低山を歩いています

低山登山・トレッキングのブログです。

みなみの桜と菜の花まつり(南伊豆町)

気温のアップダウンが激しいですね。

こういう気候だと、私の場合、膝の調子が悪くなりがちです。

天気予報では晴れだったので、山に行きたかったところですが、

足に不安があるので、思いきれず…山行きは中止。

 

2月は河津桜のシーズンなので、ドライブがてら桜見物にしました。

河津町のほうは、昨年に行きましたが、とにかく混雑がすごい。

道路も渋滞がひどかったので、今回はパス。

伊豆をさらに南下し、最南端の南伊豆町へ。

こちらは河津町ほどの混雑はなく、のんびりと桜を見ることができました。

 

桜の数自体は河津町のほうが多い印象です。

ただ、南伊豆町のほうもしっかり歩いて回れば、十分に楽しめます。

 

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川沿いの歩道を歩く点では同じですが、南伊豆町河津町ほど混雑していません。

河津町のほうは、駅に近い場所などは人が多く、おちおち写真を撮れなかった

記憶があります。

のんびり楽しみたい方は、南伊豆町のほうがよいかもしれません。

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歩き始めは雲が陽ざしを遮る時間があったのですが、徐々に快晴に。

青空に桜にピンクが映えます。

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ピークは先週末から今週中頃だったようで、少し葉が出ていました。

タイミングが難しいですね。

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昨年の河津町では、濃く強いピンクが印象的だった河津桜ですが、

南伊豆町のほうはもっと優しい色合いでした。

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もう一つの見どころが菜の花です。

桜並木からはやや離れたところに、菜の花畑があり、中に入ることができます。

花の香りも楽しむことができるので、ここもおすすめです。

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この頃、仕事でへこむことが多く、気持ちが萎れ気味でしたが、

とてもいいリフレッシュになりました。

 

隅々まで歩いて、約6km。

たびたび足をとめて写真をとって、約2時間。

道の駅には、店の数は少ないですが、食事のできる屋台も出ていました。

南伊豆町の桜も良いですよ。

※今年の桜の盛りは過ぎたようですが、菜の花はまだ見ごろが続くようです。

 

越前岳(愛鷹)

好天予報の土曜でしたので、今回はしっかり登山となる山に行きました。

先週の伊豆からの眺めでも見えていた愛鷹山です。

愛鷹山というのはどうも山塊の名称のようで、その中の越前岳が

もっともポピュラーな愛鷹山を指す山らしいですね。

 

登山口も複数あって、山もいくつかあるので、ルートは複数あります。

ただ、ヤマレコなどを参考にすると、1月中旬の雪が氷になって残っている

というレポも多く、わかりやすいルートをとることにしました。

十里木展望台の駐車場からのピストンルートです。

 

高速で渋滞にはまり、駐車場着は8時45分でした。

半分以上くらいは埋まっていましたが、幸いにもまだ空きはありました。

地元ナンバーの車も多く、人気のある登山道のようです。

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駐車場からは階段の整備された登山道が展望台まで続いています。

9時ころはまだ凍り付いていたので、歩きやすかったですが…

それでも一部は融け始めていて、泥はねが気になりました。

スパッツは登り始めからつけていたほうが無難ですね。

 

展望台からは間近に富士山、遠方に南アルプスを望めます。

この日も天気がよく、素晴らしい眺望でした。

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展望台から馬ノ背をすぎてしばらくは、雪は見えません。

ただ、やはり融け始めた足元が滑りやすいので、注意が必要です。

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馬ノ背も非常に見晴らしがよく、ベンチもあります。

ただ、このルートは頂上まで、展望できる方向は同じです。

そのまま先に進みました。

 

馬ノ背から先に進むと、大きな岩があったり、土の登山道もやや崩れて

段差が大きくなっている部分が出てきます。

手で体を支えたいことが多くなったので、ストックはしまいました。

 

そして、徐々に雪が見えてきます。

初めは登山道のところどころ…という感じですが、けっこう固く凍っています。

避けながら進むこともできますが、そのうち、全面的に凍ってきます。

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ふかふかした雪ではなく、氷そのものなので、どうやっても滑ります。

軽アイゼンなしで登っている人もいたので、すこし試してみましたが…

一歩一歩に無駄に時間がかかりますし、滑って怪我をするのが怖い。

チェーンスパイクを装着することにしました。

 

去年の5月から始めた登山なので、実は今回は初めての軽アイゼンです。

実に容易に氷の上を歩けますね。

ザクザクという感覚もよい感じです。

 

この山は山頂が1500メートルですが、十里木からのルートは樹林帯が多く、

斜面も北・北西よりのようで、雪が融けにくいのだと思います。

軽アイゼンはお守り感覚でいいので、持っていったほうがよさそうです。

 

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山頂まで10分ほどのところにある分岐です。

この辺りまでくると、登山道を外れたところは雪で覆われています。

足元もしっかり凍っていました。

山頂までチェーンスパイクは装着したままで行くことにします。

 

山頂に着くと、思っていたより人が多く、驚きました。

しかも日当たりがいいせいか、足元はひどい泥濘です。

レジャーシートを敷く気にもならない…

運よく、ちょうど開いたベンチ・テーブルに座り、ランチ休憩。

 

頂上からの景色も、登山道とほぼ同じです。

富士山・南アルプス方向は樹木が入ってきてしまいます。

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駿河湾を一望できます。

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西伊豆も視界に入ってきます。

実際はもっと明瞭に見えたのですが、この画像ではぼやけて見えませんね…

先週の達磨山からは、逆方向にこちらを眺めていました。

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復路もチェーンスパイクをつけたまま歩きます。

滑る危険が少ないので、安心して歩くことができました。

すれ違った人が「自分も持ってくればよかった…」と苦笑いまじりに

話しかけてきました。

思っていたより、軽アイゼンを持たない人が多いんですね。

確かに、お守りで持つには、少々重いので、わかる気もします。

 

馬ノ背のあたりで岩が多かったことを思い出し、その前で外しました。

ただ、日も登った昼過ぎ、雪がなくなるかわりに、足元はどろどろ…

氷と変わらないくらい、足が滑りました。

駐車場にたどり着くまで、まったく気が抜けませんでした。

転んだら、体からリュックから、泥まみれだったでしょうね。

 

駐車場には一人分ですが、靴を洗える場所があります。

とても助かりました。

 

低山で人も多い山でしたが、雪の多いところでは、時々登山道を外して

しまいました。

どこが登山道なのか、わかりにくくなるのですね。

大きく外せば、道迷いや転倒の危険も高いですし…

冬の低山にも登ってみるつもりだったのですが、色々と考え直す機会に

なる1日でした。

 

十里木駐車場発 9:05

展望台     9:20

馬ノ背     9:35

勢子辻分岐   10:30

越前岳山頂着  10:40

越前岳山頂発  11:15

展望台     12:25

十里木駐車場着 12:35

達磨山(伊豆)

一年ぶりに有給休暇を取得することができ、一泊の温泉旅行ができることに。

以前から年に一回は訪れる温泉宿があるのですが、今回は天気もよさそう。

旅行ついでに行けるような、軽めにハイキングできる山を探してみました。

 

天城山は道路が凍結しているようで、今回はパス…

伊豆稜線歩道はフルだと歩行距離が相当に長くなるようですが、

だるま山高原レストハウスと達磨山のピストンなら、10km未満で

3時間程度のコースタイム。

ということで、歩いてきました。

 

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だるま山高原レストハウスの駐車場に車をとめると、そこに展望台があります。

富士山がよく見える展望台で、景色を見るだけなら、ここで十分楽しめます。

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レストハウスはオープンが遅めのようですが、トイレは外にもあります。

用を足してからスタートできるので、助かります。

他にもリュックを背負うハイカーがいましたので、人の多い登山道のようです。

駐車場から道路沿いを歩くと、すぐに登山道入口にたどりつきます。

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登山道は始めこそ、階段になっていますが、すぐに穏やかな傾斜になります。

しかも、土ではなく、芝生です。

幅も非常に広くて、登山道というより、ゴルフ場のフェアウェイみたい。

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こんな道を歩いていくと、やがて金冠山が見えてきます。

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舗装路に行き会いますが、舗装路を渡って前に進むと金冠山へ。

ここからは距離こそ短いですが、石と土の登山道です。

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レストハウスから30分で、金冠山山頂へ到着。

ここからも富士山や南アルプス、淡島といった景色を見ることができます。

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ここが目的地ではないので、早々に来た道を引き返します。

先ほどの舗装路に出たら、舗装を下っていきます。

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15分ほどで舗装路は、戸田峠の道路に行き会います。

正面に戸田峠の駐車場があり、そこから登山道が続いています。

日曜でも交通量は少な目でしたが、峠道なので飛ばす車も多いです。

渡るときには注意が必要です。

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金冠山をパスするなら、ここの駐車場からスタートしてよいと思います。

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ここからの登山道も芝生の部分があり、よく整備されていました。

ただ、時期が時期だけに、霜融けでぬかるみも多くあります。

運動用の靴や服装が望ましいと思います。

車でのアクセスがよいだけに、伊豆観光がてらに寄る方もいるのでしょう。

革靴という人もちらほら…帰宅後の汚れ落としとメンテが面倒じゃないかな…

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幅の広い芝生道では、レジャーシートを広げくつろぐご家族もいました。

風が強くなければ、1月とは思えない陽気でしたので、楽しそうでした。

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そのうちに、芝生と樹林帯を行き来するような感じになります。

背の低い木がほとんどなので、薄暗さは感じません。

ただし、階段の登山道が多くなり、足の上げ下げが必要でした。

小刻みに段差をつくっているので、歩幅が合わず、やや苦労します。

霜も融けているので、滑りやすい…

一つ小ピークを登り終えると、そこが小達磨山の山頂です。

樹林に囲まれ眺望もなく、そのまま先に進みます。

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ここから下りが続き、樹林が切れると、目のまえに西伊豆スカイランと達磨山。

とても気持ちのいい登りになりそうな景色です。

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達磨山に行くには、いったん、西伊豆スカイラインを歩く必要があります。

あまり車は通りませんでしたが、やはりスピードを出していますので、要注意。

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ここからは延々と階段を登ります。

登山ではなく、ドライブがてらに寄る人も想定しているのでしょうね。

足元はとても整備されていました。

 

この時期(年中かも…)の伊豆は強い西風が吹き付けます。

この日は季節外れに温かいのに、風は強く冷たいので、歩くと汗が噴き出る、

止まるとすぐに冷やされるという状況。

ドライブがてらの人は、もこもこのダウンやコートなので、大変そうでした。

 

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達磨山の山頂は360度の展望です。

 

富士山と南アルプスが見渡せます。

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戸田漁港と駿河湾、ぼんやりと静岡市も見えます。

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達磨山から先も道は続いています。

歩こうと思えば、天城まで歩けるようです。

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今回は先に進まず、ここで折り返して、同じ道をピストン。

帰りは富士山・駿河湾南アルプスをずっと眺めながらの歩きになります。

よい天気で、本当によかった…

 

きつい登りや、足元の悪いところはなく、とても平易な登山道でした。

ただ、革靴や汚したくないズボンはやめたほうがよいと思います。

いくら整備されているといっても、ぬかるみや土が必ずつきそうですので。

 

9:15  だるや山高原レストハウス駐車場 発

9:45  金冠山

10:00 戸田峠駐車場

10:25 小達磨山

10:50 達磨山

11:05 達磨山 発

11:25 小達磨山

11:45 戸田峠駐車場

12:15 だるや山高原レストハウス駐車場 着

明神ヶ岳(箱根)ー 金時登山口・矢倉沢経由

新年明けましておめでとうございます。

12月は業務繁忙やら忘年会やらで、なかなか山を登る体力を維持できず。

ほぼ一か月ぶりの登山は、2016年の登り初めになってしまいました。

 

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今回は昨年の初夏に登った明神ヶ岳を別ルートで登りました。

秋に金時山に登った際、こちらから登ってみたいと思っていたコースです。

5日から仕事初めなので、今週末に行く予定だったのですが…

週末は南岸低気圧により悪天で、場合によっては大雪かもしれず。

そうなると、当面は山に雪が残るので、初心者の私にはハードルが高い。

今日はめったにない好天なので、思い切って登ってしまいました。

 

まず箱根登山バスで仙石BSまでいきます。

金時登山口はコンビニのあるところです。

道を隔てた向こうには大涌谷が見えています。

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ここからやや急な舗装路を登ると、5分くらいで登山口です。

大きな看板があるので、すぐにわかります。

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樹林帯をしばらく登ると、矢倉沢の分岐に出ます。

うぐいす茶屋もあるので、ここも見落としはしないと思います。

(今日は平日なのでお休みだったようです。)

ここまでの経路は、金時山の記録でも記載したので、大幅省略ご容赦。

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金時山が見えますが、今回はそちらでなく…

 

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明神ヶ岳の方向へ進むと、整備された登山道が続きます。

ただ、霜がおりていて、融けてぬかるんでいます。

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スパッツ(ゲイター)を用意してあったので、幸い、足元はガードできました。

箱根では移動手段にバスや電車を使うので、泥汚れには気を付けたいです。

 

雲ひとつない晴天で、正月とは思えないポカポカ陽気。

明るい登山道が清々しい…

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時折、ハコネダケの壁が切れると、景色がよく見通せました。

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樹林帯も一部にありますが、葉も落ちていて、陽ざしが入ってきます。

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ただ、如何せん、陽ざしが強く、暖かい。

縁側でうたた寝にはよいと思いますが、登山の行動中は暑いくらい。

薄手のフリースと中厚手のベースレイヤーでは、暑いくらいでした。

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矢倉沢からはアップダウンを何度も繰り返して、明神ヶ岳に進んでいきます。

後ろを振り返ると、金時山と富士山の頭。

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北側斜面の登山道には、少し雪が残っていました。

ヤマレコでは12月終わり頃からレポにあがっているようでしたが、

まだ残っているんですね。

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幸い、登山道自体には雪はありませんでした。

ただ、今週末の天気次第で、また増えてしまうかもしれませんね…

 

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樹林帯を抜けて、再び明るい登山道に出ます。

枯れススキが残っているところもありました。

 

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樹林帯を抜けたところは、こんな感じで陽ざしが強いです。

夏は歩きたくないですね…

 

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足柄方面が見えるのは、明神ヶ岳までのルートの一か所だけだったかも。

金時山大涌谷の方向があけているので、眺望はそちらに限られます。

 

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富士山がはっきり見えてきました。

金時山が小さく見えてきたので、高度も上がってきているのだと思います。

 

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ようやく登頂。

前回の登頂時は濃いガスで、周りが何も見えませんでしたが、今回はばっちり。

大涌谷・富士山がはっきり見えました。

風も弱く、本当によい天気でした。

ランチ休憩で40分も滞在してしまいました。

 

なお、頂上もぬかるんでいました。

ベンチ一脚と腰掛可能な石もありますが…

レジャーシートを持っていったほうがよいと思われます。

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帰りは宮城野へ下りていきます。

湘南方向の眺望はこちらのルートから見ることができます。

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暖かいせいか、海側はやや霞んでいました。

 

宮城野へ向かうルートも笹や樹林帯で、登りのルートと同じような印象。

一部にススキもあり、晩秋ならもっとよい雰囲気かもしれません。

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矢倉沢から明神ヶ岳までは、石が少なく、歩きやすかった印象ですが、

こちらはかなり石が多くなってきます。

ぬかるみで泥のついた靴を石の上に置くと、すべりやすいので注意ですね…

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しばらく歩くと、宮城野分岐の標識が出てきます。

ここからは急な下り坂、且つ、たくさんの石・岩、えぐれた赤土でした。

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逆方向に、宮城野から登ってくるのは、かなり大変そうだな…という印象です。

 

山と高原地図で「涸れ沢渡る」と記載あるのですが、それっぽい沢に

行き当らず、少し不安になりました。

宮城野分岐からかなり歩いて、こんなものに行き当ります。

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一見、砂防ダムかと思いましたが、これが枯れ沢だったのかも…

水の気配がまったくない…

 

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この分岐標識が出てきたら、民家の裏手を通るような登山道を下ります。

ここでは舗装道路と林道に行き当っていますが、あくまで登山道を直進。

登山道入り口の看板に突き当たったら、そこから集落の道路を下って

宮城野のバス停に向かいます。

 

ただ、箱根登山バスは箱根湯本の前から渋滞に巻き込まれがちです。

歩く余力があるなら、いっそ強羅駅まで歩いて、登山鉄道を使うほうが早い

可能性もありそうです。

特に今日は、バスがなかなか進まず、気疲れしました。

 

絶好の好天に恵まれ、とても気持ちの良い登山となって、大満足でした。

 

金時登山口          8:30

矢倉沢峠              9:00

明神ヶ岳山頂着 11:15

明神ヶ岳山頂発 11:55

宮城野分岐        12:40

枯れ沢(?)  13:05

宮城野BS   13:45

八丁池(天城)

半年ぶりの天城八丁池に行ってきました。

紅葉の時期に行くことを考えていたのですが、他の事情もあって、

初冬となりました。

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前回と同様、水生地下の駐車場に車を置き、周回コースをとります。

道を隔てた側にある踊り子歩道は、現在、工事中で人も通行禁止。

道路沿いに新天城トンネルに向かうと、天城峠バス停があり、そこから

旧天城トンネルに向かう登山道があります。

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やや急な階段が続きますが、それほど距離はありません。

すぐに旧天城トンネルに到着。

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ここのトイレから後は、八丁池までトイレはありません。

用を足してから、天城峠経由上り御幸歩道へ。

夏に来たときは木々の緑でやや薄暗く感じられた登山道ですが、

すっかり落葉していていました。

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木々の間からも周囲の山々が目に入ってきます。

前回は緑が濃いことや濃霧もあって、この景色は楽しめませんでした。

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落葉した分、朝日もよく差し込み、景色がとても明るい。

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道すがら、富士山も見ることができました。

おそらく、前回は霧が濃くて見えなかったのだと思います。

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上り御幸歩道は、天城峠までやや傾斜のある登りが続きますが、そこを

越えると、なだらかであったりフラットであったり、とても歩きやすい。

距離が長くなるというデメリットもありますが…

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八丁池が近づくと、登りが続きます。

ある程度距離を歩いてきたこともあって、急に息が上がってきます。

また、このあたりから、まだ緑をまとった木々が目立ち始めます。

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八丁池のトイレの向かいに、展望台に続く道があります。

前回は濃霧で行く気もしなかったのですが、今回は多少の期待ができたので、

行ってみることに。

朝は晴天だったのですが、雲が出はじめていたので、半ば祈るような気持ちで。

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八丁池はしっかり見ることができました。

さすがに氷の張っているような状況ではありませんでした。

ここから見ていると、明るいのですが…

 

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西方面はやや雲が多い。

しかし、駿河湾ははっきりと見え、南アルプスもおぼろげに見えました。

 

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南側は下田です。

海と陸地ははっきり見えました。

ただ、空はだいぶ暗い…

東側は黒い雲で真っ暗だったので、写真もとらずに終わりました。

 

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展望台から八丁池まで10分くらいでしたが、次々と雲がわいてきて…

着いた頃にはすっかり曇天でした。

食事と休憩を取りましたが、少しずつ風が冷たくなってきたので、

30分ほどで下山開始。

 

前回は下り御幸歩道を通りましたが、段差が多く、苦労した印象が強いため、

今回は別ルートをとりました。

ここは複数の整備されたルートがあるようで、組み合わせもいくつかあります。

登ってきた道を戻り、大見分岐まで歩くと、水生地歩道の分岐があります。

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分岐から踏み跡がはっきりしていないのですが、よく見ると木段があります。

ここから水生地歩道が始まるようです。

 

水生地歩道はスギの樹林帯です。

分岐直後ははっきりしない道でしたが、すぐに整備された登山道になります。

雰囲気は下り御幸歩道と変わりませんでした。

こちらは段差が少なく、下る分には足のダメージがすくない印象。

ただ、フラットなところは少なく、逆方向(登り)はきついかもしれません。

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沢沿いに道が続きます。

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沢沿いということもあって、大雨のときは沢に向かって流れ込むのでしょうか。

土砂止めがあったり、橋を渡ったりします。

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橋がひっくり返って、流されてます…

ただ、大雨の時以外は枯れ沢なのか、しっかり歩けるように整備されています。

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水生地歩道の終着点は、舗装された林道です。

下り御幸歩道もここから林道を少しのぼったところに出てきます。

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そのまま林道を下っていくと、水生地の車止めに着きます。

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本来なら、ここから水生地下の駐車場まで10分くらいなのですが…

あいにく工事中で通れません。

踊り子歩道から旧天城トンネル・天城峠バス停経由で戻ります。

倍くらい遠回りになってしまいました。

 

道すがら、最後の紅葉を見ることができました。

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湯ヶ島あたりは、まだ色づいた木々も残っていて、シーズン最後の紅葉

という感じでした。

 

水生地下駐車場  8:20

旧天城トンネル  8:40

天城峠      9:05

向峠       9:45

コマドリ歩道分岐 10:50

展望台      11:10

八丁池着     11:20

八丁池発     11:50

大見分岐     12:30

水生地歩道入口  13:20

水生地      13:30

旧天城トンネル  13:40

水生地下駐車場  13:50

 

約11kmの歩行距離でしたが、今回はやけに肩やら上半身の筋肉が痛い…

歩いている最中からリュックがしっくりこず、何度も調整したのですが、

うまく合わせられなかったようです。

冬になって荷物がかさばりがちなので、工夫が必要なのでしょうね。

 

湯坂路

箱根が紅葉の終盤に差し掛かっているようで、今回は箱根に。

初夏に登って以来の湯坂路を再訪しました。

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コース自体は緩やかな傾斜が多く、時間も3時間くらい。

日曜に歩くなら、翌日のことを考えると、少し楽をしたい。

ここはちょうどよいコースだと思います。 

※赤土が靴につくので、洗うのが面倒…という難点はありますが。

 

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箱根湯本駅から歩いて10分くらいで、登山口に着きます。

歩道の狭い車道を歩く必要があるので、後ろからくる車に注意が必要です。

登山口の向かいには、さっそく色づいた木々がありました。

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登山口から、しばらくは薄暗い樹林帯を歩きます。

道は石段になっていたり、土になったり、石が転がっていたり…

前日の雨の影響もあって、石畳の部分は滑ります。

慎重に足の置き場所を決めて歩きます。

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左右の樹林は切れることがないですが、上には爽やかな青空が。

ところどころ、色づいた木々も見ることができました。

黄色く色づくものがほとんどで、赤いものはあまり見かけません。

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やや急な登りを終えると、緩やかな登山道になります。

常緑樹が多い樹林帯です。

初夏は暑かった記憶が強いですが、今日は爽やかに歩けました。

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徐々に道幅が狭くなります。

ぬかるみも多く、よく滑る…1日を通じて転ばなかったのは幸いでした。

 

やがて、明るい尾根道に入ります。

このあたりから日当たりのいい場所で、色づきのいい木々が出てきます。

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鮮やかに赤く色づいています。

樹林全体を見ると、緑のほうが多い印象です。

日当たりのよい高い場所から色づいている感じです。

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 紅葉を見つけては、しばし見入るので、登頂速度が上がりません。

後ろから来る人たちに、何度も追い抜かれました。

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大平台分岐が近づいてくると、ススキが目立ってきます。

ススキも最終盤という感じでした。

色づく木々とススキという組み合わせも楽しめます。

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浅間山の山頂に着いた頃には、かなり暖かくなっていました。

山頂から見える箱根山?神山?には、もくもくした雲が…

晩秋とは思えない空模様・気温でした。

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前回はここから鷹巣山に向かいましたが、今回はまっすぐ千条の滝へ。

再び樹林帯で、日当たりもよくないせいか、かなりぬかるみが多めでした。

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ところどころ、色づくものが見えます。

日当たりのいい部分が色づき、それより低い位置の葉は緑という感じ。

赤・黄・緑のコントラストもいいですね。

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千条の滝へ到着。

ここはカメラを構えた人が多くいました。

箱根の紅葉とあわせ、写真を撮りに来ているような感じでした。

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千条の滝から小涌谷駅に向かう道すがら、山全体を見ると…

落葉もかなり進んでいるようです。

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ほぼ無風という天気でしたが、落葉の乾いた音がずっと聞こえていました。

箱根の山も、そろそろ冬支度というところなのかもしれません。

 

帰りは箱根登山鉄道小涌谷から箱根湯本に向かいましたが…

反対方向の強羅行きは、東京近郊のラッシュ時のような満員ぶりでした。

箱根湯本駅では、箱根湯本着から強羅行きへの直接乗換が中止で、

一旦、駅の外から行列に並んで、強羅行きに乗換になっていました。

日曜の13時過ぎでそんな状況でしたから、土曜はもっと混んでいたのかも。

23日の祝日や今週末も、かなり混雑するのかもしれません。

 

噴火活動で箱根も一時期は人が減ったと聞きましたが、

今では元のにぎわいに戻ってきたのでしょうか。

今度は温泉宿に泊まりに来たいものです。

 

竜ヶ岳(富士・本栖湖)

すっかり秋も深まってきました。

中央道経由の山域は、道路の積雪や凍結があるので、冬は行かない方針。

そんなシーズンを迎える前に、以前から関心を持っていた竜ヶ岳に、

快晴を狙って本日登ってきました。

 

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誤算だったのは、圏央道が大渋滞で、予定より1時間以上遅れて、

9時30分にようやく本栖湖キャンプ場に着いたこと。

やはり八王子JCTは6時半くらいには通過しないといけないようで…

 ただ、キャンプのオフシーズンだったせいか、また駐車場も広かったので、

無事に車をとめることができました。 

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駐車場の入り口に大きな看板があるので、迷うことはありません。

バンガローの間を抜けていく間も、標識が多く、スムーズに進めます。

ただ、キャンプ場を抜けたところで、急にわかりにくくなります。

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道路にぶつかり、渡った先に標識があるのですが…

どう見ても、本栖湖のほうに出そうな気配。

今回は石仏経由の尾根道を登りたいのですが、地図では本栖湖とは逆方向。

 

ここを左に曲がり道沿いに少しだけ歩くと、別の標識があって、

そちらから入れば、登山口に行けるようです。

しかし、歩いてみると、どうしても本栖湖方向に進む気配…

GPSも登山口に近づく気配がなく、大困惑。

結局、標識通り進めばよかったのですが、地図と実際の登山口が

合っていない気がします。

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左の広い道が、道路から入ってきて、本栖湖方向に進む道。

右の細いほうが、登山道の入り口です。

本栖湖方面に進みつつ、進行方向左の斜面に登山口がありました。

ここで無駄に時間を使ってしまいました…

 

一旦、登山道に入れば、とてもよく整備された道でした。

始めのうちは、樹林帯の中、やや急な登りが続きます。

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階段はほとんどなく、石ころ・木の根も目立ちません。

とても歩きやすい。

かなり葉が落ちていましたが、黄・赤の葉を残した樹林がきれいでした。

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 樹林が切れたところでは、富士山と本栖湖が見えました。

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ベンチも置いてあったので、小休憩をとることのできる場所です。

疲れていなかったのと、スタートが遅れたこともあったので、

少しだけ足を休めただけで先に進みました。

遠くに見えるのが、竜ヶ岳のピーク…?

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このあたりから樹林が切れて、明るい道に変わってきました。

心地よい山歩きを楽しめます。

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富士山・青木ヶ原樹海がよく展望できます。

展望が素晴らしいので、何度も足が止まってしまいました。

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地図で通過ポイントになっている石仏。

ここには東屋もありますが、イスは一部朽ちていました。

やはり富士山の展望が素晴らしい。

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 東屋から竜ヶ岳の樹林を見ると、ところどころ、赤・黄の紅葉が見られます。

山全体が紅葉することはなさそうです。

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右側に見える小さな建物が東屋。

笹に覆われた斜面の間を登山道が通っています。

樹林が切れてからは、ずっと笹の間を歩いている印象が強かったです。

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笹を揺らす風がやや強く吹いていて、少し休むと、体がすぐに冷えます。

とはいえ行動中は暑いので、ウィンドブレーカーがちょうどいい具合でした。

登山口からしばらくはフリースを着ていましたが、すぐに脱ぎました。

 

湖畔登山口からの登山道との合流地点までくれば、山頂まであと少し。

本栖湖が空の色を映して濃い青色をしています。

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笹が左右から迫ってきました。

夏場は進むのに苦労しそうな感じもします。

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道も細くなって、すれ違いに少し苦労します。

ここを登りきると、山頂です。

 

山頂はガイドブック等でも紹介されている通り、展望が素晴らしい。

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駿河湾方面は、やや霞んでいて、はっきり見えませんでした。

 

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 山頂からの富士山。

富士山はずっと見えていたので、少しだけ食傷気味でしたが…

 

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 雨ヶ岳?毛無山?

 

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 冠雪しているのは、アルプス?八ヶ岳

あまり山域に詳しくないので、どの山なのか、わかりませんでした。

 

山頂は冷たい風が強く、笹のすぐそばにシートを広げ、笹を風よけにしながら

休憩を取りました。

人も多かったのですが、ベンチはがら空きで、笹のそばの争奪戦でした。

 

帰りは先ほどの分岐を湖畔登山口のほうへ。

こちらはすぐに樹林帯に入りました。

足元が落ち葉で敷き詰められていて、落ち葉の下に小石や木の根があり、

かなり神経を使いました。

集中力を欠くと、途端に滑りそうになります。

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標高を下げていくと、緑が増えてきます。

元々、紅葉しない樹木なのかもしれませんが…

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こちらのルートは傾斜がきついところもあり、つづら折りも続きます。

登りはかなり辛そうな印象です。

展望もありませんので、登りは石仏経由のルートがよさそう。

 

分岐にぶつかりました。

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周遊歩道のほうは、樹林帯を歩くようです。

つづら折りに下りるルートは、湖畔の道路に出るよう。

どちらを通っても、最終的には合流しますが、このルートは飽きていました。

湖畔のほうに下りるルートにします。

※ただ、この案内図も実際に歩いたイメージと微妙にかみ合わない…

 

そうすると、もう1回分岐。

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この標識の右と左に道があります。

しかし、今回は案内がない。

左はすぐ湖畔の道路にたどり着きそうです。

右は周遊ルート…?

左のルートをとります。

 

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すぐに広い未舗装路に出ます。

湖畔の道路も見えるのですが、どうも歩道が狭い。

交通量も多そうだったので、そのまま未舗装路のほうを歩いていきます。

すると、このゲートが見つかります。

開いているので、そのまま進行。

 

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このような標識・案内がいたるところに出てくるので、もう安心です。

スポーツセンターというのが本栖湖キャンプ場です。

結局、周遊ルートもこの道に合流してきます。

10分ほど歩けば、本栖湖キャンプ場です。

 

石仏経由の登山道には、迷うような分岐はありません。

道も広く、しっかり整備されていますし、傾斜もきつくなく、

家族でのハイキングにもよさそうでした。

それと比べると、湖畔登山口はあまりお薦めできない印象でした。

ただ、歩行時間は湖畔登山口のほうが短いようではあります。

 

晩秋以降の山は、どこも風が強いのでしょうか…

今回、冬型の気圧配置でもなく、風はそんなに吹かないと思っていましたが、

自身の予想よりも強く吹いていて、驚きました。

冬場も積雪のない低山を登るつもりでしたが、装備も含め、

計画を練り直そうと思います。