八丁池(天城)
昨夏・昨冬に続き、3回目ですが、再び天城八丁池に行ってきました。
昨夏は7月初旬でツツジを見ることができましたが、今回はどうだろう。
アマギツツジが開花が遅いらしいので、楽しみにしていましたが…
いつも通り、水生地下の駐車場からスタートし、新天城トンネル横から
上り御幸歩道入り口のある旧天城トンネルに向かいます。
毎度のことながら、ここの登りは結構傾斜がきつく、このところ体力が落ち込み
気味だったので、想定以上に息が絶え絶えとなりました。
旧天城トンネルには東屋があるので、息が整うまで座り込むことに…
上り御幸歩道で、一番傾斜がきつく、力が必要になるのが、
息を整え、登山道に入ると、やはり緑が美しい時期になっていました。
冬枯れした明るい雰囲気もよいですが、爽やかな緑の時期もいいですね。
天城峠までは無理せずに小休止をとりながら、登りきりましたが、
天城峠からの行程は、山腹に切られたほぼ水平な道が多くなります。
個人的には、そういうルートは好きなほうです。
ただ、尾根を歩かない分、眺望は望めません。
時々、向こう側の伊豆山稜線と思われる山々が見られるくらいです。
見通しの良い稜線歩きが好きな方には、向かないコースだと思います。
楽しみにしていたツツジはというと…さっぱりでした。
日当たりのいい数ヶ所で、つぼみは見られたのですが…
登山道は樹林の中なので、花はほとんど見られないと思います。
ただ、木々が切れたところから見える山腹には、ところどころ白い花が。
少し登山道から外れたところで、間近に見られたのが、これでした。
何の花でしょうか?天城甘茶??
色々調べてみたのですが、確信は得られず。
緩やかに高度を上げてきたので、空が近く感じられることにようやく気付きます。
梅雨どきでしたが、湿気は強くなく、爽やかな空と風を感じられました。
八丁池までゆっくり歩いて3時間を見込んでいましたが、2時間半ほどで到着。
展望台からの景色は、雲が多めでイマイチでした。
時期が時期なので、仕方ないことですが。
それでも八丁池はよく見えました。
冬と比べ緑が多く、雰囲気もずいぶん異なっていました。
(2017/6/24の八丁池)
(2016/12/10の八丁池)
今回は八丁池に着いてからも晴天が続き、ゆっくり休憩を取れました。
昨夏は濃い霧、昨冬は池に着いてから一気に曇天…だったので、
陽ざしのある池のほとりで休憩できたのは、初めてでした。
復路はブナの巨木のあるという八丁池歩道を経由するつもりだったのですが…
天城縦走路から分岐するような記載の地図を見て、縦走路に分岐があると思い込み、
誤ったルートに入ってしまいました。
10分ほど歩いても分岐がないのを不審に思い、引き返すと…池から出たすぐの所に
分岐の標識がありました。
地図だけ見ると、縦走路を歩くように見えたのですが…思い込みは恐ろしい。
細く暗い道を登り返す雰囲気の道だったこと、ルート見落としで気持ちも
折れていたことから、当初計画を中止し、過去に使ったことのあるルートから
帰ることにしました。
余計なタイムロスもあったので、安全策をとりました。
今度は紅葉の時期に天城縦走路を踏破してみたいです。