低山を歩いています

低山登山・トレッキングのブログです。

天城八丁池

8月下旬に引っ越しをしてバタバタしていたので、1か月ぶりの山歩きに

なってしまいました。

この3連休の土日は生憎の天気でしたが、それなら眺望を目的にしない山歩きに。

天城だったら、霧の中でも原生林を歩くのが楽しそうだと判断しました。

ゴールデンウィークに行った際は、心身ともに調子が上がらず、途中引き返して

いましたので、体力回復の自己診断を兼ねる意味でも、ちょうどよさそう。

f:id:yoshi_10:20180917210026j:plain

 

いつものように旧天城トンネル・天城峠から八丁池を目指します。

ずいぶんと緑が茂っています。

ただ、このコースは下草がほぼないので、道をロストすることはありりません。

f:id:yoshi_10:20180917205434j:plain

 

この日の最初の写真と撮ろうしてカメラを構えたときに、迂闊にもバッテリーが

切れていることに気が付きました。

引越しでバタバタしている中で、すっかり充電を忘れてました…

やむなくスマホで撮ることにしましたが、こっちまでバッテリー切れになると、

かなり致命的なので、慎重にならざるを得ません。

 

新天城トンネル・旧天城トンネル・天城峠までの急登で、いつものように

息が上がります。

でも、ゴールデンウィークのときとは違い、それが心地よく感じます。

8月の蓼科山でも、まだ本調子ではなかった感もありましたが、ずいぶん

歩くのが楽になってきたと実感。

f:id:yoshi_10:20180917205428j:plain

f:id:yoshi_10:20180917205551j:plain

 

ときどき雨がぱらつく音はしましたが、樹林帯はあまり雨が落ちてきません。

実は雨の中で山歩きをするのは、ほぼ初めての体験です。

弱い雨なら、思っていたよりも雨を感じないで歩けるんですね。

霧と小雨の樹林帯は、涼しく瑞々しい空気を感じられました。

f:id:yoshi_10:20180917205546j:plain

f:id:yoshi_10:20180917205710j:plain

f:id:yoshi_10:20180917205716j:plain

f:id:yoshi_10:20180917205850j:plain

f:id:yoshi_10:20180917205856j:plain


天気予報では、9時過ぎには雨は上がるという予報でしたが、1時間ほど遅れて

霧の向こうに明るさが感じられるように。

f:id:yoshi_10:20180917210020j:plain

 

と思っていたら、スゥーッと霧が晴れ、周囲が明るくなりました。

f:id:yoshi_10:20180917210133j:plain

f:id:yoshi_10:20180917210127j:plain

f:id:yoshi_10:20180917210253j:plain


モノトーンから鮮やかな色彩への変化。

2000m以上の稜線で霧の晴れる瞬間を見ることは、自分の経験値では、今後もない

と思いますが…

何かの本で「しっかりした装備、綿密な計画は大前提として、雨の中の山歩きを

絶対しないというのは勿体ない」という話を読んだことがあります。

確かにそうかもしれない。

 

ややコースタイムに遅れて八丁池に到達。

ジェットボイルでお湯を作ってお昼ご飯というのも、久しぶり。

f:id:yoshi_10:20180917210246j:plain

f:id:yoshi_10:20180917210337j:plain

 

下山も割と順調…だったのですが、途中で木の根に左足の靴紐がひっかかり、

そこから微妙に左膝に違和感が。

痛みは出なかったものの、どうにも体が左膝をかばうように動くので、

右足に疲れが偏りました。

靴紐は靴の中にしまっていたのですが、どこかで飛び出してしまったようで、

大きな反省点です。

ただ、思うように体が動いた、気分もよかった、ということで、歩く自信を

かなり取り戻せた1日でした。

 

次の9月2回目の3連休は、好天、できれば秋の晴天に恵まれるといいなぁ。