御坂黒岳
夏休みの登山、第二弾です。
当初は編笠山を考えていたのですが、前回の茅ヶ岳下山後に膝に違和感が…
初めて登る山はやや不安もあり、別の山に計画を変更しました。
御坂黒岳は2年ほど前に一度歩いただけですが、駐車場を起点に周回しやすい
コースで、アップダウンもそれほどきつくなかったので、こちらにしました。
富士山と河口湖の展望を望める山ですが、どうなるか…
起点となる芦川のすずらん群生地駐車場には7時過ぎに到着。
その時点で山頂・稜線には雲がかかっていました。
ただ、雲の動きは早く、この後で晴れるかもしれないと淡い期待も。
前回は1時間ほど林道歩きをして、新道峠の登山口から登りましたが、
今回はすずらん群生地を抜けて、黒岳まで向かいます。
すずらん群生地を抜けると、登山道になります。
やがて林道に出会い、すずらん峠への登山口が伸びています。
ただ、この登山口が下草に覆われて、すごくわかりにくい…
標識がなければ見落とすと思います。
(林道をを隔てて、「すずらん群生地」「すずらん峠」の標識があります。)
ここから後は、樹林の中をひたすら歩いて、黒岳への稜線を目指します。
登山道の入り口こそ下草で埋もれていましたが、その後は整備された道でした。
この間に、雲が切れたのか、明るい陽射しが樹林にも入ってきました。
この登山道は、山と高原地図で水場があると記載されています。
そこには確かに沢が流れているようでした。
動物の多い山のようなので、あまり飲みたいとは思いませんが…
また、水場のところで登山道がやや崩れていました。
危険とまでは言いませんが、かなり道が細い部分もあり、注意が必要でした。
ここを過ぎてしばらくすると、明るい稜線が見えてきた…?
稜線に到着。
ここから黒岳山頂を目指します。
どうやら雲の切れ間のようで、明るい陽射しの入る尾根歩きになりました。
樹林に切れ間から、富士山と河口湖。
ここから山頂までは、なかなかの急登です。
標高はそこそこ高く多少は涼しいのと、樹林で直射日光が遮られるので、
オーバーヒートは避けられましたが、やっぱり盛夏の山歩きは汗だくです。
山頂は樹林の中です。
山頂から少し歩いたところに展望台があり、富士山と河口湖の眺望が期待できます。
うん、ここまでは晴れていたのですが…
展望台までのわずかな間に、すっかり雲に包まれてしまった…
先客からは「ついさっきまで晴れていたのよー」とのお話を頂きました。
ただ、しばらく待てば、雲の切れ間に入るかもしれない…待ってみようか。
待ったかいがあり、ある程度は眺望を楽しめました。
ただ、雲の動きを見ていると、すっきりとは晴れない様子でした。
下山を開始します。
こんかいの下山路は、膝への負担を考え、あまりアップダウンのない林道を
歩くことにしていました。
すずらん峠まで戻り、破風山経由で新道峠に向かいます。
下山途中に出会った蝶々。
破風山は山頂感なし。
一応、三角点はあるようです。
新道峠にも展望台があります。
富士山にかかった雲は消えそうにありませんでした。
新道峠から節刀ヶ岳に向かう稜線。
手前のピークは中藤山という山のようです。
ここは三つ峠からずっと稜線を縦走できるようです。
かなり健脚でないと、歩き切れないような気がしますが、自分の体力にあわせて
一部だけでも歩ければ楽しそうですね。
新道峠の林道に下りてきました。
ここまで車で入ってこれるので、車をここに停めて、黒岳などにピストンして
いる人も多いようです。
(スペースは数台分だけですが…)
ここからは林道を下り、すずらん群生地の入り口に戻り、そこから群生地を
抜けて、駐車場へ向かいました。
歩きやすいコースで、膝にも痛みが出ず、一安心。
数日は脚を休めて、次の山行に備えたいと思います。
でも、今週から仕事なので、体力は山以上に消耗しそうです…(-_-;)