金時山(箱根)
ようやく秋らしい気候になりました。
朝から快晴という、絶好のハイキング日和。
天気予報も今週は安定して週末好天でしたので、計画もしやすかった。
今日は金時山に行きました。
しばらく前に足柄方面から登ろうとして、天気が悪くやめていたので、
再チャレンジです。
ただし、今回は箱根側からです。
8時30分頃に箱根湯本駅に到着。
すぐにバス乗り場に行きましたが、すでに人だかりが発生。
これはバスに乗っている間は、座れないかな…という感じでした。
ところが、バスが来たのに、みな乗らない。
仙石方面行きなので、これでいいはずだけど…
どうやら、金時神社入り口まで行くバスを待つ人がほとんどだった様子。
私は仙石で降りて、矢倉沢経由のルートなので、この空いてるバスに乗車。
約30分のバスの間、座っていられたのは、助かりました。
仙石バス停で降り、登山口まで歩きます。
5分かからないくらいで、コンビニがあり、そこから山側に入ります。
企業の保養所などが立ち並ぶ道路を5分ほど歩くと、登山口があります。
大きな看板があるので、わかりやすいです。
道路のほうは別荘地なので登山者は来るな!と標識がありました。
ハイカーは迷惑行為をするな、みたいなメッセージもあり、
どうも登山者と現地の方でいざこざがあるらしい…というのはわかりました。
登山道は箱根らしく赤土と小石です。
滑りやすいので要注意。
樹林帯が続きますが、快晴で風もなく、心地よいです。
歩きだすと暑い…夏と同じ服装で登っても、まったく問題なしでした。
竹林?の半トンネルもあったり、飽きません。
登山口から30分ほどで矢倉沢の分岐へ。
明神も前に登った時はガスがひどかったので、いずれ快晴の時に再挑戦したい。
ここの分岐に茶屋がありました。
おいしそうな匂いが漂っていたのですが、今回は立ち寄らず。
ここからしばらくは樹林が切れます。
快晴の青い空が見えて、暑くも寒くもない空気が心地よい…
所々で、箱根方面への眺望がひらけて、とても楽しい歩きになりました。
公時神社分岐を越すと、再び樹林帯に入ります。
大きな段差があったりして、トレッキングポールは使いにくく、一時しまいました。
登山口から1時間ちょっとで頂上に到達。
あまり疲れを感じないで登れました。
箱根のハイキングとしては、かなり登りやすい部類なのかもしれません。
頂上から足柄方面の景色も見ることができました。
富士山はまだ雪をかぶっていません。
芦ノ湖が少し見えていますね。
頂上で休憩と食事をしましたが、とにかく人が多い!
10時45分到着でしたが、座る場所は少な目でした。
座れそうな岩を見つけ、そこで食事をとれたのは運がよかった…
帰りのルートは公時神社へ下りました。
ただ、登り・下りとも人が多く、何度も渋滞を起こしてました。
自分のペースで歩けないのは疲れるので、道を譲りつつ、最後尾へ。
公時神社の登山道は、ずっと樹林帯でした。
金時宿り石があるので、これは見どころかもしれません。
ただ、矢倉沢ルートほど楽しくはありませんでした。
林道を渡って、神社へのルートが続きます。
標識に遭難者の目撃情報の提供依頼が貼ってありました。
単純に登山をするだけなら、迷う箇所はないような気もするのですが…
行方不明になったのは直近というほどの日付でもなく、気になりますね。
神社に到達。
ここから少し歩くと、ゴルフ練習場に出て、そこにバス停があります。
しかし、1日に数本しか通らないようでした。
仙石バス停はそれほど遠くないので、20分ほど歩くことに。
歩道が狭いわりに、車の通行量が多いので、注意が必要です。
個人的には、矢倉沢ルートのほうが断然楽しいという印象です。
帰りのバス停へのアプローチを考えると、下りに使いたくなりますが…
登りが楽しくない登山は好きじゃありませんので、今日はこれでよかった。
登山者も多く、道迷いするような分岐もありません。
3~4時間くらいで歩き終わるので、ハイキングとしては初心者にも
お勧めできるルートだと思います。