八島ヶ原湿原

ここまで降りていくことになります。

道は石の転がる普通の山道でした。

高度を下げるごとに樹木が目立ちはじめ、やがて里山の雰囲気に。

f:id:yoshi_10:20160814125208j:plain

f:id:yoshi_10:20160814125209j:plain

f:id:yoshi_10:20160814125210j:plain

f:id:yoshi_10:20160814125211j:plain

降り切った後、平坦な道をしばらく歩くと、鹿よけの柵にたどり着きます。

八島ヶ原湿原は出入り口が柵になっています。

どこの山地も鹿の食害が目立つようですね…

f:id:yoshi_10:20160814130952j:plain

柵から中に入ると、湿原が見えます。

車山湿原に比べると、もっと平坦で池のような雰囲気です。

f:id:yoshi_10:20160814130953j:plain

f:id:yoshi_10:20160814130954j:plain

 少し進むと、分岐にあたります。

湿原の外周を一周するならビジターセンターへ。

車山へ、より短い距離を進むなら沢渡・御射山へ。

疲れも感じていなかったのでビジターセンター方向に進みましたが、

沢渡方面でも景色は大きく違わないかもしれません。

ただ、コースタイムが外周は1時間・沢渡なら30分で倍くらい違います。

車山へ帰る場合、健脚でないなら沢渡方向でよいのかも。

f:id:yoshi_10:20160814130955j:plain

八島ヶ原湿原は観光客中心という感じです。

車山湿原側は登山・ハイキングという人が多かった印象。

実際に、八島ヶ原湿原は木道のみで平坦な道だけです。

f:id:yoshi_10:20160814130956j:plain

f:id:yoshi_10:20160814130957j:plain

ただ、8月中旬となると花のシーズンではなかったかもしれません。

草が多く、あまり花には出会えませんでした。

f:id:yoshi_10:20160814130958j:plain

f:id:yoshi_10:20160814130959j:plain

f:id:yoshi_10:20160814131000j:plain

f:id:yoshi_10:20160814131001j:plain

f:id:yoshi_10:20160814131003j:plain

あと、木道がかなり傷んでいます。

積雪時にダメージを受けてしまうのだとか。

写真を撮りながら歩くと、おそらく落ちます。

足元に注意が必要です。

f:id:yoshi_10:20160814131002j:plain

外周を一周すると、御射山ヒュッテへ。

喫茶をやっているようでしたが、今回は先に進ました。

f:id:yoshi_10:20160814131004j:plain

ここから、道がわかりにくくなります。

御射山ヒュッテを過ぎると、草地に出ます。

車山方面の道標もありますが、それ以降道標がなく、不安になってきます。

f:id:yoshi_10:20160814131005j:plain

未舗装の車道らしい道をしばらく進むと、舗装された道路へ。

そこをさらに進むと、分岐に着きます。

左側は直進でクヌルプヒュッテという案内が。

こちらに進むと、地図では蝶々深山に出るらしいです。

右側に進むと、車山肩という案内があります、

そちらが進むべき道ですが、ここから約1kmはひらすら登りでした。

f:id:yoshi_10:20160814131006j:plain

石の転がる登りの山道で、日差しを遮るものがなく、非常に疲れる…

八島ヶ原で外周コースをとらず、短いほうを歩けばよかった…と後悔。

f:id:yoshi_10:20160814131007j:plain

なんとか車山肩に到着。

右奥に八島ヶ原湿原が見えます。

今回の周回コースは、最後にこれくらい高度を上げなくてはいけません。

最後が登りというのは、考えものですね…

f:id:yoshi_10:20160814131008j:plain

車山湿原の入り口に到着。

前に見えるのがバイオトイレ

奥の山頂に見える丸い物体は車山の気象レーダーだと思います。

11時30分に周回終了で、お昼にちょうどいい時間。

チャプリンでざるそばを食べて、本日のハイキングは終了。

 

・高原といえど、盛夏はやはり暑い。

・日焼けが気にならないなら、半袖で十分かもしれません。

・ただ、早朝や霧の出ているうちは涼しいので、長袖でよい気もします。

・車山湿原は、より山の雰囲気です。こちらはスニーカーが必要。

八島ヶ原湿原は観光地です。半袖・短パン・サンダルでも十分。

・車山→蝶々深山→物見石→八島ヶ原→車山の周回は、最後の登りに注意。

・コースの組み合わせが多いので、自分に合ったコースを。

・ヴィーナスラインはサイクリングの方も多いです。

 車を使う方は、自転車を追い抜く対向車線の車に要注意。

 

コースタイム

車山肩 発            7:45

蝶々深山 着        8:45

物見石 着         9:15

八島ヶ原湿原 着 9:55

御射山 着          10:50

車山肩 着          11:30

 

最後に花の写真。

 

f:id:yoshi_10:20160814135257j:plain

 f:id:yoshi_10:20160814135256j:plain

 

f:id:yoshi_10:20160814135258j:plain

 

f:id:yoshi_10:20160814135259j:plain

 

f:id:yoshi_10:20160814135300j:plain

 

f:id:yoshi_10:20160814135301j:plain

 

f:id:yoshi_10:20160814135302j:plain

 

f:id:yoshi_10:20160814135303j:plain

f:id:yoshi_10:20160814135305j:plain

f:id:yoshi_10:20160814135304j:plain

f:id:yoshi_10:20160814135306j:plain

f:id:yoshi_10:20160814135307j:plain

f:id:yoshi_10:20160814135308j:plain

f:id:yoshi_10:20160814135309j:plain

 

伊豆ドライブの風景写真、Canon PowerShotG9XとスマホXperiaZ4の比較

2週間前の明神ヶ岳で、下山後の最乗寺参道を下る途中に転倒し、

左ひざを痛めたのですが、いまだ痛みがすっきりとはひかず。

今日は好天だったのですが、山は見合わせました。

 

とはいえ、せっかくの好天なので、ドライブに行きました。

行きは西湘バイパスから熱海を通って伊東まで。

晴れた日は海と空の青がまぶしく、気持ちよくドライブできます。

帰りは伊豆スカイラインを通り、途中で景色を楽しむルート。

行きは西湘バイパスの渋滞で苦労しましたが、それ以外は

わりと道路も空いていました。

気持ちよく走れた1日でした。

 

ついでに、先日買ったデジカメPowerShotG9Xと手持ちスマホ

画質を比べるべく、写真をとってみました。

元々、山でもスマホで十分と思っていたのですが、調子の乗って

を写真を撮っていると、あっという間にバッテリーがギリギリに。

GPSや非常時の通信に使いたいスマホをカメラで食いつぶすのは

よろしくないので、小ぶりなデジカメを買ったという経緯です。

 

f:id:yoshi_10:20160730181011j:plain

f:id:yoshi_10:20160730181003j:plain

上:スマホXperiaZ4

下:Canon PowerShotG9X

 

大体同じ位置で撮ったのですが、かなり違いますね。

スマホのほうが横に広いので、山頂で広く風景をおさめたい場合、

G9Xのほうが不利に思います。

画面の明るさはG9Xのほうがよいですね。

XperiaZ4は暗い感じがします。

色合いはG9Xのほうが自然で落ち着いています。

空の色を見ても、XperiaZ4は青が濃すぎると感じます。

 

f:id:yoshi_10:20160730181012j:plain

f:id:yoshi_10:20160730181004j:plain

上:スマホXperiaZ4

下:Canon PowerShotG9X

 

これも先ほどの比較と同じ印象です。

XperiaZ4は明るさが足りない気がします。

ただ、画質だけで見れば、ブログであれば、スマホでも十分かも。

私はバッテリーの問題で、スマホとカメラを分けることにしましたが、

バッテリーが持つならスマホだけでもいいようにも思います。

 

ただし、デジカメはズームが非常に簡単です。

f:id:yoshi_10:20160730181013j:plain

f:id:yoshi_10:20160730181014j:plain

f:id:yoshi_10:20160730181015j:plain

G9Xで同じ場所から撮った写真です。

ズームのリングをちょいちょいと変えるだけで、これだけ寄ることができます。

これは大きなメリットだと思います。

 

G9Xの場合、上述の横の広さが今ひとつに加え、防塵防滴もありません。

山用カメラとしては、悩ましいところです。

私は、悪天時はそもそも撮らない、パノラマもそれなりでよい、という

割り切りでG9Xにしました。

G9Xなら、写真の明るさもあり、かつ、コンパクトで歩く際に邪魔に

ならないという点を重視しました。

 

さて、残りはG9Xで撮った写真です。

今回の撮影ポイントの一つは、滝知山の駐車場です。

f:id:yoshi_10:20160730181007j:plain

北方向は富士山。

山頂は見えますが、雲が多めでした。

f:id:yoshi_10:20160730181013j:plain

西は駿河湾です。

きれいに遠方まで見えていますね。

f:id:yoshi_10:20160730181005j:plain

東は熱海の町なみと海。

海・空の青が鮮やかです。

f:id:yoshi_10:20160730181006j:plain

これは南側の眺望。

周囲の深緑に対し、大室山は黄緑。

写真ではわかりにくいですが、実物はもっと極端に色の違いがわかります。

 

次の撮影ポイントは大観山。MAZDAターンパイクのスカイラウンジから。

f:id:yoshi_10:20160730181010j:plain

芦ノ湖と富士山です。

やはり雲が多めで残念。

ただ、伊豆スカイラインMAZDAターンパイクは、濃霧のかかる日も多く、

夏にこれだけ景色が見られたのは、幸いでした。

f:id:yoshi_10:20160730181009j:plain

手前が下二子山で、その奥に明神ヶ岳です。

あそこに登ったのか…思いのほか高い山でした。

さらに奥には丹沢ですが、雲が多めでした。

スカイラウンジへの通路に、こんなわかりやすい案内図が。

f:id:yoshi_10:20160730181008j:plain

 

ひざがよくならないと、山を再開できないので、養生に努めよう…

 

明神ヶ岳 道了尊登山口から往復(箱根)

空梅雨気味でありながら、梅雨明けが一向に見えない今年の夏です。

3連休もイマイチの天候ですが、今日は雨の不安もなさそう。

ということで、明神ヶ岳(箱根)に登ってきました。

 

事前に調べると、ルートがいくつかあります。

今回は車を使いたかったので、道了尊(大雄山最乗寺)の登山口

から往復のルートをとりました。

ここは大きな駐車場があり、無料で利用できました。

(お賽銭でせめてもの感謝を表してきました。)

 

登山口は境内の奥にあります。

道標もありますが、「明神橋」が目印になります。

 

f:id:yoshi_10:20160717200502j:plain

 

f:id:yoshi_10:20160717205253j:plain

 明神ヶ岳まで2時間となっていますが…私は3時間かかりました。

 

登り始めからすぐに、かなり高さのある段差が出てきます。

木の根の部分がかなり崩れ落ちていて、根っこに手をかけて

よじ登るような感じでした。

この登山道、初心者に登れるのか、いきなり不安になります。

ただ、そこを越えれば、しばらくはそれなりに平坦になりました。

f:id:yoshi_10:20160717201947j:plain

木の根がかなり出ているのと、石・岩が多いので、楽ではありません。

しかも、こういう道は少な目で、粘土のような赤土の道がすごく多い。

これが曲者で、とにかく足が滑りそうになります。

また、登山道が深く削られていて、歩きにくい。

f:id:yoshi_10:20160717201809j:plain

上の写真はマシなほうで、実際はもっと狭くて、深くえぐられてます。

靴底にも、この粘土みたいな土がつくので、石にうっかり足をのせると

途端に滑ります。

もちろん、ズボンは泥だらけ…

 

あまり花を見られるルートではありませんでした。

でも、ごくわずかに見かけるものもありました。

あじさいとヤマユリ

f:id:yoshi_10:20160717201846j:plain

f:id:yoshi_10:20160717201918j:plain

登り始めて1時間くらいで、ぼろぼろの休憩小屋に到着。

この頃から雲が晴れてきて、少し爽やかな気分に。

f:id:yoshi_10:20160717201735j:plain

f:id:yoshi_10:20160717202452j:plain

とはいえ、湿度の高いこの時期なので、眺望は霞んでしまっていました。

秋以降なら、水蒸気も少なくなるので、もっとよい景色なのかもしれない。

f:id:yoshi_10:20160717202613j:plain

f:id:yoshi_10:20160717202548j:plain

この小屋を過ぎると、尾根沿いに歩くことになりますが…草がすごい。

足元が見えないくらいで、ストックで払いながらの道中になります。

f:id:yoshi_10:20160717202424j:plain

30分ほど歩くと、水場に出ます。

神明水と道標にも書いてあり、冷たい水で喉を潤すことができます。

PETの水もぬるくなっていたので、ありがたく飲ませて頂きました。

f:id:yoshi_10:20160717203358j:plain

この神明水から登っていくところが急で、かつ、岩だらけ。

草も生い茂っていて、道がとてもわかりにくい。

何とか草をかき分け先に進みましたが、ここからかなり傾斜がきつく…

平坦なところは少なく、足元も例の赤土であまりよくない。

それが1時間くらい続き、何度も小休止をとる状況でした。

 

水がちょろちょろと登山道をまたぐところを2つくらい過ぎると

もうひとつ水場が出てきます。

たぶん明神水ですが、ここは表示がないので、確信が持てません…

 

そして、このあたりから、うっすらガスに包まれてきました。

時期が時期ですので、しょうがない。

ああ、頂上はガスで何にも見えないんだろうなぁ…

 

登り始めて約3時間、ようやく山頂に到着。

予想通りのガス、そしてやや強い風。

真っ白な景色なので写真も撮る気が起きず、食事休憩。

山頂は結構広くて、レジャーシートがあれば座る場所も十分。

ここまでほとんど人とすれ違わなかったのですが、山頂には

人がそれなりにいました。

明星ヶ岳や矢倉岳ともつながっているようで、色んな方向から

ハイカーがやってきます。

 

服が乾かないほど、汗でびっしょりだったので、やや強めの風と

ガスがむしろ気持ちいいくらいでした。

しっかり休んで、復路の下りに。

 

登りと同じルートなのですが、非常に難儀した点があります。

とにかく、足が滑る!

例の赤土が靴底についてしまうので、余計に滑りやすい。

赤土ロードでは、ストックも滑るので、とても不安定。

注意が必要でしたが、なんとか転倒はせずに済みました。

 

約2時間で下山し、最乗寺に到着。

しかし、その最乗寺参道坂道の石畳で、まさかの転倒…

この参道が一番よく滑るかもしれません。

(左ひざを痛めてしまい、しばらく辛いことになるかも…)

 

登山道はとても蒸し暑いです。

しかし、草がかなり茂ってます。

半袖・半ズボンはやめたほうがいいかもしれません。

 

道了尊登山口  8:55

休憩小屋   10:10

神明水    10:35

明神ヶ岳山頂 11:55

下山開始   12:20

道了尊登山口 14:30

 

 

 

 

 

 

 

 

八丁池 天城峠・御幸歩道経由(天城)

天気予報では「雨の心配は少ないが、曇りがち」という感じで、

それならどこか出かけようかと思い、以前から準備していた

伊豆・天城のハイキングコースに行ってきました。

 

八丁池のハイキングコースは、車で行くなら水生地下の駐車場を

利用可能とのこと。

9時過ぎに到着しましたが、先客は1台だけでした。

 

今回のコースは旧天城トンネルから、天城峠・登り御幸歩道を

経て八丁池に至る、という計画です。

駐車場から道を隔てた方向に、旧天城トンネルに行けるとの

案内板があり、そちらから登りました。

f:id:yoshi_10:20160702223224j:plain

車の往来もある林道のようで、あまり通りませんが、車にも気を使いつつ

先に進むと、沢が流れていて、わさび田もあります。

天城は水が豊富だということを実感します。

f:id:yoshi_10:20160702223156j:plain

f:id:yoshi_10:20160702223129j:plain

30分ほど歩くと、旧天城トンネルに出ました。

そして、ここで遠回りしてきたことに気づきました。

水生地を経由してしまいましたが、多分、駐車場から道路沿いに歩いたほうが

近かった…※15分くらいのロスのようです。

f:id:yoshi_10:20160702223104j:plain

観光客の方は、トンネルの先に入っていきますが、私の目的地はそちらじゃない。

トンネルの脇に、気づきにくいですが、登山口がありました。

f:id:yoshi_10:20160702223036j:plain

f:id:yoshi_10:20160702223507j:plain

登り口からしばらくは、こんな感じで、狭く傾斜もそれなりの登山道が続きます。

また、常に樹木に囲まれていますので、眺望のよいところはありません。

天気も今一つだったため、伊豆らしくガスに包まれていました。

その分、風が涼しく心地よかったです。

f:id:yoshi_10:20160702223441j:plain

登山道は、水の通り道とクロスするのか、ところどころで明らかに上から流れてきた

土砂で足元が悪い場所も目立ちます。

また、そもそも登山道自体が水の通り道になる場所もあるようです。

今年の梅雨は空梅雨気味にも関わらず、湿り気の強い道でした。

f:id:yoshi_10:20160702223348j:plain

このコース、実は今までで一番長い行動時間・距離の計画でした。

目的地まで、まだ2時間もある…少し心が折れかける。

白い花が足元にかなり降り積もっていたのですが、何の花か、わかりません。

もう少し時期がよければ、かなり見応えあったのかもしれません。

f:id:yoshi_10:20160702223322j:plain

f:id:yoshi_10:20160702223550j:plain

f:id:yoshi_10:20160702223519j:plain

赤い花はツツジでしょうか。

これは結構多く見かけました。

f:id:yoshi_10:20160702223728j:plain

f:id:yoshi_10:20160702223656j:plain

f:id:yoshi_10:20160702223625j:plain

始めのうちと、何か所かは、狭く足場に気を使う登山道でしたが、

それ以外の多くは、道自体が平坦で、傾斜も穏やかでした。

ただ、苔の生えた倒木が当たり前のように何度も道を遮ります。

こういう部分はあまり手を加えない、という考えなのでしょうか。

f:id:yoshi_10:20160702224032j:plain

f:id:yoshi_10:20160702224108j:plain

そして、ようやく八丁池に到着します。

傾斜や段差は前回の大山より相当に楽ですが、行動時間が長く意外と疲れました。

なお、八丁池は盛大にガスに包まれていました。

f:id:yoshi_10:20160702224001j:plain

30分ほど昼食休憩し、下ります。

下りは御幸歩道下りを利用します。(登りとは別ルート)

こちらはずっと足元に石が転がっていて、倒木も多く、結構たいへんでした。

f:id:yoshi_10:20160702223929j:plain

f:id:yoshi_10:20160702223855j:plain

下りの御幸歩道が終了すると、舗装された林道に出ます。

この林道を下りていくと、水生地の車止めにたどり着きます。

水生地下の駐車場までは、あと少し。

f:id:yoshi_10:20160702224345j:plain

約5時間半、11kmくらいで、今回のハイキングは終了。

とても疲れた…

水生地下の駐車場からは沢に下りる階段があります。

そこで足を冷やして、濡れタオルで汗を拭いて、さっぱりして帰路へ。

f:id:yoshi_10:20160702224417j:plain

 

コース全体でみれば、平坦ですし、整備されています。

涼しい時期なら、もっと快適なハイキングになると思います。

ただ、行動時間は長いコースです。

疲れて足が動かなくなってくると、道の細い場所はけっこう怖いかもしれません。

あと、大雨の後などは、水がかなり出ているのではないか…と思います。

当日だけでなく、しばらく前から天気の状況は見ておいたほうがよいのかも。

 

水生地下駐車場  9:10

天城トンネル 9:40(10分休憩)

向峠 10:50

大見分岐 11:50

八丁池着 12:30

八丁池発 13:00

下り八丁池歩道分岐 13:40

水生地歩道入口 14:25

水生地下駐車場 14:55