達磨山(伊豆)
一年ぶりに有給休暇を取得することができ、一泊の温泉旅行ができることに。
以前から年に一回は訪れる温泉宿があるのですが、今回は天気もよさそう。
旅行ついでに行けるような、軽めにハイキングできる山を探してみました。
天城山は道路が凍結しているようで、今回はパス…
伊豆稜線歩道はフルだと歩行距離が相当に長くなるようですが、
だるま山高原レストハウスと達磨山のピストンなら、10km未満で
3時間程度のコースタイム。
ということで、歩いてきました。
だるま山高原レストハウスの駐車場に車をとめると、そこに展望台があります。
富士山がよく見える展望台で、景色を見るだけなら、ここで十分楽しめます。
レストハウスはオープンが遅めのようですが、トイレは外にもあります。
用を足してからスタートできるので、助かります。
他にもリュックを背負うハイカーがいましたので、人の多い登山道のようです。
駐車場から道路沿いを歩くと、すぐに登山道入口にたどりつきます。
登山道は始めこそ、階段になっていますが、すぐに穏やかな傾斜になります。
しかも、土ではなく、芝生です。
幅も非常に広くて、登山道というより、ゴルフ場のフェアウェイみたい。
こんな道を歩いていくと、やがて金冠山が見えてきます。
舗装路に行き会いますが、舗装路を渡って前に進むと金冠山へ。
ここからは距離こそ短いですが、石と土の登山道です。
レストハウスから30分で、金冠山山頂へ到着。
ここからも富士山や南アルプス、淡島といった景色を見ることができます。
ここが目的地ではないので、早々に来た道を引き返します。
先ほどの舗装路に出たら、舗装を下っていきます。
15分ほどで舗装路は、戸田峠の道路に行き会います。
正面に戸田峠の駐車場があり、そこから登山道が続いています。
日曜でも交通量は少な目でしたが、峠道なので飛ばす車も多いです。
渡るときには注意が必要です。
金冠山をパスするなら、ここの駐車場からスタートしてよいと思います。
ここからの登山道も芝生の部分があり、よく整備されていました。
ただ、時期が時期だけに、霜融けでぬかるみも多くあります。
運動用の靴や服装が望ましいと思います。
車でのアクセスがよいだけに、伊豆観光がてらに寄る方もいるのでしょう。
革靴という人もちらほら…帰宅後の汚れ落としとメンテが面倒じゃないかな…
幅の広い芝生道では、レジャーシートを広げくつろぐご家族もいました。
風が強くなければ、1月とは思えない陽気でしたので、楽しそうでした。
そのうちに、芝生と樹林帯を行き来するような感じになります。
背の低い木がほとんどなので、薄暗さは感じません。
ただし、階段の登山道が多くなり、足の上げ下げが必要でした。
小刻みに段差をつくっているので、歩幅が合わず、やや苦労します。
霜も融けているので、滑りやすい…
一つ小ピークを登り終えると、そこが小達磨山の山頂です。
樹林に囲まれ眺望もなく、そのまま先に進みます。
ここから下りが続き、樹林が切れると、目のまえに西伊豆スカイランと達磨山。
とても気持ちのいい登りになりそうな景色です。
達磨山に行くには、いったん、西伊豆スカイラインを歩く必要があります。
あまり車は通りませんでしたが、やはりスピードを出していますので、要注意。
ここからは延々と階段を登ります。
登山ではなく、ドライブがてらに寄る人も想定しているのでしょうね。
足元はとても整備されていました。
この時期(年中かも…)の伊豆は強い西風が吹き付けます。
この日は季節外れに温かいのに、風は強く冷たいので、歩くと汗が噴き出る、
止まるとすぐに冷やされるという状況。
ドライブがてらの人は、もこもこのダウンやコートなので、大変そうでした。
達磨山の山頂は360度の展望です。
富士山と南アルプスが見渡せます。
達磨山から先も道は続いています。
歩こうと思えば、天城まで歩けるようです。
今回は先に進まず、ここで折り返して、同じ道をピストン。
帰りは富士山・駿河湾・南アルプスをずっと眺めながらの歩きになります。
よい天気で、本当によかった…
きつい登りや、足元の悪いところはなく、とても平易な登山道でした。
ただ、革靴や汚したくないズボンはやめたほうがよいと思います。
いくら整備されているといっても、ぬかるみや土が必ずつきそうですので。
9:15 だるや山高原レストハウス駐車場 発
9:45 金冠山
10:00 戸田峠駐車場
10:25 小達磨山
10:50 達磨山
11:05 達磨山 発
11:25 小達磨山
11:45 戸田峠駐車場
12:15 だるや山高原レストハウス駐車場 着