大山(丹沢)
今週末も好天に恵まれました。
梅雨入り後も雨が少なく、いよいよ水不足が深刻になりそうです。
とはいえ、せっかくの好天なので、今週も山に行きました。
以前から行ってみようと思っていた丹沢です。
その中でも、大山はケーブルカーや神社など、かなり観光地寄り。
各種ガイドブックでも初心者向けとの記載が多い。
1000m越えの山ですが、これなら大丈夫か…?
大山には、伊勢原駅北口からバスが出ているとのこと。
8時20分発のバスに乗りましたが、すし詰め状態の混雑。
しかも乗り切れない人も多いのだから、驚きました。
20分ほどバスに揺られ、麓に到着。
さっそく歩き始めると、神社参道の土産・飲食店の並ぶ
こま参道を通り抜けることに。
実はこの段階から地味に傾斜がきつく、息が切れる…
ケーブルカーは利用せず、女坂から登山開始です。
素晴らしい晴天なので、気持ちいい…のですが、
気温も高くて、登山中は汗を搾り取られました。
女坂のほうが楽だよ…といっても、かなり傾斜はありました。
しかも、延々と階段になっているので、かなり足に堪えます。
1時間をかけて阿夫利神社下社にたどり着きました。
そこからの眺望も素晴らしいものでしたが、要はそれだけ登ってきたということ。
晴天とはいえ、やはり梅雨時で湿気が多いのか、遠くはぼんやりしています…
そして、ここから山頂までも、やはり傾斜のきつい段差続きでした。
また登山客も非常に多く、私は道を譲りながらゆっくり登ることにしました。
丁目ごとに少しスペースが空いていることが多かったので、そこで休憩をとりながら
少しずつ山頂を目指しました。
結局、下社から2時間かけて、山頂に到着。
登ってくる最中に飲料をかなり消費してしまい、売店でスポーツドリンクを補充。
この時期の登山は500ml×2では心もとない…という教訓になりました。
この売店では食事もできるようでしたが、今回はパス。
コンビニおにぎりを、運よく空いていた日陰で食べ、気力を再充填しました。
山頂はとても展望がよかったです。
水蒸気だと思うのですが、遠くは霞がかっていて、少し残念…
それでも登ってきた甲斐のある風景でした。
下山は見晴台経由のルートです。
こちらでも、ところどころ眺望を楽しめました。
ただ、こちらのルートも延々と階段でした。
下りの急こう配で階段…足にはとてもダメージがでかいです。
途中で膝が笑ってしまい、頻繁に休憩を取る羽目に。
それが見晴台まで続き、正直なところ、うんざり…
なお、見晴台はテーブルが多く、休憩はとりやすいですが、展望はイマイチでした。
見晴台からの下りは、下社方面へ。
ようやく階段が少なくなり、歩くのを楽しめる雰囲気に。
2日前の雨のせいか、足元はかなり湿っていましたが、滑るような石は少な目。
木漏れ日の中を、マイペースで下ることができました。
そして、なんとか下社まで辿りつきました。
到着時間は14時、朝の麓到着から約5時間の行程となりました。
これ以上歩く気力・体力はなく、せっかくなので、ケーブルカーで下山。
初心者向け…といっても、急こう配の登りと下り。
若者なら平気かもしれませんが、四十路のおじさんには、きつかった…
休日なら、人は多くいるので、まず道迷いはないと思います。
秋ならもっと涼しいので、もう少し歩きやすいかもしれませんが、
紅葉で大混雑なのだとか。
もう一度登りたいか…と言われると、ちょっと辛いですね。
ジーパン履き、スカート姿の子供連れ、Tシャツ短パン、サンダルなど
かなりラフな人も、ちらほら見かけましたが、自分には無理そうです。
絶対、登れない…
(今回の教訓)
エネルギー切れを起こしかけて、キャラメルの有難さを知る。
気温の高い日は水だけではダメ、スポーツドリンクは重要。
トレッキングポールがあると、もう少し楽なのかも…
とても、よい勉強になりました。
8:45 大山ケーブルバス停 登山開始
9:50 女坂を登って、下社到着
10:25 夫婦杉
10:50 天狗の鼻突き岩
11:35 ヤビツ峠への分岐合流
11:50 山頂(30分休憩)
12:20 山頂出発
13:30 見晴台(10分休憩)
13:55 二重滝
14:05 下社到着
14:20 ケーブルカー乗車・出発
14:30 ケーブルカー下車