低山を歩いています

低山登山・トレッキングのブログです。

霧ヶ峰ハイキング(車山湿原・八島ヶ原湿原周回)

左ひざの痛みも治まり、近所のウォーキングを再開しても、再発なし…

ということで、久しぶりに山に行きました。

ただ、登山中に再発すると怖いので、今回はハイキング。

標高の高いところなら、この時期でも酷暑ではないだろうと思い、

霧ヶ峰に行ってきました。

 

川崎からだと車で約3時間30分。

盆休みの渋滞を考えると、5時までに八王子を抜けたいので、

4時出発~7時過ぎに車山肩駐車場着の計画でした。

相模湖で小さな渋滞にはまりましたが、何とか計画通り到着。

到着は7時20分でしたが、車山肩駐車場は5割くらい埋まってました。

霧が濃いものの、予報ではそろそろ晴れてくるはず。

空にわずか青い部分も見え始め、トイレを済ませ駐車場に戻ると

すでに8割くらい埋まっていました。

8時前には満車になっていたかもしれません。

 

7時45分に歩き始め、車山湿原の入り口に。

休憩所のチャプリンの裏手に道標があります。

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車山方面に向かうと、山頂に向けた道が見えます。

しかし、かなり霧が濃い様子。

元々ハイキングのつもりなので、登りはしませんが。

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霧が濃くて、遠景が見えない…

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バイオトイレから車山方面に少し進み、コロボックルヒュッテの裏手に

車山湿原への道があります。

蝶々深山・物見石を経由する場合は、こちらからになります。

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道は細く、小石が多め。

ただ、8時前だと、あまり人がいません。

すれ違う人もなく、歩くのは難しくありませんでした。

少しずつ太陽も見え始め。霧と陽光と雄大な景色が幻想的。

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雲が急速に消え始め、日差しが優勢になってきました。

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途中から木道に変わります。

白樺湖・蝶々深山の分岐まで、木道と土の道が入れ替わりに出てきます。

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正面に見えるピークが蝶々深山。

一直線に道が続いています。

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ゆるい傾斜を登って、蝶々深山へ。

斜面に一部には、花の小さな群生がありました。

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 ほぼ疲労なしで蝶々深山に到達。

高度感のある眺望ではありませんが、よい景色でした。

雲がなければ、もう少し違った様相かもしれません。

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最近の登山で、道中にばててしまうこともあったので、今回はここで小休憩。

コンビニで買っておいたバウムクーヘンをかじり、エネルギーを充填。

10分ほど休んで、出発しました。

蝶々深山から物見石までは、穏やかな道になります。

まさしくハイキングという感じです。

風景はこれまでと同じ様相で、大きな変化はありません。

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 物見石に到着。

オブジェのような岩があります。

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ここからは少し高度感のある眺望を楽しめました。

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奥に広がる湿地帯が八島ヶ原湿原

ここまで降りていくことになります。

道は石の転がる普通の山道でした。

高度を下げるごとに樹木が目立ちはじめ、やがて里山の雰囲気に。

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降り切った後、平坦な道をしばらく歩くと、鹿よけの柵にたどり着きます。

八島ヶ原湿原は出入り口が柵になっています。

どこの山地も鹿の食害が目立つようですね…

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柵から中に入ると、湿原が見えます。

車山湿原に比べると、もっと平坦で池のような雰囲気です。

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 少し進むと、分岐にあたります。

湿原の外周を一周するならビジターセンターへ。

車山へ、より短い距離を進むなら沢渡・御射山へ。

疲れも感じていなかったのでビジターセンター方向に進みましたが、

沢渡方面でも景色は大きく違わないかもしれません。

ただ、コースタイムが外周は1時間・沢渡なら30分で倍くらい違います。

車山へ帰る場合、健脚でないなら沢渡方向でよいのかも。

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八島ヶ原湿原は観光客中心という感じです。

車山湿原側は登山・ハイキングという人が多かった印象。

実際に、八島ヶ原湿原は木道のみで平坦な道だけです。

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ただ、8月中旬となると花のシーズンではなかったかもしれません。

草が多く、あまり花には出会えませんでした。

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あと、木道がかなり傷んでいます。

積雪時にダメージを受けてしまうのだとか。

写真を撮りながら歩くと、おそらく落ちます。

足元に注意が必要です。

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外周を一周すると、御射山ヒュッテへ。

喫茶をやっているようでしたが、今回は先に進ました。

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ここから、道がわかりにくくなります。

御射山ヒュッテを過ぎると、草地に出ます。

車山方面の道標もありますが、それ以降道標がなく、不安になってきます。

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未舗装の車道らしい道をしばらく進むと、舗装された道路へ。

そこをさらに進むと、分岐に着きます。

左側は直進でクヌルプヒュッテという案内が。

こちらに進むと、地図では蝶々深山に出るらしいです。

右側に進むと、車山肩という案内があります、

そちらが進むべき道ですが、ここから約1kmはひらすら登りでした。

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石の転がる登りの山道で、日差しを遮るものがなく、非常に疲れる…

八島ヶ原で外周コースをとらず、短いほうを歩けばよかった…と後悔。

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なんとか車山肩に到着。

右奥に八島ヶ原湿原が見えます。

今回の周回コースは、最後にこれくらい高度を上げなくてはいけません。

最後が登りというのは、考えものですね…

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車山湿原の入り口に到着。

前に見えるのがバイオトイレ

奥の山頂に見える丸い物体は車山の気象レーダーだと思います。

11時30分に周回終了で、お昼にちょうどいい時間。

チャプリンでざるそばを食べて、本日のハイキングは終了。

 

・高原といえど、盛夏はやはり暑い。

・日焼けが気にならないなら、半袖で十分かもしれません。

・ただ、早朝や霧の出ているうちは涼しいので、長袖でよい気もします。

・車山湿原は、より山の雰囲気です。こちらはスニーカーが必要。

八島ヶ原湿原は観光地です。半袖・短パン・サンダルでも十分。

・車山→蝶々深山→物見石→八島ヶ原→車山の周回は、最後の登りに注意。

・コースの組み合わせが多いので、自分に合ったコースを。

・ヴィーナスラインはサイクリングの方も多いです。

 車を使う方は、自転車を追い抜く対向車線の車に要注意。

 

コースタイム

車山肩 発            7:45

蝶々深山 着        8:45

物見石 着         9:15

八島ヶ原湿原 着 9:55

御射山 着          10:50

車山肩 着          11:30

 

最後に花の写真。

 

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伊豆ドライブの風景写真、Canon PowerShotG9XとスマホXperiaZ4の比較

2週間前の明神ヶ岳で、下山後の最乗寺参道を下る途中に転倒し、

左ひざを痛めたのですが、いまだ痛みがすっきりとはひかず。

今日は好天だったのですが、山は見合わせました。

 

とはいえ、せっかくの好天なので、ドライブに行きました。

行きは西湘バイパスから熱海を通って伊東まで。

晴れた日は海と空の青がまぶしく、気持ちよくドライブできます。

帰りは伊豆スカイラインを通り、途中で景色を楽しむルート。

行きは西湘バイパスの渋滞で苦労しましたが、それ以外は

わりと道路も空いていました。

気持ちよく走れた1日でした。

 

ついでに、先日買ったデジカメPowerShotG9Xと手持ちスマホ

画質を比べるべく、写真をとってみました。

元々、山でもスマホで十分と思っていたのですが、調子の乗って

を写真を撮っていると、あっという間にバッテリーがギリギリに。

GPSや非常時の通信に使いたいスマホをカメラで食いつぶすのは

よろしくないので、小ぶりなデジカメを買ったという経緯です。

 

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上:スマホXperiaZ4

下:Canon PowerShotG9X

 

大体同じ位置で撮ったのですが、かなり違いますね。

スマホのほうが横に広いので、山頂で広く風景をおさめたい場合、

G9Xのほうが不利に思います。

画面の明るさはG9Xのほうがよいですね。

XperiaZ4は暗い感じがします。

色合いはG9Xのほうが自然で落ち着いています。

空の色を見ても、XperiaZ4は青が濃すぎると感じます。

 

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上:スマホXperiaZ4

下:Canon PowerShotG9X

 

これも先ほどの比較と同じ印象です。

XperiaZ4は明るさが足りない気がします。

ただ、画質だけで見れば、ブログであれば、スマホでも十分かも。

私はバッテリーの問題で、スマホとカメラを分けることにしましたが、

バッテリーが持つならスマホだけでもいいようにも思います。

 

ただし、デジカメはズームが非常に簡単です。

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G9Xで同じ場所から撮った写真です。

ズームのリングをちょいちょいと変えるだけで、これだけ寄ることができます。

これは大きなメリットだと思います。

 

G9Xの場合、上述の横の広さが今ひとつに加え、防塵防滴もありません。

山用カメラとしては、悩ましいところです。

私は、悪天時はそもそも撮らない、パノラマもそれなりでよい、という

割り切りでG9Xにしました。

G9Xなら、写真の明るさもあり、かつ、コンパクトで歩く際に邪魔に

ならないという点を重視しました。

 

さて、残りはG9Xで撮った写真です。

今回の撮影ポイントの一つは、滝知山の駐車場です。

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北方向は富士山。

山頂は見えますが、雲が多めでした。

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西は駿河湾です。

きれいに遠方まで見えていますね。

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東は熱海の町なみと海。

海・空の青が鮮やかです。

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これは南側の眺望。

周囲の深緑に対し、大室山は黄緑。

写真ではわかりにくいですが、実物はもっと極端に色の違いがわかります。

 

次の撮影ポイントは大観山。MAZDAターンパイクのスカイラウンジから。

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芦ノ湖と富士山です。

やはり雲が多めで残念。

ただ、伊豆スカイラインMAZDAターンパイクは、濃霧のかかる日も多く、

夏にこれだけ景色が見られたのは、幸いでした。

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手前が下二子山で、その奥に明神ヶ岳です。

あそこに登ったのか…思いのほか高い山でした。

さらに奥には丹沢ですが、雲が多めでした。

スカイラウンジへの通路に、こんなわかりやすい案内図が。

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ひざがよくならないと、山を再開できないので、養生に努めよう…

 

明神ヶ岳 道了尊登山口から往復(箱根)

空梅雨気味でありながら、梅雨明けが一向に見えない今年の夏です。

3連休もイマイチの天候ですが、今日は雨の不安もなさそう。

ということで、明神ヶ岳(箱根)に登ってきました。

 

事前に調べると、ルートがいくつかあります。

今回は車を使いたかったので、道了尊(大雄山最乗寺)の登山口

から往復のルートをとりました。

ここは大きな駐車場があり、無料で利用できました。

(お賽銭でせめてもの感謝を表してきました。)

 

登山口は境内の奥にあります。

道標もありますが、「明神橋」が目印になります。

 

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 明神ヶ岳まで2時間となっていますが…私は3時間かかりました。

 

登り始めからすぐに、かなり高さのある段差が出てきます。

木の根の部分がかなり崩れ落ちていて、根っこに手をかけて

よじ登るような感じでした。

この登山道、初心者に登れるのか、いきなり不安になります。

ただ、そこを越えれば、しばらくはそれなりに平坦になりました。

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木の根がかなり出ているのと、石・岩が多いので、楽ではありません。

しかも、こういう道は少な目で、粘土のような赤土の道がすごく多い。

これが曲者で、とにかく足が滑りそうになります。

また、登山道が深く削られていて、歩きにくい。

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上の写真はマシなほうで、実際はもっと狭くて、深くえぐられてます。

靴底にも、この粘土みたいな土がつくので、石にうっかり足をのせると

途端に滑ります。

もちろん、ズボンは泥だらけ…

 

あまり花を見られるルートではありませんでした。

でも、ごくわずかに見かけるものもありました。

あじさいとヤマユリ

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登り始めて1時間くらいで、ぼろぼろの休憩小屋に到着。

この頃から雲が晴れてきて、少し爽やかな気分に。

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とはいえ、湿度の高いこの時期なので、眺望は霞んでしまっていました。

秋以降なら、水蒸気も少なくなるので、もっとよい景色なのかもしれない。

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この小屋を過ぎると、尾根沿いに歩くことになりますが…草がすごい。

足元が見えないくらいで、ストックで払いながらの道中になります。

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30分ほど歩くと、水場に出ます。

神明水と道標にも書いてあり、冷たい水で喉を潤すことができます。

PETの水もぬるくなっていたので、ありがたく飲ませて頂きました。

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この神明水から登っていくところが急で、かつ、岩だらけ。

草も生い茂っていて、道がとてもわかりにくい。

何とか草をかき分け先に進みましたが、ここからかなり傾斜がきつく…

平坦なところは少なく、足元も例の赤土であまりよくない。

それが1時間くらい続き、何度も小休止をとる状況でした。

 

水がちょろちょろと登山道をまたぐところを2つくらい過ぎると

もうひとつ水場が出てきます。

たぶん明神水ですが、ここは表示がないので、確信が持てません…

 

そして、このあたりから、うっすらガスに包まれてきました。

時期が時期ですので、しょうがない。

ああ、頂上はガスで何にも見えないんだろうなぁ…

 

登り始めて約3時間、ようやく山頂に到着。

予想通りのガス、そしてやや強い風。

真っ白な景色なので写真も撮る気が起きず、食事休憩。

山頂は結構広くて、レジャーシートがあれば座る場所も十分。

ここまでほとんど人とすれ違わなかったのですが、山頂には

人がそれなりにいました。

明星ヶ岳や矢倉岳ともつながっているようで、色んな方向から

ハイカーがやってきます。

 

服が乾かないほど、汗でびっしょりだったので、やや強めの風と

ガスがむしろ気持ちいいくらいでした。

しっかり休んで、復路の下りに。

 

登りと同じルートなのですが、非常に難儀した点があります。

とにかく、足が滑る!

例の赤土が靴底についてしまうので、余計に滑りやすい。

赤土ロードでは、ストックも滑るので、とても不安定。

注意が必要でしたが、なんとか転倒はせずに済みました。

 

約2時間で下山し、最乗寺に到着。

しかし、その最乗寺参道坂道の石畳で、まさかの転倒…

この参道が一番よく滑るかもしれません。

(左ひざを痛めてしまい、しばらく辛いことになるかも…)

 

登山道はとても蒸し暑いです。

しかし、草がかなり茂ってます。

半袖・半ズボンはやめたほうがいいかもしれません。

 

道了尊登山口  8:55

休憩小屋   10:10

神明水    10:35

明神ヶ岳山頂 11:55

下山開始   12:20

道了尊登山口 14:30

 

 

 

 

 

 

 

 

八丁池 天城峠・御幸歩道経由(天城)

天気予報では「雨の心配は少ないが、曇りがち」という感じで、

それならどこか出かけようかと思い、以前から準備していた

伊豆・天城のハイキングコースに行ってきました。

 

八丁池のハイキングコースは、車で行くなら水生地下の駐車場を

利用可能とのこと。

9時過ぎに到着しましたが、先客は1台だけでした。

 

今回のコースは旧天城トンネルから、天城峠・登り御幸歩道を

経て八丁池に至る、という計画です。

駐車場から道を隔てた方向に、旧天城トンネルに行けるとの

案内板があり、そちらから登りました。

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車の往来もある林道のようで、あまり通りませんが、車にも気を使いつつ

先に進むと、沢が流れていて、わさび田もあります。

天城は水が豊富だということを実感します。

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30分ほど歩くと、旧天城トンネルに出ました。

そして、ここで遠回りしてきたことに気づきました。

水生地を経由してしまいましたが、多分、駐車場から道路沿いに歩いたほうが

近かった…※15分くらいのロスのようです。

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観光客の方は、トンネルの先に入っていきますが、私の目的地はそちらじゃない。

トンネルの脇に、気づきにくいですが、登山口がありました。

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登り口からしばらくは、こんな感じで、狭く傾斜もそれなりの登山道が続きます。

また、常に樹木に囲まれていますので、眺望のよいところはありません。

天気も今一つだったため、伊豆らしくガスに包まれていました。

その分、風が涼しく心地よかったです。

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登山道は、水の通り道とクロスするのか、ところどころで明らかに上から流れてきた

土砂で足元が悪い場所も目立ちます。

また、そもそも登山道自体が水の通り道になる場所もあるようです。

今年の梅雨は空梅雨気味にも関わらず、湿り気の強い道でした。

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このコース、実は今までで一番長い行動時間・距離の計画でした。

目的地まで、まだ2時間もある…少し心が折れかける。

白い花が足元にかなり降り積もっていたのですが、何の花か、わかりません。

もう少し時期がよければ、かなり見応えあったのかもしれません。

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赤い花はツツジでしょうか。

これは結構多く見かけました。

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始めのうちと、何か所かは、狭く足場に気を使う登山道でしたが、

それ以外の多くは、道自体が平坦で、傾斜も穏やかでした。

ただ、苔の生えた倒木が当たり前のように何度も道を遮ります。

こういう部分はあまり手を加えない、という考えなのでしょうか。

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そして、ようやく八丁池に到着します。

傾斜や段差は前回の大山より相当に楽ですが、行動時間が長く意外と疲れました。

なお、八丁池は盛大にガスに包まれていました。

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30分ほど昼食休憩し、下ります。

下りは御幸歩道下りを利用します。(登りとは別ルート)

こちらはずっと足元に石が転がっていて、倒木も多く、結構たいへんでした。

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下りの御幸歩道が終了すると、舗装された林道に出ます。

この林道を下りていくと、水生地の車止めにたどり着きます。

水生地下の駐車場までは、あと少し。

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約5時間半、11kmくらいで、今回のハイキングは終了。

とても疲れた…

水生地下の駐車場からは沢に下りる階段があります。

そこで足を冷やして、濡れタオルで汗を拭いて、さっぱりして帰路へ。

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コース全体でみれば、平坦ですし、整備されています。

涼しい時期なら、もっと快適なハイキングになると思います。

ただ、行動時間は長いコースです。

疲れて足が動かなくなってくると、道の細い場所はけっこう怖いかもしれません。

あと、大雨の後などは、水がかなり出ているのではないか…と思います。

当日だけでなく、しばらく前から天気の状況は見ておいたほうがよいのかも。

 

水生地下駐車場  9:10

天城トンネル 9:40(10分休憩)

向峠 10:50

大見分岐 11:50

八丁池着 12:30

八丁池発 13:00

下り八丁池歩道分岐 13:40

水生地歩道入口 14:25

水生地下駐車場 14:55

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大山(丹沢)

今週末も好天に恵まれました。

梅雨入り後も雨が少なく、いよいよ水不足が深刻になりそうです。

とはいえ、せっかくの好天なので、今週も山に行きました。

 

以前から行ってみようと思っていた丹沢です。

その中でも、大山はケーブルカーや神社など、かなり観光地寄り。

各種ガイドブックでも初心者向けとの記載が多い。

1000m越えの山ですが、これなら大丈夫か…?

 

大山には、伊勢原駅北口からバスが出ているとのこと。

8時20分発のバスに乗りましたが、すし詰め状態の混雑。

しかも乗り切れない人も多いのだから、驚きました。

 

20分ほどバスに揺られ、麓に到着。

さっそく歩き始めると、神社参道の土産・飲食店の並ぶ

こま参道を通り抜けることに。

実はこの段階から地味に傾斜がきつく、息が切れる…

ケーブルカーは利用せず、女坂から登山開始です。

 

素晴らしい晴天なので、気持ちいい…のですが、

気温も高くて、登山中は汗を搾り取られました。

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女坂のほうが楽だよ…といっても、かなり傾斜はありました。

しかも、延々と階段になっているので、かなり足に堪えます。

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1時間をかけて阿夫利神社下社にたどり着きました。

そこからの眺望も素晴らしいものでしたが、要はそれだけ登ってきたということ。

晴天とはいえ、やはり梅雨時で湿気が多いのか、遠くはぼんやりしています…

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そして、ここから山頂までも、やはり傾斜のきつい段差続きでした。

また登山客も非常に多く、私は道を譲りながらゆっくり登ることにしました。

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丁目ごとに少しスペースが空いていることが多かったので、そこで休憩をとりながら

少しずつ山頂を目指しました。

結局、下社から2時間かけて、山頂に到着。

登ってくる最中に飲料をかなり消費してしまい、売店でスポーツドリンクを補充。

この時期の登山は500ml×2では心もとない…という教訓になりました。

この売店では食事もできるようでしたが、今回はパス。

コンビニおにぎりを、運よく空いていた日陰で食べ、気力を再充填しました。

 

山頂はとても展望がよかったです。

水蒸気だと思うのですが、遠くは霞がかっていて、少し残念…

それでも登ってきた甲斐のある風景でした。

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下山は見晴台経由のルートです。

こちらでも、ところどころ眺望を楽しめました。

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ただ、こちらのルートも延々と階段でした。

下りの急こう配で階段…足にはとてもダメージがでかいです。

途中で膝が笑ってしまい、頻繁に休憩を取る羽目に。

それが見晴台まで続き、正直なところ、うんざり…

なお、見晴台はテーブルが多く、休憩はとりやすいですが、展望はイマイチでした。

 

見晴台からの下りは、下社方面へ。

ようやく階段が少なくなり、歩くのを楽しめる雰囲気に。

2日前の雨のせいか、足元はかなり湿っていましたが、滑るような石は少な目。

木漏れ日の中を、マイペースで下ることができました。

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そして、なんとか下社まで辿りつきました。

到着時間は14時、朝の麓到着から約5時間の行程となりました。

これ以上歩く気力・体力はなく、せっかくなので、ケーブルカーで下山。

 

初心者向け…といっても、急こう配の登りと下り。

若者なら平気かもしれませんが、四十路のおじさんには、きつかった…

休日なら、人は多くいるので、まず道迷いはないと思います。

秋ならもっと涼しいので、もう少し歩きやすいかもしれませんが、

紅葉で大混雑なのだとか。

もう一度登りたいか…と言われると、ちょっと辛いですね。

ジーパン履き、スカート姿の子供連れ、Tシャツ短パン、サンダルなど

かなりラフな人も、ちらほら見かけましたが、自分には無理そうです。

絶対、登れない…

 

(今回の教訓)

エネルギー切れを起こしかけて、キャラメルの有難さを知る。

気温の高い日は水だけではダメ、スポーツドリンクは重要。

トレッキングポールがあると、もう少し楽なのかも…

 

とても、よい勉強になりました。

 

 8:45 大山ケーブルバス停 登山開始

 9:50 女坂を登って、下社到着

10:25 夫婦杉

10:50 天狗の鼻突き岩

11:35 ヤビツ峠への分岐合流

11:50 山頂(30分休憩)

12:20 山頂出発

13:30 見晴台(10分休憩)

13:55 二重滝

14:05 下社到着

14:20 ケーブルカー乗車・出発

14:30 ケーブルカー下車

 

明月院・天園ハイキングコース(鎌倉)

梅雨入り後の週末だったのですが、思わぬ好天に恵まれました。

ちょうど明月院のあじさいが見ごろらしいので、行ってみることに。

また明月院の近くから天園ハイキングコースにも行ってみました。

 

明月院の開門は、あじさいのシーズンは8時30分。

ただ、シーズンであれば混むだろう…ということで8時着となるよう出発。

北鎌倉駅で降りたのですが、同じ目的の方が目立ち、少し焦る…

予定通り、8時に明月院付近まで来ましたが、その時点で行列100m。

やはり、考えることは皆同じです。

ただ、開門すると、待たされることなく、すんなり中に入れました。

いったん入れば、中はわりと自由に歩くことができました。

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ここのあじさいは、濃く鮮やかな青で、明月院ブルーというらしいですね。

ところどころ、紫のあじさいも見られます。

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f:id:yoshi_10:20160611162852j:plain後庭園も拝観できるようだったので、行ってみました。

花菖蒲は一番いい時期を少し過ぎていたようで、花に力がありませんでした。

それでも綺麗な花を咲かせていました。

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人が多いので、写真を撮るのに苦労します。

朝イチでこれなので、昼などはかなり混雑するのでしょうね。

(それでも、長谷寺よりはマシな状況のようでした。)

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有名な円形の窓。

これは後庭園の側から撮ったものです。

逆側は写真撮影の列がすごいことになっていました…

 

そんなに広い寺社ではなく、30分で拝観を終え、ハイキングコースへ。

天園ハイキングコースは建長寺から入るのが一般的のようです。

ただ、明月院から少し離れたところにも登山口がありました。

明月院前の狭い公道を少し歩くと、右側に上る急坂に標識があります。

そこを少しいくと、一見、わかりにくい登山口が見つかります。

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ただ、この登り口はメジャーではないようで、登山道わきの草がはみ出ていました。

虫もかなり多く、そばの学校からは部活動の声も聞こえます。

あまり良いルートではないかも…

それでもしばらく我慢すれば、歩きやすい道に出てきます。

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道自体は整備されているので、歩きにくさはありません。

ハイカーよりトレイルランナーのほうが多い印象で、わりとなだらかです。

数か所では、鎌倉を見渡せる眺望もありました。

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大きな岩もあったり。

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弁当を広げられそうな草地もありましたが、今回はパス。

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途中でゴルフ場の横を通りましたが、そこに公衆トイレもあります。

水場はありませんが、簡単に歩けるコースだと思いました。

実際、近隣ご住まいと思しき人は登山用具なんて装備していませんから…

ただ、足元には埋まった石が多く、かなり滑りやすいところもありました。

何度か、ズルッとなったこともあり、注意が必要と思います。

 

今回は休憩をとらず、給水で何度か立ち止まるだけで歩き通し。

それでも、2時間ほどで、さほど疲れずにゴールできました。

明月谷登り口  9:00

瑞泉寺登り口 11:00

 

瑞泉寺には寄らず、帰路につきましたが、その途中にもあじさいが。

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鶴岡天満宮に立ち寄って、鎌倉駅まで歩きました。

鎌倉駅到着は11:45。

ハイキングコースより、こっちのほうが疲れました。

 

なお、鎌倉駅は大混雑。

駅内アナウンスでは、こんな案内が…

「江の島電鉄は、混雑のため、乗車まで20分待ち」

長谷寺は、混雑のため、入場制限中」

 

この時期の鎌倉は、朝イチで行きたいところに到着…が必須かもしれません。

 

 

湯坂路・浅間山・鷹巣山・千条の滝(箱根)

いよいよ梅雨入りのようですが、今日は良い天気でした。

以前より箱根のハイキングコースに行こうと思っていたので、

湯坂路・浅間山に行ってきました。

 

駐車場があまり無さそうだったので、今回は電車を利用。

箱根湯本から登り、浅間山鷹巣山・千条の滝と経由して

小涌谷から帰るルートです。

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ガイドブックでは、小涌谷から浅間山を通過して箱根湯本というルートでしたが、

私はそれとは逆方向で歩くことにしました。

この場合、ルートの大部分が登りになるわけですが…

 

スタートから湯坂城跡まで、わりと傾斜もあって、道もそれなりに険しい感じでした。

ちなみに湯坂城跡ですが、看板こそありましたが、特に何もなかったです。

特に城という感じはなく、大きな岩があるのは城の名残…?というくらいです。

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花の時期も過ぎていたようで、山の中をひたすら登り続けるという感じでした。

何度も息が上がって、そのたびに小休憩を取っていたので、ガイドのコースタイムより

遅れ気味の道中。

ただ、他のハイカーが少なかったので、ゆっくりと歩くことができました。

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浅間山の山頂は約800メートルのようですが、そこまで平坦な部分は少なく、

もちろん下りも少なく、本当に登っている…という実感が強かったです。

道ははっきりしていて、道迷いはないのですが、やはり登りが続くのはしんどい。

 

それでも何とか山頂まで登り切り、そこで休憩を取りました。

どのガイドブックにも掲載されていますが、広い草地がありました。

そこで昼食休憩。

11時30分から20分ほど休み、気力・体力を回復させました。

なお、山頂も眺望はありません。

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実はこの30分くらい前から、急に冷たく強い風が吹き始めました。

汗が冷えること、冷えること…

ウィンドブレーカーを持ってくるべきだったと反省。

 

ここから鷹巣山に登ったわけですが、結構な傾斜でした。

しかも、鷹巣山山頂は狭い上に、団体ご一行が昼食中で、満員御礼。

眺望もないとくれば、特にとどまる理由もなく、すぐに引き返すことに。

鷹巣山と浅間山の中間にある分岐から、千条の滝方面に下るルートを取ります。

 

ガイドでは30分くらいで下りるルートのようでしたが、あまり道がよくなく、

石やら根っこやら段差やらあって、結局、50分もかかってしまいました。

ようやく千条の滝へ到達。

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そのまま小涌谷駅まで下りて、帰宅の途へ。

 

特に眺望のよいコースではなく、見どころは少ないと思います。

道迷いの心配はなく、私のような初心者には登ったという実感を感じられました。

コース上でちらほら見かけた花には、蝶が蜜を吸いに集まっていたり、自然観察は

できたと思います。

うぐいすなど、鳥の鳴き声を聞きながらの小休憩もよかったですね。

紅葉のシーズンなら、また違った印象があるのかもしれません。

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箱根湯本登り口 9:30

湯坂城跡    9:50

湯坂山    10:50

大平台分岐  11:20

浅間山    11:30(11:50まで休憩)

鷹巣山    12:10

千条の滝   13:00