低山を歩いています

低山登山・トレッキングのブログです。

日向山

2018年9月の2回目の3連休は、中日のみ晴天の予報でした。

ということは、眺望の期待できる山がいいと考え、日向山に行ってきました。

この山は山域としては、どこになるのでしょう?

山梨の山のグレーディングでは南アルプス系に区分されていますが、

個人的にはちょっと離れている気もします。

f:id:yoshi_10:20180923211125j:plain

 

ガイド本などを見る限り、家族連れで登れるハイキングコースになっていて、

少し甘く見ていました。

矢立石の登山口からは、標高差約500mでそれなりに緩いと思います。

しかし、矢立石は駐車スペースが少なく、尾白川渓谷スタートになってしまいます。

f:id:yoshi_10:20180923210721j:plain

 

この尾白川渓谷~矢立石の標高差をすっかり見落としていました。

ここの区間は約400mなので、合計で900mの標高差。

決して楽じゃなかった…

しかも、そこそこ急な登りで、足場も一部は荒れ気味です。

f:id:yoshi_10:20180923210728j:plain

f:id:yoshi_10:20180923210917j:plain

 

矢立石まで思いのほか体力を削られ、ようやく「登山口」に到着。

ここには「10/0合目」の非情な文字が…結構な登りで足を使わされて、

まだ0合目というのは、気持ちの面でもクルものがある。

f:id:yoshi_10:20180923211125j:plain

 

なお、この近辺は無秩序に車が停められていました。

道の端に寄せずに駐車する車もあり、右往左往する車もあり。

ちょうど舗装がなくなるところなので、2WD車がスリップ→アクセル全開で脱出

→車の腹を路面の石にこする…というコンボを起こし、目も当てられない状況も。

やはり、素直に尾白川に駐車するのがベターかもしれません。

 

晴れ予報にも関わらず曇天だったので、一層、気持ちも折れ気味でしたが、

このころからようやく明るくなってきました。

延々と樹林帯を歩くコースでしたが、やはり陽射しを感じられると、足取りも

楽に感じます。

f:id:yoshi_10:20180923211312j:plain

f:id:yoshi_10:20180923211503j:plain

 

雨量計が設置されているのは、登山道では初めて見た経験のように思います。

f:id:yoshi_10:20180923211510j:plain

 

山頂に近づくと、三角点と登山道の分岐を発見。

この山は登山の山頂(目的地)と、最大高度が別々のパターンでした。

f:id:yoshi_10:20180923211706j:plain

 

ポツンとたたずむ三角点。

f:id:yoshi_10:20180923211713j:plain

 

ここからすぐに目的地の山頂です。

日向山は砂浜のような山頂が特徴のようで、眺望も優れているとのこと。

楽しみではあるのですが…どうにもガスっているような雰囲気。

せめてガスの切れ間くらいあるといいなぁ。

 

f:id:yoshi_10:20180923212103j:plain

f:id:yoshi_10:20180923212812j:plain

真っ白でした…( ;∀;)

一応、山名は収めておこう…

f:id:yoshi_10:20180923212110j:plain

 

確かに砂浜のような足元で、特徴的だと思います。

しかし、歩きにくいし、リュックや靴も汚れるので、あまり長居したくない。

体力回復のため、カレーパンを食べて、すぐに下山開始です。

 

下山するにつれ、晴れ間が出てきます。

ただ、樹林の切れ目を覗いてみると、山頂はずっと雲がかかっている様子。

今日は運が悪かったと思うしかない。

f:id:yoshi_10:20180923212819j:plain

 

無事に下山しましたが、さすがに渓谷見物する余裕はなく、そそくさと帰路に。

f:id:yoshi_10:20180923212827j:plain

 

温泉に入ろうと立ち寄った「べるが」も3連休だけあって、満車状態で入れず。

遅めの昼食をとるために立ち寄った双葉SAでは、レストランが満員で入れず。

なんというか、いろいろとタイミングが悪いパターンに。

こういう日もあるものです…

 

まだ気温は晩夏という感じですが、少しずつ秋らしさも感じられます。

秋の山歩きを計画していますが、今回、期せずして900mの標高差を歩けたので

同じようなレベルなら何とかなりそうだと、計画見直し中です。

秋の長雨に土日がはまらないことを祈ります。