低山を歩いています

低山登山・トレッキングのブログです。

明神ヶ岳(箱根)ー 金時登山口・矢倉沢経由

新年明けましておめでとうございます。

12月は業務繁忙やら忘年会やらで、なかなか山を登る体力を維持できず。

ほぼ一か月ぶりの登山は、2016年の登り初めになってしまいました。

 

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今回は昨年の初夏に登った明神ヶ岳を別ルートで登りました。

秋に金時山に登った際、こちらから登ってみたいと思っていたコースです。

5日から仕事初めなので、今週末に行く予定だったのですが…

週末は南岸低気圧により悪天で、場合によっては大雪かもしれず。

そうなると、当面は山に雪が残るので、初心者の私にはハードルが高い。

今日はめったにない好天なので、思い切って登ってしまいました。

 

まず箱根登山バスで仙石BSまでいきます。

金時登山口はコンビニのあるところです。

道を隔てた向こうには大涌谷が見えています。

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ここからやや急な舗装路を登ると、5分くらいで登山口です。

大きな看板があるので、すぐにわかります。

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樹林帯をしばらく登ると、矢倉沢の分岐に出ます。

うぐいす茶屋もあるので、ここも見落としはしないと思います。

(今日は平日なのでお休みだったようです。)

ここまでの経路は、金時山の記録でも記載したので、大幅省略ご容赦。

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金時山が見えますが、今回はそちらでなく…

 

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明神ヶ岳の方向へ進むと、整備された登山道が続きます。

ただ、霜がおりていて、融けてぬかるんでいます。

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スパッツ(ゲイター)を用意してあったので、幸い、足元はガードできました。

箱根では移動手段にバスや電車を使うので、泥汚れには気を付けたいです。

 

雲ひとつない晴天で、正月とは思えないポカポカ陽気。

明るい登山道が清々しい…

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時折、ハコネダケの壁が切れると、景色がよく見通せました。

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樹林帯も一部にありますが、葉も落ちていて、陽ざしが入ってきます。

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ただ、如何せん、陽ざしが強く、暖かい。

縁側でうたた寝にはよいと思いますが、登山の行動中は暑いくらい。

薄手のフリースと中厚手のベースレイヤーでは、暑いくらいでした。

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矢倉沢からはアップダウンを何度も繰り返して、明神ヶ岳に進んでいきます。

後ろを振り返ると、金時山と富士山の頭。

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北側斜面の登山道には、少し雪が残っていました。

ヤマレコでは12月終わり頃からレポにあがっているようでしたが、

まだ残っているんですね。

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幸い、登山道自体には雪はありませんでした。

ただ、今週末の天気次第で、また増えてしまうかもしれませんね…

 

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樹林帯を抜けて、再び明るい登山道に出ます。

枯れススキが残っているところもありました。

 

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樹林帯を抜けたところは、こんな感じで陽ざしが強いです。

夏は歩きたくないですね…

 

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足柄方面が見えるのは、明神ヶ岳までのルートの一か所だけだったかも。

金時山大涌谷の方向があけているので、眺望はそちらに限られます。

 

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富士山がはっきり見えてきました。

金時山が小さく見えてきたので、高度も上がってきているのだと思います。

 

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ようやく登頂。

前回の登頂時は濃いガスで、周りが何も見えませんでしたが、今回はばっちり。

大涌谷・富士山がはっきり見えました。

風も弱く、本当によい天気でした。

ランチ休憩で40分も滞在してしまいました。

 

なお、頂上もぬかるんでいました。

ベンチ一脚と腰掛可能な石もありますが…

レジャーシートを持っていったほうがよいと思われます。

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帰りは宮城野へ下りていきます。

湘南方向の眺望はこちらのルートから見ることができます。

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暖かいせいか、海側はやや霞んでいました。

 

宮城野へ向かうルートも笹や樹林帯で、登りのルートと同じような印象。

一部にススキもあり、晩秋ならもっとよい雰囲気かもしれません。

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矢倉沢から明神ヶ岳までは、石が少なく、歩きやすかった印象ですが、

こちらはかなり石が多くなってきます。

ぬかるみで泥のついた靴を石の上に置くと、すべりやすいので注意ですね…

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しばらく歩くと、宮城野分岐の標識が出てきます。

ここからは急な下り坂、且つ、たくさんの石・岩、えぐれた赤土でした。

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逆方向に、宮城野から登ってくるのは、かなり大変そうだな…という印象です。

 

山と高原地図で「涸れ沢渡る」と記載あるのですが、それっぽい沢に

行き当らず、少し不安になりました。

宮城野分岐からかなり歩いて、こんなものに行き当ります。

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一見、砂防ダムかと思いましたが、これが枯れ沢だったのかも…

水の気配がまったくない…

 

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この分岐標識が出てきたら、民家の裏手を通るような登山道を下ります。

ここでは舗装道路と林道に行き当っていますが、あくまで登山道を直進。

登山道入り口の看板に突き当たったら、そこから集落の道路を下って

宮城野のバス停に向かいます。

 

ただ、箱根登山バスは箱根湯本の前から渋滞に巻き込まれがちです。

歩く余力があるなら、いっそ強羅駅まで歩いて、登山鉄道を使うほうが早い

可能性もありそうです。

特に今日は、バスがなかなか進まず、気疲れしました。

 

絶好の好天に恵まれ、とても気持ちの良い登山となって、大満足でした。

 

金時登山口          8:30

矢倉沢峠              9:00

明神ヶ岳山頂着 11:15

明神ヶ岳山頂発 11:55

宮城野分岐        12:40

枯れ沢(?)  13:05

宮城野BS   13:45