城ヶ崎ピクニカルコース(伊東)
心身のリフレッシュをしたくなり、伊豆高原へ温泉旅行に行ってきました。
ついでに、天城山に行こうかと思っていたのですが…
このところの激務であまり気持ちが乗らず、より近場の城ヶ崎海岸に変更。
天城のシャクナゲは当たり年らしいのですが、今季は諦めました。
城ヶ崎海岸は、大室山などの溶岩が海岸まで流れ、冷やされて作られた土壌で、
それが波に浸食されてリアス式海岸になったのだとか。
高級魚の取れる海ですので、海岸とその近隣の樹林は保護されていて、
海岸沿いにハイキングコースが整備されています。
まず初日はピクニカルコースの一部を歩きました。
むしろ、灯台より海側の岸壁のほうに行ったほうが、より迫力のある景色を
見ることができます。
観光客が多く、人が入らないように撮影するのに苦労しました。
観光客は日本人より外国の方のほうが多い印象でした。
灯台はこんな感じで、小さいものです。(下の写真の真ん中あたり)
灯台から富戸方向に歩いていくと、すぐに吊り橋があります。
この日はやや風が強く、はっきりわかるくらい揺れていました。
頑丈なつくりなので怖くないですが、下をのぞき込むと少しひんやりします。
ピクニカル…という名称どおり、歩道は実にきれいに整備されています。
でこぼこもなく、アップダウンもきつくありません。
観光地のファッション+スニーカーで十分。
低めの樹木の樹林帯を歩く感じですが、海側は樹木の切れるところも多く、
潮の香りも感じられるコースです。
波の浸食で削られた海岸がよく見渡せました。
伊豆ですので、かつては黒船が来ていたわけです。
黒船を迎え撃つための砲台跡もあります。
砲は昔のものではなく、台座のほうが昔の遺物なのだと思いますが。
魚見小屋というものもありました。
昔、ボラなどの魚群を見つけるために使っていたようです。
ボラ漁が盛んだったころの納屋も現存しています。
今は食事処として利用されています。
今回は時間が昼を大きく回っていたので、立ち寄りませんでしたが、
雰囲気はよい感じです。
灯台から魚見小屋までの往復で約1時間くらいの歩きです。
普段から歩き慣れていない方は、もう少し苦労するかもしれません。
景色もずっと代り映えしませんし、観光の方は灯台・吊り橋で帰るようでした。
ただ、門脇灯台の駐車場は思ったより高かった…(約1時間で500円)
翌日は自然研究路を歩きましたが、これは後日アップします。