低山を歩いています

低山登山・トレッキングのブログです。

弘法山(鶴巻温泉から秦野駅へ)

ゴールデンウィーク前半で過労気味の体も回復したので、登山再開です。

以前から考えていた塔ノ岳で計画を立てていたのですが…

東名高速が渋滞予測をはるかに上回り、5時台で横浜青葉から渋滞。

断続渋滞との表示にも関わらず、どうやら秦野中井まで詰まっているようで。

やむなく下道を行きましたが、こちらも混雑気味。

 

秦野駅付近のコインパークに駐車した時点で、7時を過ぎていました。

駅前のバスロータリーは、ヤビツ峠行きバス停に、バス3台分程のバス待ち行列

どう考えてもヤビツ峠着は9時過ぎ。

行動計画を考えると、9時台の登山開始では無理そう…

 

ということで、すっぱり塔ノ岳を諦め、弘法山のハイキングに変更しました。

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以前は秦野駅側の登り口から、鶴巻温泉側に下りました。

今回は逆ルートをとり、鶴巻温泉駅まで移動し、秦野駅まで戻ります。

駅から弘法の湯の前を通り、高架の下を抜け、登り口へ。

久々の山なので、さすがに序盤はすぐに息が上がりました。

とはいえ、相変わらず綺麗に整備された登山道なので、まったく不安なし。

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すぐに一つ目のピーク、吾妻山へ到着。

ベンチや東屋もありますが、まだ朝なので、休憩している人は見当たらず。

まだ疲れてもいないので、そのまま先に進みます。

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整備された登山道と、分岐にはわかりやすい道標が必ずあります。

改めて、とてもよいハイキングコースという印象を持ちました。

 分岐の取り方次第で大山にも行けるらしいですが、ここからだと遠い…

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この道標は、「鶴巻温泉駅」「弘法山」なのですが…

なぜ、こんな文字配置にしたのだろう。

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この時期の木漏れ日の差す登山道は、爽やかでいいですね。

もう少し季節が進むと、暑くて仕方ない上、虫がかなり出てくるでしょう。

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続いて、弘法山に到着。

鐘やお堂もあって、ベンチもいくつかある公園になっています。

樹木で囲まれているので、陽ざしの強い時期はここでの休憩がよさそうです。

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弘法山からは階段が整備されていますが、階段の左右は平坦なので、ありがたい。

段差でしっかり足を上げ下げするのは、低山でも楽ではないので…

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ここからは下り、あるいは平坦な道が多くなります。

久々とはいえ、1年で山道に慣れたのか、疲れは感じませんでした。

休憩は次のピークの権現山で十分そうなので、先に進みます。

 

暑くもなく、寒くもなく、筋状の雲はあるものの爽やかな晴天。

精神的な面でも疲れも癒されるハイキングになりました。

塔ノ岳ではなく、こちらにして、正解だったのかもしれません。

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権現山は広めの公園で、展望がよいところです。

やや霞んだ視界だったので、伊豆方面はイマイチでしたが、江の島・湘南はくっきり。

でも、写真では、スマホでもコンデジでも、ぼんやり。

カメラの性能の問題なのだろうか…

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富士山と箱根の山々は、鮮明に見えました。

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この公園でコーヒータイムをとって、しばらくぼんやりと過ごしました。

こういうハイキングコースが近所にあれば、頻繁に歩くのになぁ…

 

ここからの下りは、登ってくる人が多く、通過待ちが多くなりました。

特に、幼稚園・小学低学年くらいのお子さんを連れた家族や集団が多かったです。

子育てで自然に触れ合う機会が多いのは、良いことかもしれません。

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無事下山です。

入口の大きな看板がある通り、秦野駅側から登るのが一般的なのだと思います。

 

ゴールデンウィークは車を使わない山を考えないといけませんね。

まだ休みは残っているので、やはり久々に鎌倉に行ってみようかなと思案中です。

 

ちょうどスマホを買い替えたので、今回はスマホの写真です。

エクスペリアZ4からXZへの機種変更。

せっかくなので、コンデジCanon G9X)との比較もしました。

 

上:エクスペリアXZ 下:G9X

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上:エクスペリアXZ 下:G9X

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エクスペリアXZのほうは、コントラストをはっきりさせる傾向です。

且つ、明るめになっています。

G9Xのほうは、私が使いこなせていないだけだとは思いますが、

比較するとやや暗めですね。

ただ、木の葉の色合いや空の描写は、G9Xのほうが落ち着いています。

 

私はカメラに詳しくないので、オートで撮るだけのスタイルです。

はっきりした明るい色彩がほしい場合は、エクスペリアXZのほうが楽ですね。

近距離、人物などの撮影はこちらのほうがよいと思います。

ブログであれば、風景写真もまったく問題ないレベル。

遠距離を拡大すると、さすがにコンデジのほうが上でしたが、

私のような素人はそんな処理をしませんし、スマホで十分です。

 

ただ、G9Xのほうが色合いが落ち着いているので、私個人としては、

山ではG9Xを使い続けると思います。

このあたりは、個人の好みなのでしょうね。

 

足慣らしの街歩き 

矢倉岳以降、山を登れていません。

3月下旬から職場が大混乱に陥っていて、日々、深夜帰宅。

しかも土曜出勤が続き、心身ともにボロボロ…

さすがに山に行く気力・体力が残っていませんでした。

ようやくの週末2連休で、多少は体を休められましたが、

トレーニング不足は否めません。

足慣らしの近所周回コース(約6km)を久々に歩きました。

 

近所の高台には公園があります。

そこを通るコースなのですが、ちょっとの坂すら足にこたえます。

せっかくの快晴ですが、山に行くには、もう少し休養が必要…

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公園斜面に黄色の花が咲いていて、何かな…と思っていたら、山吹だそうで。

山吹色って、この色のことだったのかと初めて知りました。

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いたるところに、というほど広範囲に咲いている感じでもないですが、

久々に花を見られて、心も癒されます。

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高台の公園を降りると、後は市街地。

風が吹いていますが、春の日差しは思ったより強く、アスファルトからの

照り返しで汗ばんできます。

 

途中の橋上からの風景。

鉄塔の向こうには丹沢山塊が遠くに見えるのですが、雲がかかってました。

下界が快晴でも、丹沢はいつも雲がかかっている印象です。

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6km歩いてみて、アキレス腱にかすかに痛みを感じるくらい。

ゴールデンウイーク前半にしっかり休みをとれば、山歩きを再開できそうです。

道が混雑しそうなので、どのあたりに行こうか、思案中ですが…

好天の連休になればいいなと、祈っています。

矢倉岳(地蔵堂ピストン)

2週間前の鍋割山がロングコースだったので、今回は短めのコースです。

昨年9月に歩いたものの、生い茂る草に苦戦し、山頂も深い草に覆われ、

休憩もままならなかった矢倉岳です。

草の枯れた時期、且つ好天なら、山頂の休憩が楽しそうな印象だったので、

再挑戦しました。

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前回は足柄古道・万葉公園経由でしたが、今回は地蔵堂から直登コースです。

8時30分頃に地蔵堂駐車場に着きましたが、8割くらいは埋まっていました。

3連休の中日、登山日和とあって、かなりの込み具合。

矢倉岳だけではなく、金時山を目指す人たちも多かったようで、登っている間は

あまり人がいませんでした。

 

万葉うどんの横の細い舗装路を抜け、道路を渡ったところが登山道入口です。

入口が少しわかりにくい。

橋を渡った先には、花が咲いていました。

梅…ですよね?(花には詳しくない)

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お茶畑を抜けた先から、いよいよ樹林帯の登山道です。

樹林帯手前から、お茶畑を撮影。

なんかのどかで、軽いハイキングコースに見えてきます。

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樹林帯に入ってすぐに分岐があります。

まっすぐいくと、万葉公園に向かうようです。

下調べしてみると、あまり歩かれていない風なレポもありますが…

矢倉岳直登は、ここを右に向かいます。

沢に向かって下る道なのですが、幅は狭めで横には急斜面。

歩く際は注意が必要でした。

下りきったところに、沢が現れます。

 

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丸太橋がありますが、これなら飛び石を踏んで渡ったほうがよいですね。

昨年9月は帰りにこのルートを使ったのですが、もう少し沢に勢いがありました。

深さも脛くらいまであって、ストックを使いながら、丸太を渡りました。

沢を渡ったところで撮影した沢の様子。

(今回)

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(昨年9月)

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まだ山を歩き始めたばかりでしたので、これくらいの勢いの沢でも、

ぎょっとしてしまいましたが…

今回はぶっちゃけ沢を直接渡れるレベルでした。

 

このルートは東電の鉄塔を次々と越していきます。

横を通ったり、下を通り抜けたり。

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登山道の斜面もわりと急です。

矢倉岳はお椀のような形で、高さも800メートルくらい。

ただ、裾は広くないようで、登山道の斜面はきつくなってしまうらしいです。

ほぼ針葉樹の樹林ですので、あまり感動もない道かもしれない…

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急登を登って休憩中に、下に向けて撮影。

けっきょうきつい登りです。

 

やがて万葉公園からの登山道と合流。

そのすぐ先に山伏平の分岐があります。

道標がしっかりしているので、間違えることはないと思います。

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山伏平から先は、やや急な登りで、階段状に整備されている部分もあります。

やや段差の高い階段なので、足の上げ下げがきつくなります。

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ここを15分ほど登りきると、山頂です。

180度の眺望で、富士山・箱根の山々・相模湾が見渡せます。

(山頂間近から見える富士山)

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(山頂から金時山

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(山頂から大涌谷

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(山頂から明神ヶ岳)

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(山頂から小田原・相模湾

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山頂はいい具合に草も枯れていて、とても春の気持ち良い陽射しの下で、

よっくり休憩できました。

人も多く、にぎやかな山頂でした。

 

この後の下りは同じコースを歩きましたが、急登の逆ですので、

歩くペースはかなり早くなります。

ところどころ、木の根や小石があるので、集中力を切らせると、転ぶかも。

 

やはりこの山は、草の枯れた時期が一番よいのでしょうね。

真冬に雪の積もった後も、面白いのかもしれません。

 

地蔵堂発 8:45

沢(丸太橋)9:05

鉄塔1 9:20

鉄塔2 9:25

鉄塔3 9:35

山伏平 10:00

山頂着 10:15

山頂発 11:05

山伏平 11:20

鉄塔3 11:35

鉄塔2 11:40

鉄塔1 11:45

沢(丸太橋) 11:50

地蔵堂着 12:05

 

鍋割山(丹沢)

1か月ぶりに山へ行くことができました。

以前より行こうと思いつつ、歩行距離が長いので、踏み切れなかった鍋割山です。

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大倉のビジターセンターがスタートになりますが、駐車場に余裕がないようで、

念のため渋沢駅近辺のコインパーキングを利用しました。

そこから大倉行のバスで、ビジターセンターまで。

昨年の大山も激混みのバスでしたが、こちらも同じでした。

運よく座れましたが、大倉まで15分程度で、立っていても問題なかったかも。

 

ビジターセンターや大倉バス停はとても整備されています。

登山口というだけでなく、隣接する秦野戸川公園の利用客も多いようです。

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鍋割山までは標識がしっかりあるので、迷うことはないと思います。

スタートは道路を歩きますが、やがて登山道へ…そして林道に入ります。

西山林道というようですが、この林道歩きが非常に長い。

初めのうちは、歩きやすくていいと思うのですが、単調なんですよね。

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林道を1時間くらい歩くと、丸太橋をわたる沢に出会ったりします。

しなるような感触で、けっこう揺れます。

沢の水量が少ないなら、沢を直接横切っても問題なさそうです。

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林道の終点には、ペットボトルが山積みされています。

鍋割山荘で使う水の歩荷ボランティアです。

山荘名物の鍋焼きうどんを食べるつもりだったし、ここまで順調な行程だったので

1リットルくらいの水をリュックに入れて、ボランティア決行!

…これが大きな間違いでした。

実はここから鍋割山の本格的な登山が始まるのでした。

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けっこうな急登となる場所もあり、普段より1リットル余計に水を持ったため、

体中に負担がかかり始めます。

徐々に腰やら首やら、つらくなってきます。

山に登るときは、水分を十分に持ちたいのですが、それは重量に跳ね返るので

自分に背負える水の量がどれくらいなのか…

よい勉強になりなした。

 

登山道は樹林帯続きで、あまり展望はありません。

何度も足をとめながら後沢乗越まで登ると、ようやく西側に展望が出てきました。

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同時にあけた西側から冷たい風が吹き付けてきました。

ここまでフリースだけでも汗をかくくらい、暖かでしたが、慌ててフーディニを

着こむことになりました。

この日はかなり暖かな天気でしたが、やはり高度を上げると、風の冷たさが違う。

着たり脱いだり、頻繁に調整が必要でした。

もう少し、上手なレイヤリングを身につけたいものです。

 

人気の山だけあって、山頂は人が多かったです。

ただ、金時山のように座る場所がないというほどではありませんでした。

もう少し季節が進めば、混雑も増すのかもしれませんが…

 

山荘に苦労して運んだ水を届け、鍋焼きうどんを注文。

外に持ち出して、山頂の展望を楽しみながら食べるのは、最高でした。

※うどんの置き場所に苦労したため、うどんの写真を撮れず…

 

山頂からは南の湘南、西の丹沢山塊を見ることができます。

ただ、泥濘がひどい場所もあって、歩くのには苦労しました。

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小丸尾根のルートを周回するのが一般的のようですが、3月末まで通行止め。

倒木の危険があるようで、調査を行っているそうです。

今回は後沢乗越経由のピストンになります。

ただ、どちらのルートだとしても、大倉へ下りるなら、西山林道は避けられない。

この単調な林道歩きが、往復で2時間以上あるので、けっこう辛い。

主に精神的な意味で…

 

今回の山行は、約16kmで過去最長の歩行距離になりました。

標高差も1000mで、歩荷ボランティアというおまけつき。

さすがにぐったりと疲れました。

ただ、その割にコースタイム通りに歩くことができたので、山の歩き方が

少しは上達したのかな…と思います。

 

丹沢には塔ノ岳・檜洞丸という登ってみたい山があるのですが…

鍋割山よりきついだろうとわかっていますので、なかなか踏み切れません。

どんなルートなのか、しっかり調べてみようかと思っています。

みなみの桜と菜の花まつり(南伊豆町)

気温のアップダウンが激しいですね。

こういう気候だと、私の場合、膝の調子が悪くなりがちです。

天気予報では晴れだったので、山に行きたかったところですが、

足に不安があるので、思いきれず…山行きは中止。

 

2月は河津桜のシーズンなので、ドライブがてら桜見物にしました。

河津町のほうは、昨年に行きましたが、とにかく混雑がすごい。

道路も渋滞がひどかったので、今回はパス。

伊豆をさらに南下し、最南端の南伊豆町へ。

こちらは河津町ほどの混雑はなく、のんびりと桜を見ることができました。

 

桜の数自体は河津町のほうが多い印象です。

ただ、南伊豆町のほうもしっかり歩いて回れば、十分に楽しめます。

 

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川沿いの歩道を歩く点では同じですが、南伊豆町河津町ほど混雑していません。

河津町のほうは、駅に近い場所などは人が多く、おちおち写真を撮れなかった

記憶があります。

のんびり楽しみたい方は、南伊豆町のほうがよいかもしれません。

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歩き始めは雲が陽ざしを遮る時間があったのですが、徐々に快晴に。

青空に桜にピンクが映えます。

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ピークは先週末から今週中頃だったようで、少し葉が出ていました。

タイミングが難しいですね。

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昨年の河津町では、濃く強いピンクが印象的だった河津桜ですが、

南伊豆町のほうはもっと優しい色合いでした。

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もう一つの見どころが菜の花です。

桜並木からはやや離れたところに、菜の花畑があり、中に入ることができます。

花の香りも楽しむことができるので、ここもおすすめです。

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この頃、仕事でへこむことが多く、気持ちが萎れ気味でしたが、

とてもいいリフレッシュになりました。

 

隅々まで歩いて、約6km。

たびたび足をとめて写真をとって、約2時間。

道の駅には、店の数は少ないですが、食事のできる屋台も出ていました。

南伊豆町の桜も良いですよ。

※今年の桜の盛りは過ぎたようですが、菜の花はまだ見ごろが続くようです。

 

越前岳(愛鷹)

好天予報の土曜でしたので、今回はしっかり登山となる山に行きました。

先週の伊豆からの眺めでも見えていた愛鷹山です。

愛鷹山というのはどうも山塊の名称のようで、その中の越前岳が

もっともポピュラーな愛鷹山を指す山らしいですね。

 

登山口も複数あって、山もいくつかあるので、ルートは複数あります。

ただ、ヤマレコなどを参考にすると、1月中旬の雪が氷になって残っている

というレポも多く、わかりやすいルートをとることにしました。

十里木展望台の駐車場からのピストンルートです。

 

高速で渋滞にはまり、駐車場着は8時45分でした。

半分以上くらいは埋まっていましたが、幸いにもまだ空きはありました。

地元ナンバーの車も多く、人気のある登山道のようです。

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駐車場からは階段の整備された登山道が展望台まで続いています。

9時ころはまだ凍り付いていたので、歩きやすかったですが…

それでも一部は融け始めていて、泥はねが気になりました。

スパッツは登り始めからつけていたほうが無難ですね。

 

展望台からは間近に富士山、遠方に南アルプスを望めます。

この日も天気がよく、素晴らしい眺望でした。

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展望台から馬ノ背をすぎてしばらくは、雪は見えません。

ただ、やはり融け始めた足元が滑りやすいので、注意が必要です。

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馬ノ背も非常に見晴らしがよく、ベンチもあります。

ただ、このルートは頂上まで、展望できる方向は同じです。

そのまま先に進みました。

 

馬ノ背から先に進むと、大きな岩があったり、土の登山道もやや崩れて

段差が大きくなっている部分が出てきます。

手で体を支えたいことが多くなったので、ストックはしまいました。

 

そして、徐々に雪が見えてきます。

初めは登山道のところどころ…という感じですが、けっこう固く凍っています。

避けながら進むこともできますが、そのうち、全面的に凍ってきます。

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ふかふかした雪ではなく、氷そのものなので、どうやっても滑ります。

軽アイゼンなしで登っている人もいたので、すこし試してみましたが…

一歩一歩に無駄に時間がかかりますし、滑って怪我をするのが怖い。

チェーンスパイクを装着することにしました。

 

去年の5月から始めた登山なので、実は今回は初めての軽アイゼンです。

実に容易に氷の上を歩けますね。

ザクザクという感覚もよい感じです。

 

この山は山頂が1500メートルですが、十里木からのルートは樹林帯が多く、

斜面も北・北西よりのようで、雪が融けにくいのだと思います。

軽アイゼンはお守り感覚でいいので、持っていったほうがよさそうです。

 

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山頂まで10分ほどのところにある分岐です。

この辺りまでくると、登山道を外れたところは雪で覆われています。

足元もしっかり凍っていました。

山頂までチェーンスパイクは装着したままで行くことにします。

 

山頂に着くと、思っていたより人が多く、驚きました。

しかも日当たりがいいせいか、足元はひどい泥濘です。

レジャーシートを敷く気にもならない…

運よく、ちょうど開いたベンチ・テーブルに座り、ランチ休憩。

 

頂上からの景色も、登山道とほぼ同じです。

富士山・南アルプス方向は樹木が入ってきてしまいます。

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駿河湾を一望できます。

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西伊豆も視界に入ってきます。

実際はもっと明瞭に見えたのですが、この画像ではぼやけて見えませんね…

先週の達磨山からは、逆方向にこちらを眺めていました。

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復路もチェーンスパイクをつけたまま歩きます。

滑る危険が少ないので、安心して歩くことができました。

すれ違った人が「自分も持ってくればよかった…」と苦笑いまじりに

話しかけてきました。

思っていたより、軽アイゼンを持たない人が多いんですね。

確かに、お守りで持つには、少々重いので、わかる気もします。

 

馬ノ背のあたりで岩が多かったことを思い出し、その前で外しました。

ただ、日も登った昼過ぎ、雪がなくなるかわりに、足元はどろどろ…

氷と変わらないくらい、足が滑りました。

駐車場にたどり着くまで、まったく気が抜けませんでした。

転んだら、体からリュックから、泥まみれだったでしょうね。

 

駐車場には一人分ですが、靴を洗える場所があります。

とても助かりました。

 

低山で人も多い山でしたが、雪の多いところでは、時々登山道を外して

しまいました。

どこが登山道なのか、わかりにくくなるのですね。

大きく外せば、道迷いや転倒の危険も高いですし…

冬の低山にも登ってみるつもりだったのですが、色々と考え直す機会に

なる1日でした。

 

十里木駐車場発 9:05

展望台     9:20

馬ノ背     9:35

勢子辻分岐   10:30

越前岳山頂着  10:40

越前岳山頂発  11:15

展望台     12:25

十里木駐車場着 12:35

達磨山(伊豆)

一年ぶりに有給休暇を取得することができ、一泊の温泉旅行ができることに。

以前から年に一回は訪れる温泉宿があるのですが、今回は天気もよさそう。

旅行ついでに行けるような、軽めにハイキングできる山を探してみました。

 

天城山は道路が凍結しているようで、今回はパス…

伊豆稜線歩道はフルだと歩行距離が相当に長くなるようですが、

だるま山高原レストハウスと達磨山のピストンなら、10km未満で

3時間程度のコースタイム。

ということで、歩いてきました。

 

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だるま山高原レストハウスの駐車場に車をとめると、そこに展望台があります。

富士山がよく見える展望台で、景色を見るだけなら、ここで十分楽しめます。

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レストハウスはオープンが遅めのようですが、トイレは外にもあります。

用を足してからスタートできるので、助かります。

他にもリュックを背負うハイカーがいましたので、人の多い登山道のようです。

駐車場から道路沿いを歩くと、すぐに登山道入口にたどりつきます。

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登山道は始めこそ、階段になっていますが、すぐに穏やかな傾斜になります。

しかも、土ではなく、芝生です。

幅も非常に広くて、登山道というより、ゴルフ場のフェアウェイみたい。

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こんな道を歩いていくと、やがて金冠山が見えてきます。

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舗装路に行き会いますが、舗装路を渡って前に進むと金冠山へ。

ここからは距離こそ短いですが、石と土の登山道です。

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レストハウスから30分で、金冠山山頂へ到着。

ここからも富士山や南アルプス、淡島といった景色を見ることができます。

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ここが目的地ではないので、早々に来た道を引き返します。

先ほどの舗装路に出たら、舗装を下っていきます。

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15分ほどで舗装路は、戸田峠の道路に行き会います。

正面に戸田峠の駐車場があり、そこから登山道が続いています。

日曜でも交通量は少な目でしたが、峠道なので飛ばす車も多いです。

渡るときには注意が必要です。

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金冠山をパスするなら、ここの駐車場からスタートしてよいと思います。

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ここからの登山道も芝生の部分があり、よく整備されていました。

ただ、時期が時期だけに、霜融けでぬかるみも多くあります。

運動用の靴や服装が望ましいと思います。

車でのアクセスがよいだけに、伊豆観光がてらに寄る方もいるのでしょう。

革靴という人もちらほら…帰宅後の汚れ落としとメンテが面倒じゃないかな…

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幅の広い芝生道では、レジャーシートを広げくつろぐご家族もいました。

風が強くなければ、1月とは思えない陽気でしたので、楽しそうでした。

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そのうちに、芝生と樹林帯を行き来するような感じになります。

背の低い木がほとんどなので、薄暗さは感じません。

ただし、階段の登山道が多くなり、足の上げ下げが必要でした。

小刻みに段差をつくっているので、歩幅が合わず、やや苦労します。

霜も融けているので、滑りやすい…

一つ小ピークを登り終えると、そこが小達磨山の山頂です。

樹林に囲まれ眺望もなく、そのまま先に進みます。

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ここから下りが続き、樹林が切れると、目のまえに西伊豆スカイランと達磨山。

とても気持ちのいい登りになりそうな景色です。

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達磨山に行くには、いったん、西伊豆スカイラインを歩く必要があります。

あまり車は通りませんでしたが、やはりスピードを出していますので、要注意。

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ここからは延々と階段を登ります。

登山ではなく、ドライブがてらに寄る人も想定しているのでしょうね。

足元はとても整備されていました。

 

この時期(年中かも…)の伊豆は強い西風が吹き付けます。

この日は季節外れに温かいのに、風は強く冷たいので、歩くと汗が噴き出る、

止まるとすぐに冷やされるという状況。

ドライブがてらの人は、もこもこのダウンやコートなので、大変そうでした。

 

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達磨山の山頂は360度の展望です。

 

富士山と南アルプスが見渡せます。

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戸田漁港と駿河湾、ぼんやりと静岡市も見えます。

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達磨山から先も道は続いています。

歩こうと思えば、天城まで歩けるようです。

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今回は先に進まず、ここで折り返して、同じ道をピストン。

帰りは富士山・駿河湾南アルプスをずっと眺めながらの歩きになります。

よい天気で、本当によかった…

 

きつい登りや、足元の悪いところはなく、とても平易な登山道でした。

ただ、革靴や汚したくないズボンはやめたほうがよいと思います。

いくら整備されているといっても、ぬかるみや土が必ずつきそうですので。

 

9:15  だるや山高原レストハウス駐車場 発

9:45  金冠山

10:00 戸田峠駐車場

10:25 小達磨山

10:50 達磨山

11:05 達磨山 発

11:25 小達磨山

11:45 戸田峠駐車場

12:15 だるや山高原レストハウス駐車場 着